第63回
競馬の楽しみ方~注目馬編

今年の「3歳牡馬♂」はコイツだ!

今年の3歳牡馬はコイツだ!2018年、最初の競馬コラムだなーw

毎年この時期になると来年のクラシックは云々となるのだが、ほんの1ヶ月前はワグネリアン(栗東・友道)が抜けていると言われていたけど、ここ最近、次から次へと凄い馬が出て来ている。
ということで、この時点での個人的な評価をしてみたいと思うぞ。

基本的には2018年は、この3強が抜けている印象。

ワグネリアン(栗東・友道)
タイムフライヤー(栗東・松田国)
ダノンプレミアム(栗東・中内田)


ワグネリアン(東京スポーツ杯2歳S勝ち)は金子真人HDゆかりの血統でディープ産駒。母系にブロードアピールがいる。普通に考えればマイラー。
金子オーナーも取り敢えず自己所有の繁殖牝馬に種付けしたら、とんでもない馬が出た!って感覚なんじゃなかろーか。距離はある程度は持ちそーだし、母系が骨太血統なんで、健康面に心配はない馬なんで個人的には良いところまでいくと思っている。


タイムフライヤー(ホープフルS勝ち)はハーツクライ産駒。ホープフルSが物凄い脚で、一気に株を上げた感じ。母の父がブライアンズタイムで母の全兄にタイムパラドックスがいる血統で、こちらも母系は頑強だ。
「ハーツクライ産駒」は「成長のハーツクライ」と言われるようにディープなどと比べると成長曲線が緩やかなのが特徴だが、それは遺伝的にハーツクライの血が濃く出るとそうなるようだ。
しかし、この時期の中山であれだけの脚を使える馬というのは滅多にいないのが事実。おそらく母の父ブライアンズタイムの血が濃く出ているために、化骨及び筋肉のつくスピードが早いので、早い段階で完成を迎えるのではないだろーか。


ダノンプレミアムはディープ産駒ですが、この馬はこれまで見て来たディープ産駒のどのタイプにも当てはまらない感じの馬。
ディープ産駒の特徴は「体型が中型で、体が柔らかく、切れる脚を使う」というのが主なのだが、この「ダノンプレミアム」は朝日杯を見ると、その全てがディープの特徴という「次元を超えている感」さえあると言っても過言じゃない。
管理する中内田調教師も現在売り出し中のようだが、調教師界のサラブレッドという観点からは言えば、物凄い経歴の持ち主。
そんなマイスターが送り出すこの馬は、もしかしたらディープインパクトの最高傑作となる「予感」さえします。



その他の馬の寸評

ルーカス(美浦・堀)
兄同様に奥手かもしれないね。現時点で人気先行だと思う。

グレイル(栗東・野中)
ハーツクライ産駒(京都2歳S勝ち)で、一応タイムフライヤーを負かしているので評価しないわけにはいかない。

ダノンマジェスティ(栗東・音無)
昨年の皐月賞馬アルアインの全弟でセレクトセールでの落札価格は 2億2千万円。昨年アルアインが皐月賞を勝った際に、音無調教師が「泰寿(池江)のやろう、余計なことをしてくれた」とプレッシャー感じてコメントしたいたって裏話もあった馬。
デビュー戦はスローの瞬発力勝負ながら上がり33秒0は秀逸。兄よりも柔らかみがあり切れがあるとのこと。

タニノフランケル(栗東・角居)
先日、稼業を次ぐために2021年で勇退することが発表された角居調教師。この馬は母ウオッカのフランケル産駒だが、今のとこ目立ったスピードも瞬発力もない。春は厳しいと思われる。



さて、
何頭か個人的に気になるところをピックアップしてみたが、まだまだこれからデビューし、クラシックに乗ってくる馬も当然出て来くるし、故障して休養を余儀なくされる馬もいるだろう。
昨年までに1勝以上した馬を取り上げてみたのだが、昨年が地味だっただけに今後も新星が突然現れても驚けない年に今年はなるような気がする。

これからもそんな馬が現れたら随時解説していこうと思う、今年最初の競馬コラムでしたw

※次週は「牝馬編」だ。


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