第51回
競馬の楽しみ方~血統編

2017年 良血馬続々デビュー

皆さんこんちはー、暑いっスね。

夏競馬も中盤を過ぎ、競馬のカレンダー上では、お待ちかねの秋競馬が既に見えて来た感じですね!!
そして、秋が近づくにつれて、新馬戦のレベルが上がってくるのもこの時期だろう。


先日も、新潟の新馬戦で父フランケル母ウオッカとい超良血馬「タニフランケル」がデビューしたとこだ。
残念ながら2着に敗れたケド、相変わらずこの血統は大きく出るようで、500kgを超す馬体は明らかに余裕残しだった。 使って次は面白そう。



これより一足早く札幌でデビューし、新馬勝ちしたのが今年のダービー馬 レイデオロの全弟レイエンダで、レース後はルメールのリップサービスもあるとは思うけど「兄よりいいくらい」とも言われてたw

…しかし好事魔多しか、先頃骨折が発表された…
故障箇所は両前脚で左膝に小さな骨片が発見され、右膝にトゲ状の骨膜ということだけど、個人的には、この時期に早くが見つかってまだ良かったんじゃないかと思っている。
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…と言うのは、
昭和の時代の話なんだけど、昔は「若駒の脚元にソエが出ると赤飯を炊いて祝った」とか言ってたそうで、その理由としては「ソエ」が出るということは、それだけ脚力があるということの裏返しなので、骨さえ固まれば大物になるという期待を込めて、このような祝い事をしていたそーだ。

…だとすると、レイエンダの骨折も、これに似た症状と考えれば、そこまで悲観することではないと思っている。
むしろ、治療する時間がたっぷりあるので、「早期発見が功を奏した」と言っても良いのではないかと思っている。(全治6ヶ月との発表があった)



一昨年に皐月賞、ダービーを制したドゥラメンテも、この兄弟と同じ父のキングカメハメハだったが、この馬もダービーの後に両前の骨折が判明されてたからね。

ただ「ドゥラメンテ」の場合は、化骨がある程度進んだ後の骨折だったで時間がかかり、結果、再度脚を痛めて引退の憂き目となったが、思い起こせば、両前にダメージが出るということは走る馬に現れる「吉兆」とも言えるのではないかと改めて思ったよ。

レイエンダはキャロットファーム所属の馬なので、馬の現況を会員に知らせる義務があるために今回の発表に至ったのだが、これがもう少し規模の小さな牧場でしたら、おそらく発表さえもされなかったのではないだろーか。

兄のダービー馬レイデオロも、デビューから2戦した後「ソエ」で約半年の休養している。
おそらくレイエンダは故障が完治して戻ってくる頃には、更にパワーアップしていることだろう。
間違いなく注目馬だ。


第48回
競馬の楽しみ方~血統編

2017年 新馬戦

2017年 新馬戦夏競馬も一応、福島、函館、中京と終わり一区切りとなったところで、
今回は気になる新馬勝ち馬を何頭かかピックアッップしたいと思う。


まずは、
先週日曜に土曜に行われた芝1600m戦を勝ち上がったキャロットファーム所属ロードカナロア産駒トゥザフロンティアという馬だ。
母がエリザゼス女王杯勝ち、ドバイWC2着のトゥザヴィクトリーという超一流繁殖牝馬で、過去10回の種付けのうち6度キングカメハメハを付けられているあたりは期待のほどもお分かりだろう。

血統面だけなら中京開催で1、2を争う血統だ。
しかし騎乗したホワイト騎手のコメントはかなり「トホホ」なものだった。

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以下競馬ブックより抜粋
「僕のキャリアの中でも抜けて子供っぽかったけど、それでも勝ったんだから能力が抜けていた。
ゲートを出て200mくらいからいうことを聞かず、4角手前あたりから押して行かないとダメだった。前に並んでようやく能力を見せてくれたし、大分、学習はできたと思うよ」

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…とのこと。
裏を返せば「これが本当に日本の評判馬なのか?」と思ったんではないかと思う。

同日にはエイシンフラッシュを父に、母型にビワハイジをもつブエナビスタの近親アーデルワイゼも勝ち上がった。
こちらの馬に騎乗したのは、若手売り出し中の荻野極騎手。案外あっさり勝てたようなことを言っていた。
謹慎にブエナビスタがいる血統で、この馬はシルクRH所属の馬。おそらく使い分けたんだろーな。


そしてもう一頭、実は勝ててはないけど、大注目だった馬が一頭いた。それは…
7月16日の中京芝2000mの新馬を使われたヘンリーバローズという馬。


実はこの馬、全兄にシルバーステート弟に先日のセレクトセールで2億6千万円で落札されたシルバースカヤの2016がいる超良血馬。
父は全てディープインパクトという、まさに馬の華麗なる一族
残念ながらデビュー戦は勝てなかったが、遅かれ早かれ勝ち上がってくるだろう。

今週から始まる新潟開催は、さらなる良血がスタンバイしています。
近年の新潟2歳Sは2013年のハープスターや イスラボニータをはじめ、良血馬がステップレースに選ぶ傾向にあるので、これから始まる新潟の新馬戦にも注目ですなw


第43回
競馬の楽しみ方~血統編

2017年新馬戦ネタ

春の東京開催も残るところあと一週で今週からは函館が始まる。

今回は先週の引き続き「新馬戦ネタ」を紹介しようかな。
注目は日曜東京に組まれた芝の二鞍で、牝馬三冠のアパパネの第二仔のディープ産駒がデビュー勝ちした。

馬主は母同様金子真人氏で、それにしても「ジナンボー」という名前はどうなんだろうねw
まぁ、馬を何頭も所有しているからこのような変わった名前をつけられるんだろうけど、もしもやっとなれた馬主なら、もっとカッコいい馬名にするだろうな…

一番仔は、土曜の未勝利に偶然出走してた「モクレレ」という馬で、これはハワイ語で飛行機」という意味を示す名前なんだとか。
残念ながらまだ未勝利だけど、こっちはハワイ通の金子オーナーらしい、さわやかな名前だ。
因みに、母のアパパネハワイに生息する赤い鳥に由来しているそうだ。

・・・それにしても「ジナン ボー」とは・・・。


ジナン ボーは、デビュー前に何らかの不安を抱えてデビューさえおぼつかない可能性があったんだろうか?
そうでなければこんな投げやりな名前(?)はどうかと思う。…まあ、話題の産駒のデビュー勝ちは、競馬を盛り上げる意味でもいいことだ。



もう一鞍はアイルハヴアナザー産駒ホーリーレジェンドという馬。
今更アイルハヴアナザーを取り上げて。
どういうつもりかと思われる方も多いかと思うが、このレースは芝のマイル戦だった。

マイネル軍団期待の新種牡馬としてアメリカからやってきたこの「ホーリーレジェンド」は、蓋を開けてみればやっぱりダート種牡馬で勝ち上がる産駒もほとんどがダート。
しかしこの「ホーリーレジェンド」は、生産がノーザンファームで所有も吉田勝己氏。勝ち時計も水準以上で、その滑らかな走りは完全に芝馬のそれ。


正直なところ、だった。その勝ちっぷりだった。を見て、いい走りをするなと思ったので血統を調べたらアイルハヴアナザーだったので驚いた次第だったのだ。

あらためて5代まで遡ってアイルハヴアナザーの血統を調べてみると、ふむふむ、これはアドマイヤムーン匂いが少しするね。
アドマイヤムーンエンドスィープの産駒で宝塚記念勝ちのスイープトウショウも同じ父を持ち、ともに父の父はフォーティナイナーだ。
フォーティナイナーもアメリカの至宝と言われた馬で、基本的にはバリバリのダート馬なんだけど、隔世を経て芝の大物を出すことがあるのです。

ホーリーレジェンド…暫く見守りたい一頭だ。


第42回
競馬の楽しみ方~血統編

2017 新馬デビュー

春の競馬もそろそろ一段落し、先週からは新馬戦がスタートしましたねー。
4鞍行われた新馬戦、勝ち馬の種牡馬をみて「なるほど」と唸らされた。

土曜
阪神5R 芝1600m  ケイアイノーテック ディープインパクト産駒
東京5R 芝1400m  ヴィオトポス    マツリダゴッホ産駒

日曜
阪神5R 芝1400m  ヴァイザー     ロードカナロア産駒
東京5R 芝1600m  ステルヴィオ     マツリダゴッホ産駒

普段、私はこの時期の新馬戦にはあまり頓着していないんだけど、今季の現状並んでいる種牡馬の顔ぶれを見ると「社台グループしてやったり」だなって感じた。


ケイアイノーテック」はディープインパクト産駒、父は今更の説明は不要ということで、母ケイアイガーベラはミスプロ×ダンジグというバリバリのアメリカ血統。バランスは悪くない!

ヴィオトポス」はマツリダゴッホ産駒。…マイネル軍団らしく、早めの仕上げでのアピールでしょうか。
個人的にはサンデー系の種牡馬ではかなりいい血統構成と感じていたマツリダゴッホがマイネルに囲われているというのは、イコール繁殖に恵まれないということなので少し残念。



さて、ここからが本番。
…というのは社台期待の新種牡馬二頭が、新馬解禁初日に勝ちあがるのは、狙ってできる芸当ではないが、
狙わなければ出来ない芸当でもある。


東京5Rに登場した新種牡馬は「ステルヴィオ」の父ロードカナロアを筆頭に、ストロングリターン、エイシンフラッシュ、ローズキングダムの5頭は全て社台系新種牡馬だったのだが、勝ったのはロードカナロア産駒のステルヴィオだった。
しかも、スプリント王の子供がマイルで新馬勝ちというのは絶大なインパクトで、更には堀厩舎から出走した1億3000万超えの良血ディープ産駒でモレイラ騎乗のサトノオンリーワンを負かしたのも含めれば、ダブルインパクトといえただろう。

阪神5Rは登場したのはエイシンフラッシュとノヴェリストのみだったが、ピンポイントでヴァイザーを勝たせたのはナイスとしか言いようがない。


ロードカナロアノヴェリストはともに非サンデー系で種牡馬としての利用価値は、今後の活躍次第のところもあるが、血脈的な側面を考えれば非常に高いだろう。
ステルヴィオの父、ロードカナロアは短距離志向的な側面があるが、父キングカメハメハに往年の勢いが失われつつある現在においてはとても貴重な種牡馬と言えるのではないだろーか。

ノヴェリストに関しては、アイルランド産馬で競走成績はドイツで、ドイツの至宝という声も上がってるそうだが、血統面からは、ハッキリ言って全く傾向はわからない。

まぁ、一応調べてはみたけど、それでもわからない。データが見当たらない。
「タイプとしては○○」とでも言えればもう少しなんとかなるんだが、血統には詳しいと自負しているつもり(笑)の私だけど、比較対象さえもわからないから、なんだかスッキリしなくて気持ち悪い。「ノヴェリスト」については今後徐々に解明されるとは思うので、折に触れてお知らせしますw


ノヴェリスト」について、とりあえずわかっている事。
バーラム系に属するようだけど、全くの亜流血統のようだ。…これ以上は調べてもおそらく無駄じゃないかな。。
母系は超重厚なヨーロッパ血統。
超高速馬場だった2013年のキングジョージで圧倒的な競馬を見せたこと。
オークス馬ソウルスターリングの母父であること。


…少し脇道にそれたが、来る7月のセレクトセールには、この2頭の産駒が多数上々されるので、この週にこの2頭が勝ち上がるのは社台SSにとってはこの上ない勝利であったと言えるね。
そして社台SSにとって重要なレースで勝ち星をとるようなことがあると、もしかすると「士気」だけなのかもしれないけど、「なんかあるのかなー」と、知った上で馬券を買うと良いことがあるかもね。


第27回
競馬の楽しみ方~血統編

ハービンジャーに注目

前回のコラムで、最後にステイゴールドが出てきたところで終わったので、そのまま「血統に話」をしよう。

今回は今年私が注目している種牡馬の話をしたいと思う。

今年私が注目している種牡馬3歳世代で特に注目したいのが、ハービンジャーです。


現在社台系の繁殖牝馬サンデーサイレンス牝馬、さらにはサンデーの子供たちの牝馬で飽和状態となっている。

そうなると、サンデー系につける種牡馬としては現状は二択となってしまう。

まずは「キンカメ」ことキングカメハメハ、次にハービンジャーとなり、実績的には断然キングカメハメハなんだけど、やはり結構高齢化しているため全盛期と比べると少々物足りなくなってきている。


そこで牧場のほうでも次に続く種牡馬をということで選んだのが、ハービンジャーだ。
スピード系のノーザンダンサー種牡馬ということで素材としては申し分のない種牡馬だが、新種牡馬というのは、その成長曲線をつかむのに時間がかかるものだから、マカヒキを筆頭とする現4歳のディープ産駒をディープの完成型とするのであれば、ここに至るのに5年の歳月がかかっているというのが現状なんだよな…待ち遠しい。

当歳、1歳、2歳と育成の段階での負荷のかけ方のさじ加減のノウハウは、時間とともに蓄積されていくものなので、ディープで5年かかったのなら、それくらいでようやくディープ産駒の作り方がわかってくるようになったという事だろう。


ハービンジャーは今年で3年目。
そろそろ成功と失敗のノウハウは蓄積されていい時期。繁殖牝馬の質も高いので、今年はブレイクの予感がする…と、期待しているのは私だけだろーか。
同時に、今年はディープ産駒で抜けた馬がまだ出てきていないように、残念ながら意外に不作の年なのかもしれない。

まぁ、そーなるとますますハービンジャーの出番があるかも。ってことになる。

今年のクラシックは、ハービンジャーに注目しとくといーんじゃないかな?

第4回
競馬の楽しみ方~血統編

3歳クラシックから紐解く血統の勢力図の異変。

桜花賞を制したのはキングカメハメハ産駒レッツゴードンキ
皐月賞を制したのもキングカメハメハ産駒ドゥラメンテ

これまで産駒がデビューして以来、桜花賞を完全制圧してきたディープインパクト産駒の連勝が止められた

2004年の日本ダービー馬キングカメハメハ
2005年の日本ダービー馬ディープインパクト

ほぼ同じ世代で、日本ダービーをその強烈な強さで圧倒した、2大最強ダービー馬

父親になった今、現役時代は戦うことになかった、この2頭が強烈なライバル関係を築きあげている。
他の追随を許さない、その横綱的ポジション。


サンデーサイレンスの血が入っていない良血肌馬にはディープインパクトの血が配合され。
サンデーサイレンスの血を受け継ぐ良血肌馬にはキングカメハメハが配合される。

2強時代。

この勢力図を書き換えることができなかったマンハッタンカフェ産駒ルージュバック
5月のオークス、そして日本ダービーは、ディープインパクト産駒が巻き返すのかどうか

ダービーは、皐月賞であの強さを見せられたら、ドゥラメンテ2冠濃厚というのは否めない。
オークストライアルダービートライアルで、化け物が登場してくるのを楽しみにしておきたい。

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