第34回
競馬の楽しみ方~エージェント編

競馬のエージェント制度に激震

1月末に美浦トレセンで行われた美浦所属の騎手とJRA側とで懇談会があり、今後の「騎手エージェント制度」についての話し合いがもたれ、基本方針として「専門誌及びスポーツ紙のTMとエージェントとの兼業を認めない」との通達が出たんだとか。

現状のルールは「騎手3人と減量ジョッキー1人まで」であるが、今後一年を目途に担当枠を一人に絞るという内容で話が進んでいるそうである。

ちなみに現在、JRAが今後目指す「専業エージェント×騎手一人」という条件を満たしているのは、なんと武豊と平林雅芳氏(元ホースニュース・馬のトラックマンで現在は競馬評論家)のコンビのみ。


今回の件を受けて「TMを辞めて専業エージェントに転身する」とい表明したエージェントは関西でたった2人。

逆にこの方針にいち早く反応したのが関東の横山典と蛯名で、契約していた兼業エージェントとの関係を解消したようだ。
これだけのビッグネームならエージェントなしでも馬は集まるだろうが、問題は若手騎手。…彼らは自分で営業したりする経験など皆無で、エージェントなしでの騎乗馬確保は苦しくなるというのが関係者の見解らしい。って、そりゃそーだ。(-。-;


この一報を見て思いだしたのが「男」藤田伸二
先日、生まれ故郷の道営で騎手を目指すとの報道があったが、藤田がJRAの免許を返上した理由の一つに、一部の騎手に有力馬が集中するエージェント制の弊害を強く訴え、「リーディングの順番が年頭から決まっているような世界。何が面白いのか?」と、モチベーションの低下を引退理由にあげていたな。

今回の施策はまさにこの弊害にたいしてのもの。
ならば今こそ道営でなくJRAでもいいのではないか。
過去にも一度騎手免許を更新せずに引退した騎手が復帰したケースは数例あり、物理的には不可能ではない。

個人的には是非もう一度「男・藤田伸二」の騎乗超見たいのが本音で、私以外にも同じ考えの藤田ファンは大勢いるだろう。

今回の施策に対して実際にアクションを起こした人間はまだごく僅かで、今後も状況を追いかけ続ける必要のある「エージェント制度問題」なので、この問題については随時レポートさせて頂きますね。


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