第45回
競馬の楽しみ方~セレクトセール

2017 セレクトセール開幕

いよいよ2017年のセレクトセール北海道苫小牧ノーザンホースパークで開幕した。

初日の最高値で取引されたのが母リッスンディープインパクト産駒2億7,000万円で落札者は「サトノ」でお馴染みの里見治氏

全姉にエリザベス女王杯馬、タッチングスピーチで現3歳に全兄ムーブザワールドがいる血統。
ムーヴザワールドはデビュー戦を勝った後評判にはなったものの、その後いまひとつの競馬が続いており、そもそも、この血統は晩成タイプなので、長い目で期待できる一頭となるだろう。


これに続いたのが母シルヴァースカヤディープインパクト産駒2億6,000万円で落札者は(株)キーファーズ

この馬は 今回の上場馬の目玉だ。

奇跡のタイミングと言っても過言ではないだろう。


…と、言うのは、
この馬の全兄シルバーステートという4歳馬が6月24日の垂水Sを驚異的な時計で逃げ切ったことから、このドラマは始まった。。。

シルバーステートは2歳時に7月中京のデビュー戦を2着後、折り返しの未勝利戦を勝ち上がり、一息入れて秋に復帰し、紫菊賞で快勝した。
この時点では普通の2歳馬で、この時の勝利も早い上がりを計測しているものの、普通の域を少し出た程度で、これからが真価を問われるという段階だった。

…ケドその後、屈腱炎を発症してしまったのだ…
そのため3歳時は丸一年休養することとなり、そして4歳の5月に復帰した。
この時点で、まだ降級できていなかったこともあり1000万条件からのスタートなったのだが、復帰戦は難なく勝ち上がり、この時も、屈腱炎明けで、勝ち時計、メンバーとも平凡ということもあり、当時の評価は「取り敢えずは脚は大丈夫なようだ」くらいだっただろう。

しかし、その後大きな転機がおとずれたのだ。

この後クラス再編成が行われたため、この馬の身分は勝って同条件の1000万条件だったのだが、陣営が選択したレースは格上の1600万条件だった。
屈腱炎で1年半休んだ馬が復帰戦を勝ったからといっても、常識的には考え辛い、酷なローテーションだ。
だが、シルバーステートは復帰二戦目の芝1800mをコースレコードタイで逃げ切ってしまったのだ。コレは誰の目にも衝撃だっただろう。

普通では考えられないことが起こったということと、これからどれだけ強くなるんだろうかという2つの感情と期待で驚かされたのだ。



その3週間後、セレクトセールに登場したのが、この「シルバーステート」の全弟だったのです。

この馬は「あの馬」の弟、そして「あの馬」の衝撃的な勝利から血統面も改めてクローズアップされ、この母シルヴァースカヤは名牝デインスカヤの半妹で、ニジンスキー産駒 デインスカヤからは父をサンデーサイレンスにもつ、菊花賞2着馬シックスセンスが出ていることが改めて明るみに出たのでした…

全兄の衝撃走に引きづられる形で明るみでたその良血を、ビッダーたちが見逃すハズはない。
なんと競りは「一億円」から始まったんだとか。

災い転じて福となす、なんてモンじゃない話。
兄シルバーステートのあの走りがなければ、この馬が「億超え」となることは誰もが想像しなかっただろうな。

(株)キーファーズは、2015年のセレクトセールから新規参入し、母がフランスの名牝サラフィナを 1億6,000万円で落札し、「この馬で武豊とともに凱旋門賞へ行きたい」と高らかに宣言してたんだが、「ジュニアル」と名付けられたこの馬は、先週の中京芝1400mでようやく未勝利を脱出したところ。一応、今後の活躍を楽しみにはしてる馬。
2016年には母シャンパンドーロ(母の父メダグリアドーロ)のディープインパクト産駒を2億3,500万で落札しており、競争馬名「カザン」という名でデュー予定。


まだまだ、これから続々と良血馬が上々しますので、DMM.com情報他、の続報をお待ちください。
(今回のコラムは、セレクトセールでテンション上がってる「Uスタッフ」と書きましたw)


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