第21回
海外競馬について語ってみたw

ディープインパクト産駒のサクソンウォリアー

先日イギリスから飛び込んできたビッグニュースだが、
なんと日本生産れでディープインパクト産駒であるサクソンウォリアーが、日本の皐月賞にあたる英2000ギニーを無傷の4連勝で制したって話だ。


既に英国のブックメーカーでは、きたる英国ダービーでの単勝オッズではサクソンウォリアーは抜けた一番人気となっているのであれば、今年の欧州においての世代No.1の評価を得ていると言っても過言ではないだろう。

サクソンウォリアーは、欧州最強グループであるクールモアグループの所有馬で、所属厩舎はAオブライエン厩舎という「超」のつくA級待遇
そしてサクソンウォリアーの母、メイビーはガリレオ産駒で、この配合は欧州最高の繁殖牝馬と日本最高の種牡馬との配合になるのだ。

ある意味、クールモアグループとは日本でいう社台グループのような存在で、そのエリートグループの一番馬が、なんと我が日本のディープインパクト産駒であるというのは、驚きを通り越して言葉も出なかった。



おそらくこの、世界競馬史における歴史的事件?の背景は、世界No.1騎手であるRムーアの存在なしには語れないだろう。

Rムーアは欧州ではクールモアグループと専属騎乗契約をしており、欧州競馬がシーズンオフになる秋や、クールモアグループの有力馬とかち合わない時期に 積極的に日本に短期免許で荒稼ぎしに来日する「出稼ぎジョッキー」なのは皆さんご承知かと思う。

ムーア騎手はレースでは何頭ものディープインパクト産駒に跨り、ディープ産駒の性能を熟知していたはずだし、欧州の血統事情がここ20年ほどサドラーズウェルズディンヒル系でガッチリと固められていたため、ノーザンダンサー系同士による強度のインブリード(近親配合)が危惧されていたという事情も当然ムーア騎手は知っていたはずだ。


当初はインブリードを回避する施策として、アメリカ系の種牡馬を導入したりもしていましたのだが、あまり成功した例はなかった。

ならばと、欧州トップジョッキーで日本の種牡馬のレベルも肌で感じて知り尽くしているムーアの進言も当然あったのではないだろーか。

さらにいえばディープインパクトはサンデーサイレンス産駒であり、米国血統だ。
日本に米国の「当たり」血統がいるのであれば、導入しない手はないとムーア騎手が進言していたとしても驚くよーなことではなく、むしろ自然な流れであったと言えるだろう。

そしてクールモアグループは第2、第3のサクソンウォリアー誕生に向けて既に3頭のガリレオ産駒をディープインパクトと配合するために日本のノーザンファームに預託している。
この中でも特筆すべきはサクソンウォリアーの母メイビーの全姉妹で、2016年カルティエ賞年度代表馬に選出されたマインディングで、間違いなく欧州におけるこの世代のNo.1繁殖牝馬と言える存在だ。

欧州競馬にかかわらず、世界的なスポーツイベントではアジアはこれまで後進国だった。
戦後たったの100年で、戦争敗戦国が経済やスポーツという分野において戦勝国に肩を並べるところまで来るとは誰も考えつかないことで、物理的にも相当な苦労を必要としたことだろう。

アメリカのMLBでいえば、過去に野茂投手やイチローが存在感を示したが、現在の主役は大谷翔平投手だ。
つまり、2018年はアジアのスポーツが世界基準に追いついたメモリアルイヤーであることを示しており、まさにこれからサクソンウォリアーのようなディープインパクト産駒が世界中の競馬を席巻してもおかしくない、そんな時代の幕開けがスグそこにやってきたことを意味する一年となる可能性が高いのではないだろーか。


  1. これからは、海外競馬馬券日本で買える時代になる…

  2. 日本の血を欲しがる海外の競馬界
  3. …それに対し、良血は海外には出さないようにプロテクトしてしまっている日本の競馬界。
    このままでは日本馬がヨーロッパの大きなレースに挑戦しても、「絶対に日本馬に勝たせるな」という 海外勢の厳しいマークを受けることになり、日本の競馬ファンは、これからますます海外競馬から目の離せなくなる。
    海外競馬を知ると、更なる競馬の魅力を体感できることだろう。

    ディープインパクトを筆頭としたサンデーサイレンス系種牡馬の種付相手は、どんどん海外からの 輸入馬が増加しており、 母系もサンデーサイレンスの血が多く、ディープインパクトの血を最大限に生かすには、悔しいが外国産馬との配合でないと 強い馬が誕生しにくいのが現状。

    競走馬時代を知っている馬の仔がデビューというのは、競馬ファンなら、特別な思いがあるはずだ。




  4. 血が紡ぐ競馬の未来
  5. 2015年のダービー馬ドゥラメンテ。
    人気になったのは強さもそうだが、アドマイヤグルーヴの最後の仔であることも大きく関係している。

    当時は牝馬が牡馬を倒すことが珍しかった時代に、天皇賞を制したエアグルーヴ。
    そのエアグルーヴの仔であるG1馬アドマイヤグルーヴ。
    そのアドマイヤグルーヴの仔、ドゥラメンテ。




  6. 血が繋ぐ競馬新時代
  7. 海外競馬に目を向けなければ、「この馬の母って誰?」…そんなことも日常茶飯事になることだろう。
    ジェンティルドンナの母は海外馬。
    競馬は新しい時代に突入しています。


    情報の少ない海外競馬…
    海外競馬を見ていれば、「この母馬は知らない」が「この馬知ってる!」に変わります。

    「海外競馬」を知ることで、より充実して競馬を楽しむことができます。
    このコラムでは、海外競馬に関する情報を積極的に公開していきたいと考えています。



競馬予測サイトを検索!
▼競馬・競艇検証.comのコンテンツ▼

トップへ