ローズステークス (9月・GⅡ) (2016ローズS ジュエラー失速の訳は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
この敗因はいかに?
「今日は、着順を気にしていなかった。次につながる競馬ができるかどうか」
との事だが、ここまでの大敗は想定していなかったはずでは?
レースではジュエラーは好位の5番手。この決断をしたM.デムーロ騎手の狙いは「2つ」あった。
1つはこの日の阪神が雨の影響で先行馬に有利な馬場状態であったことだ。
もう1つは「先」にある秋華賞を見据えての競馬だった。
ジュエラーはデビュー以来一貫して「極端な追い込み」だった。
ここまで4戦はすべて上がり3ハロン1位を記録。
爆発的な破壊力を持つ末脚を存分に発揮して桜の女王に輝いた。だが、それでも4戦して2勝。勝つにしろ負けるにしろ、ライバルのシンハライトとの差もわずか数cmしかない薄氷だった。
…そして目標の秋華賞は京都の内回りコース。短い直線勝負に対応できる自在性が問われる舞台で、実際に秋華賞の4コーナーでポジションが2ケタだった馬が勝利したのは、20年の歴史の中で2004年のスイープトウショウただ一頭だけ。
その一方で、
これまでジュエラーは4コーナーを1ケタ着順で回ったことは一度もなかった。
デムーロの考えとしては秋華賞で自在性に勝るシンハライトに勝つことは極めて難しくなる、だからこそデムーロ騎手はあえてポジションを獲りに行く競馬を試した。試すには、ここしかなかったんだろう。
…だが、デムーロ騎手にとって計算外だったのは、押して前に行ったことでジュエラーが掛かり気味になったこと。
無論、休み明けだったことも決して無関係ではないだろう。だが、それ以上にこれまでのレースでスタートから追われた経験のない、もっといえば、いつも出たなりのレースで最後の勝負所以外でゴーサインを受けた経験がない桜花賞馬は、やはり闘争心に火がついてしまったようだ。
それでもデムーロ騎手は、すぐに馬の後ろに付けてロスを最小限に抑えようとしたが、結果最後の直線でズルズルと後退、勝ったシンハライトからは、1.6秒も突き放された11着に大敗している。
さらに付け加えるとデムーロ騎手は、最後の直線でシンハライトに後ろからかわされて以降、ほぼ追っていない。間違いなく「次」を見越しての判断であり、結果見誤ったものの、11着という大敗はそのためで着順は額面通りに受け取らない方が良いだろうな。
牝馬ながら500㎏を超える大型馬で叩かれた効果は期待できる。
桜花賞馬がこれで「終わった」と思うのは早計とは思いつつも、今回の競馬が次につながるかは少し疑問だな。
なんだか皐月賞のリオンディーズを見てるような感覚だよw
3/17にはなんとわずか20pt予想(2000円)で参加できるコースで、中京3Rにて718.4倍と136.4倍の2券種的中。…仮に500円で全て買ってたら、今回は2000円予想で合計42万 7400円の配当だ。
数年前には1000円予想の3237.5倍他全2券種的中といい、すごい。…因みに過去最強は、1000円予想で当てた6479.2倍だ(コレ)。