最終更新日:2024年04月25日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,531

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先日ジャパンカップ(JC)の展望を書きましたが、ここにきて雰囲気が一気に変わってきましたね。
…と、言うのも、ジャパンカップ(JC)の賞金が2億5千万円から一気に3億円になったとたん、昨年まで見向きもしなかった外国馬が一気に20頭も予備登録をしてきました。

そしてまず参戦の意向を表明した外国馬は4頭。
イラプト(牡3、仏・F.グラファール厩舎)本年度のパリ大賞典の勝ち馬で今年の凱旋門賞5着。パスキエ騎乗予定

イトウ(牡4、独・J.カルヴァロ厩舎)、ドイツG1バイエルン大賞典(芝2400メートル)ミナリク騎乗予定

ナイトフラワー(牝3、独・P.シールゲン厩舎)。ドイツGI・オイロパ賞
シュタルケ騎乗予定

トリップトゥパリス(エドワード・ダンロップ 厩舎、セン4歳)英ゴールドCベリー騎乗予定。


この4頭はほぼ出走確定のようです。

しかし最大の目玉となりそうなのは、14,15年と凱旋門賞で、2年連続2着に好走しているフリントシャー(牡5、仏・A.ファーブル厩舎)。
当初は、日本時間の11月1日にアメリカで行われたブリーダーズカップターフとの両睨みだったのですが、これを辞退してジャパンカップ参戦を表明しています。


遠征競馬での実績も豊富で、14年はブリーダーズカップターフ2着、香港ヴァーズ1着。15年もドバイシーマクラシック2着と、世界各国で安定した結果を残し続けていて。10月時点でのレーティングは、世界7位タイとなる123ポンドでヨーロッパのトップホースとして堂々の参戦となる模様。


フリントシャーと同じく、123ポンドのレーティングを保持しているのがフリーイーグル(牡4、愛・D.ウェルド厩舎)。
今年の凱旋門賞では6着に敗れてしまったものの、日本馬スピルバーグが参戦したプリンスオブウェールズSを制覇。現時点ではジャパンカップと香港カップの両睨みとのことなんですが、天皇賞(秋)への予備登録も済ませており、日本遠征への意欲は強そうです。同馬は来年からはアイリッシュナショナルスタッドでの種牡馬入りが決定しており、ジャパンカップ香港カップのいずれかが引退レースになるとのこと。


また、11月3日(火)にオーストラリアで行われたメルボルンカップの2着馬・マックスダイナマイト(セ6、愛・W.マリンズ厩舎)も参戦を予定。
主戦を務めるデットーリ騎手が、メルボルンカップ1ヶ月間の騎乗停止処分を受けてしまい、騎乗できないのがやや残念ですが、当馬の父は04年シンザン記念など 日本で重賞2勝を挙げたグレイトジャーニー。サンデーサイレンス系の血脈からも、日本競馬への高い適性を期待できそうです。


尚、メルボルンカップには日本馬のフェイムゲームホッコーブレーヴも参戦していたが、それぞれ13、17着という結果に終わっている。

その他にも、米GⅠアーリントンミリオンの勝ち馬ザピッツァマン(セ6、米・R.ブルーグマン厩舎)など、世界各国から強豪馬たちが参戦の意欲を示しています。


しかしたった(?)5,000万円で変われば変わるもんですね。去年も3頭の参戦があったのですがアイヴァンホウは12番人気、アップウィズザバーズは15番人気、トレーディングレザーは11番人気と全く本気度を欠いたもの、いわゆるJRAが拝み倒して来てもらった感が強かったですが、今年は賞金を求めて目の色が違うみたいです。


フリントシャーが出走してくれば人気は必至でしょうし、他の馬もここは仕上げてくるでしょう。


ほんの少しの進歩かもしれまでんが、昨年まではジャパンカップ(JC)を叩き台でメイチは香港という馬が大多数でしたが、今年は一応両にらみというところまで来たようです。
JRAがもう一工夫すれば 香港に負けない世界の競馬の祭典となるでしょう。


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2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。