第95回
競馬のオハナシ~番外編★

飲酒運転が大影響


今年の7月、1人の調教師の飲酒運転により、厩舎の勢力図に大きく影響が出て来た。


…その話の前に「厩舎のおさらい」をしておこう。
関東では安泰の上位3トップの厩舎は、藤沢和雄厩舎堀宣行厩舎国枝栄厩舎。そしてプラス「その他」というのが関東厩舎大体の勢力図だ。

関西では毎年1〜5位が入れ替わるのも特徴で、常連組では矢作芳人厩舎音無秀孝厩舎池江泰寿厩舎藤原英昭厩舎角居勝彦厩舎が1〜5位のしのぎを削っていたのだが、ここに割って入ったのが超新星中内田厩舎

どの厩舎も中堅で今が一番稼げる年齢の調教師が多いため、このラインナップに割って入るのは至難の技のハズだったのだが、そんな中で開業4年目で5位以内に入る勢いの中内田厩舎は異例の早さ」だ。

中内田調教師の場合は、日本で最初に誕生した育成牧場である信楽牧場の社長が父親という、超の付くサラブレッドで、中内田調教師本人も優秀な調教師になるべくきひたむきに努力した結果、まわりからの信頼も厚く今の地位を獲得した人物だ。
なのでこの実力は決して父親の「お譲り」ではなく、本人の努力という納得できるストーリーといえる。



…さて、関西のリーディングの現状はこのような状況で、そんな中リーディング常連厩舎ではあるが、唯一全国一位を獲得したことがないのが藤原英昭厩舎
そんな背景もあってか、今年は年初からロケットスタートを決めてここまで1位の座をキープし続けているのだが、ここに来て藤原英昭厩舎の悲願を打ち砕く可能性を秘めた「事件」が発生した。



その「事件」とは関西リーディングの常連であった角居勝彦調教師が今年7月に飲酒運転で逮捕され調教停止になったこと。
飲酒運転の基準値である0.15ミリグラムをわずかに超えた0.18ミリだが、完全にアウトだ。
競馬の角居調教師が飲酒事故で逮捕 
↑角居調教師が飲酒事故で逮捕された
そしてその影響で、

「角居厩舎」の管理馬は、暫定的に栗東の「中竹厩舎」の管理馬となった。




その結果、中竹厩舎は角居厩舎に所属していた馬が勝った場合も、管理する中竹厩舎の勝利とカウントされるため、中竹厩舎は一気に全国調教師リーディングの2位に躍り出ることとなった。

中竹厩舎の勝利数だが、昨年は24勝。今年は既に43勝。それもそのはずで、中竹厩舎がJRAから貸与されている馬房数は22、角居厩舎が30

つまり、
52馬房をフル回転して使える状態なのだから。


中竹厩舎は、超・タナボタだ。



これに対して先ほど話してた、唯一全国一位を獲得したことがない藤原英昭厩舎は28馬房、この状況で逆転されないほうが不自然だろう。

このせいで、万が一にも藤原英昭厩舎がリーディング1位を獲得することができなかったら…藤原英昭厩舎のせいではない「不幸」なハナシだけど、現時点で想像できるのは関係者を失望させ、競馬ファンの掲示板で相当ディスられるかもね。別に悪くないんだけど…


今後、さらに大ごとになる場合、中竹厩舎が勝っても今年だけ特例で「参考記録扱い」になる事もありえる。
何にせよ過去に前例がないため全く想像がつかない。


現在は名目上管理しているのが中竹厩舎に変わったというだけで、角居厩舎のスタッフはそのままの状態で角居厩舎の番頭格の人物が管理馬を仕切っているという話。
コレがいつまで続くのか。

角居調教師の処分期間はまだ正式に決定されていないが、、過去の事例と照らし合わせると6ヶ月程度と言われている。
調教停止となったのが7月であるため、年内はこの状況が続くことが予想される。

角居厩舎所属であった人馬は「中竹B組」と揶揄されてる。

事は諸々、複雑な様相を呈しているが、このゴタゴタの行方が気になっているのは私だけではないはず。
今後の成り行きに注目だ。


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