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競馬の楽しみ方~春競馬編 (春競馬 回顧クラシック編) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

皆さんこんにちは。いよいよ梅雨も明け本格的に夏ですね~w
この時期は、「競馬の暦」からみれば中盤戦。
この中盤戦、更には秋を見据えての馬券作戦の前に、一旦春競馬を振り返ってみようと思う。

わかりやすく月ごとに覚えておきたいレース、印象に残ったレースをクラシック編と古馬編に分けてピックアップしてみたので、皆さんも思い出してもらえると楽しめると思う。


春競馬 回顧クラシック編

1月 シンザン記念

1月のシンザン記念での勝ち馬はロジクライなんだけど、その後故障して 春はここで一旦終わりだったが、このレースの2着馬が後の桜花賞馬のジュエラーだった。
放送したアナウンサーが「矢のような伸び」と実況したように言葉通りに、もの凄い伸びだった。この時点で「桜花賞はこれか!」と思わされたが実際に勝ったからな。…この馬は新種牡馬ヴィクトワールピサの初年度産駒でもあり、「この産駒は走るな~」という印象を受けた。


2月 クイーンC

2月のクイーンカップでの勝ち馬は後のNHKマイルカップ勝ち馬のメジャーエンブレム。メジャーエンブレムは前年の暮れに阪神JFを勝っており、ここは桜花賞に向けての始動戦となったんだが、内容は驚愕のものとなった。…冬のこの時期の東京マイル戦で 1分32秒5を持ったままの5馬身差勝ちで、これは前の週の古馬重賞の東京新聞杯が勝ち馬スマートレイアーで1分34秒1。…単純比較で1秒6も早かった。

スマートレイアーはその後の阪神牝馬Sも連勝しヴィクトリアマイル4着。
既にこの時点で古馬G1級のポテンシャルを見せていたなら、牝馬ながらにNHKマイルカップを勝ったのもう頷ける。
まだ2016の秋はどの路線になるかわからないが、同世代同士の対決なら秋華賞は脚質的にも間違いなくチャンスだろうな。


3月 弥生賞、チューリップ賞

弥生賞勝ちのマカヒキは後のダービー馬となるんだけど、この時期から既にリアルに「ディープインパクト2世」を感じさせる走りだった。2016 凱旋門賞が楽しみだね。(平成28年07月04日更新の「凱旋門賞 (10月)」)

チューリップ賞勝ちのシンハライトは、ライバルのジュエラーを競り落として無傷の3連勝を飾り、この時期にマイル戦で1分32秒台で走れている訳だから、このレース2着のジュエラーと前述メジャーエンブレムは、3頭ずんどこで能力が抜けていたってことだ。


4月 桜花賞、皐月賞

桜花賞では揉まれこんで最後に失速したメジャーエンブレム…自分の競馬が出来ないと脆いという弱点を露呈してた。壮絶な叩きあいを制したのは前述ジュエラーで、とんでもない馬が出たと思ったら、残念ながらまさかの故障。早い復帰が待たれます。

皐月賞はあっと驚くディーマジェスティだったが、これはある意味人気の盲点だった。…ただ、ダービー云々を置いておいてここでメイチにつくったという話だったが、それでも坂を上ってから更に伸びた脚凄ぇ!の、一言だった。
2着のマカヒキも、この馬の激走にはこの時は霞みましたな。昨年の朝日杯FS勝ち馬のリオンディーズは、このあたりからどうにもメンタルが不安定になってきちゃったって感じだ。


5月 NHKマイル、オークス、ダービー

NHKマイルはオークスを捨てて挑んだメジャーエンブレムが貫録勝ちとなった。
桜花賞を教訓に、変に抑えず力任せに行っての逃げ切り勝ちで、2月のクイーンカップの時点で東京マイルで1分32秒台で走れていた馬、ある意味順当勝ちだろう。
父のダイワメジャーがそうだったように、早いラップを刻んで後続になし崩しに脚を使わせるという戦法があっているようだ。
これから更に成長するようなら、父ダイワメジャーを超える馬になっても驚けないだろう。ただ、距離はもって2000mってとこかな…

オークスは3強のうち2強がいなければシンハライトが順当勝ちだった。
最後は一瞬ひやっとしたけど、体当たりして進路を確保し馬群をこじ開けた勝負根性が、この馬のセールスポイントだろう。コース問わずに走れている馬なので、取り敢えずはローズステークスから秋華賞で、勝ったらJC(ジャパンカップねw)でいいんじゃないかな。

ダービーでは、マカヒキが鬼脚を炸裂させて勝った。
2着サトノダイヤモンドの上がりが33.4秒、ディーマジェスティがマカヒキと同じ33.3秒と大差はなかったんだが、数字に表れない瞬発力がこの馬が抜けていたというだろう。

2着のサトノダイヤモンドは、この時点ではここまでが精いっぱいってカンジで、瞬発力勝負に向く馬ではないので、個人的には「むしろよく走った」と感動すらしてしまったw…で、3着の皐月賞馬ディーマジェスティは、マカヒキと同じ上がりを繰り出したんだが、サトノダイヤモンドに寄られる不利もあったにはあったんだろうけど、やはり皐月賞で走り過ぎて疲れが抜けきらなかったのか、最後の一伸びを欠いたんだと思います。
…ここまでレベルの高い馬がメンバーに揃うと、皐月賞、ダービーの両方を取るのは至難の業だろうね。「マカヒキと2冠を分け合えたという事で良し」としてもいいだろう。


ちなみにマカヒキは2016年度の 凱旋門賞挑戦が決まっており、サトノダイヤモンドは案外菊花賞向きのスピード持続型なので、取り敢えず一冠を取りに行くのが無難だろうな。ディーマジェスティはマカヒキ並みの切れ者と見てるので、今年は古馬勢が手薄なので個人的には天皇賞からJCと向かってほしいですね!

…総括としては、
牝馬路線は引き続き「シンハライトが中心」と見ていいのではにだろーか。
牡馬路線で大きく強調したいのは皐月賞、ダービーともにディープインパクト産駒がワン、ツー、スリーを飾ったという事。…これは、とても大きなファクターとなっている。
…というのは、牝馬は初年度から活躍馬を出していたディープインパクトだったが、牡馬でこれだけ圧倒的な成績を残せたのは多分今年が初めてで、産駒5期目でようやく牡馬のディープ産駒の仕上げ方を掴んだと考えていいだろう。この3頭以外にも、まだまだ遅咲きのディープ産駒はこれから出てくるはずで、夏の上がり馬も当然ディープ産駒になると思いますよっ!


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2024/03/17

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今回検証するTEBIKI(テビキ)の無料予想(無料情報)は、2024/03/17の阪神11Rで提供された買い目である。

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▲ TEBIKI(テビキ)の無料予想(2024/03/17)

結果:2-6-9 シンプルに不的中の原因を考えれば、何故2着⑨ワープスピードが抜けかに尽きる。

この馬は、京都芝3000mの古都Sで3勝クラスを勝ちOP入りした後、長距離重賞の王道であるステイヤーズS(G2)で4着、ダイヤモンドS(G3)で3着と、長距離重賞での実績を積み上げてきていた馬だ。
既に前走では馬券圏内になっているのに…ローテーションもバッチリだが、何故だろう。
普通におさえられる馬のはず

対して推奨されている⑪ゴールデンスナップは、堅実無比の馬ではあったが未だ3勝クラスの馬で格上挑戦。
距離経験も2600mまでしかない。

血統的にこなせるという希望的観測はあったかもしれないが、これらの要素を⑨ワープスピードと比較すれば明らかにこちらが上。
実績が全く劣る

馬券になれば高配当となっていたであろうが、芝の3000m超のレースで牝馬というのは過去の傾向から考えても分が悪い。

果敢に狙った馬券だったかもしれないが狙い過ぎたようだ。

TEBIKI(テビキ)が提供したレース



2024/03/17

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KUROZIKA(クロジカ)と言う競馬予想サイトの無料予想(無料情報)は、馬連 ワイドの5頭BOXでの提供(各10点)といった逃げ腰予想なので、まぁこれだけ広ければワイドは当たることもある。が、当たってもほぼ取りガミ

KUROZIKA(クロジカ)の無料予想の1ヶ月検証結果的中率57%(14戦8勝6敗)の、回収率35%といったもので、一見当たってるようにも見えるが、これでは回収が追いつくことはない。

今回検証する買い目は、2024/03/17の中山11Rで提供された買い目である。

KUROZIKA(クロジカ)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ KUROZIKA(クロジカ)の無料予想(2024/03/17)

結果:4-7-2

メンバー的に逃げ先行馬が不在でペースが遅くなるのは戦前から見えていた一戦なら何故先行馬を抑えにいかなかったか?

実際に勝ち馬④シックスペンスはスローペースを3番手でしっかり折り合い抜け出しての勝利。

2着は、まんまとスローペースに落として逃げ粘った⑦アレグロブリランテ。
この馬は新馬戦を勝った後の萩Sで6着と敗れた後、短期放牧に出されていた。
復帰戦の若竹賞で馬体を22kg増と大きく増やしながら2着していたなら、成長していたと判断できたし叩いての上積みも期待できた。

今回も前走と同じ中山1800m、格上挑戦も頭数手頃と見て果敢に挑んできた馬。
調教でもしっかり動けており、展開利も予想できた
ならば、何故この馬をピックアップできなかったか?

3着②ルカランフィーストは、前走で前出⑦アレグロブリランテを負かしていた馬。
言わずもがなコース経験はあった。
2番枠を引いたことで展開利を活かす先行策に出るという予想も出来たはず。
実際に、新馬戦では先行しての勝利もあった。
ローテーション的にも、勝って叩き2戦目のここなら狙えてよかったはず。

KUROZIKA(クロジカ)が提供したレース

何故狙わない?(狙えない?)

推奨馬で敗れた⑤チャンネルトンネルは使い出しが芝の1400m、その後マイルを2戦。
この使い方を見れば、距離が長いことは想像できたはず。
実際に最後はバテてしまっていた。

今回は中山コース、少頭数、展開という要素をもう少し意識すれば何とかなってよかったレースと感じる。