最終更新日:2024年04月24日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,524

天皇賞・秋 (11月・GⅠ) (秋の大一番、天皇賞(秋)) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 秋の大一番、天皇賞(秋)

  2. 今週はいよいよ秋の大一番、天皇賞(秋)だ。
    この2週間は台風に悩まされたが、なんとか今週末は良い馬場で見たいですねー。

    さて天皇賞(秋)の主役となるのは、やはりなんと言ってもアーモンドアイサートゥルナーリアの、両 ロードカナロア産駒だろう。
    天皇賞でアーモンドアイVSサートゥルナーリア
     


    2頭ともノーザンファーム産で、
    アーモンドアイシルクレースホース所属サートゥルナーリアキャロットファーム所属と分かれてはいるが、生産者が同じなので、ほぼほぼ同馬主と考えていい。

    そしてアーモンドアイはノーザンファーム天栄仕上げ、サートゥルナーリアはノーザンファーム信楽仕上げだ。
    ノーザンファームが誇る外厩牧場の 東西対決となるので、そういった見方での楽しみも今回はあり、牧場の方も力が入る一戦となるのは間違いない。


    鞍上は、
    アーモンドアイルメール
    サートゥルナーリアスミヨン
    という形に落ち着いたが、おそらくお手馬がかち合ったルメールが、自らアーモンドアイを選んだんじゃないだろうか。
    また同時にノーザンファームもスミヨンを事前に確保していなければ、こうもスムーズに交代劇は進まなかった様に思える。



  3. 馬主的に、どちらに勝たせた方がいいのか?

  4. ただ、現実的に「どちらに勝たせたいか?」…という話になると、そこはやはりサートゥルナーリアとなるだろう。

    …何故ならアーモンドアイは牝馬ということで、もう十分賞金も稼ぎまくったし、今後は繁殖牝馬になるしか道は残されてないけど、サートゥルナーリア種牡馬としての未来がほぼ約束されているので、ここでもう一つ勲章が欲しいところだ。

    そういった心情も今回のレースに表れるだろうか。



  5. 舞台は、東京芝2000m。

  6. さて、舞台は東京芝2000m
    第104 回 天皇賞(秋)、1991年に武豊騎乗のメジロマックイーンが1着からの18着降着という事件があった舞台だ。

    その時の降着の理由は、最初のコーナーでメジロマックイーンがスタート直後に外枠から強引にインを取りに行ったため斜行し、他馬を妨害したという判定となり、結果18着の降着となった競馬史に残る有名なレースだ。

    その後コース改良がされ、多少は最初のコーナーが緩やかになってはいるが、それでもスタートしてすぐに鋭角にコーナリングしなければならないコース設定はいまだに健在で、外枠の馬は毎回ロスを強いられるコースだ。


    …そんな「東京芝2000m」なので、アーモンドアイとサートゥルナーリアの2頭が揃って外枠を引く様なら波乱の目も十分にありえるだろう。


    そこで2頭に続く馬はどれか?と、登録馬を確認したところ…おっと。ダノンプレミアムの名が。

    安田記念では他馬と接触して最下位入線し、はたして現役復帰出来るのか?と一時は騒がれたが、川田騎手を確保しここ出走なら幸い怪我の程度が軽症だったということだろう。


    前記した様このレースはにコース形態を考えると最初のコーナーでいい位置を取れる馬が有利な舞台なので、内枠を引いた馬、もしくは逃げ馬にコースは有利に働く

    ならば」ということでアエロリットか。
    毎日王冠こそダノンキングリーの鬼脚に屈したが、走破時計は上々で、秋初戦ということを考えればもう一段上げてくることも予想できるし、おそらく単騎逃げになりそうだからアエロリットは「台風の目」になるんじゃないだろうか(リアル台風はこりごりだが)


    問題児のデムーロは?
    ゴーフォザサミットに騎乗するようだが、自業自得とはいえ「M.デムーロいよいよ本格的にピンチ」にも書いたが、乗り馬の質の低下は歯止めが効かない様だな。

    それと、今年は「過去最強の布陣・外国人騎手来日!」でも書いたように今後デットーリ騎手や、マーフィー騎手ムーア騎手といった世界の一流どころの騎手が来日予定なので、ますます騎乗馬確保が難しくなるのは確実で、デムーロは先週ブレイクしたシュタルケ(月曜東京で3連勝を含む4勝)にも乗り馬を奪われてもおどろけないという「危険水域」に来ていると言えるだろう。
    色々な人間模様もありますます面白くなる秋競馬だ。


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2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。