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競馬の楽しみ方~騎手編 (何処まで続く?ルメール・ファースト) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. モレイラの試験、結果発表

  2. 昨年のこの時期にもてはやされた流行語は「忖度」だった。
    競馬界でも武豊と、キタサンブラック内枠ばかり引き当てる「忖度」が話題になってたね。

    この秋は、夏の札幌開催で「雷神」モレイラが鬼神の騎乗ぶりで盛り上がっところに、競馬検証.comの競馬コラムでも何度かふれた「JRA騎手試験受験」という話題まで付加され、夏から秋にかけては「モレイラ一色」といっても過言ではなかったが…

    結果は「一次試験不合格」。


    これが原因でモレイラ本人も「ハートにハードパンチを喰らった気分」と相当落ち込んでいましたね。
    今年の 秋は短期免許で騎乗するモレイラだが、現時点で夏ほどの勢いはなく、モチベーションも低下したのか現在のモレイラの勢いは少々フェードアウト気味。

    かなーりの、ハードパンチだったみたい。来年度以降については未定だ。



  3. ルメール・ファーストの真骨頂

  4. これに取って代わり息を吹き返したのがC.ルメール
    この秋はスプリンターズSから始まりGⅠが4度行われたが、既に内3勝という激勝っプリ
    そして年内に行われる今後のGⅠも、各カテゴリーで自分が乗りたい馬を選べる状態となっているのが現在のルメールだ。

    今後のルメールのGⅠ騎乗予定馬を見てみると・・・
    -----------
    11月11日(日)エリザベス女王杯ノームコア(古馬との力関係は鍵だが今年の3歳はハイレベルであるため脈はあるとみていい)。
    11月18日(日)マイルCSモズアスコット(不利なく回ってくれば十分以上に勝ち負け濃厚)。
    11月25日(日)ジャパンCアーモンドアイ(モノが違う可能性大)orレイデオロ(状態次第で勝ち負け)。
    12月2日(日)チャンピオンズCゴールドドリームルヴァンスレーヴさえ負かせば)。
    12月9日(日)阪神JFor香港C:阪神で騎乗の場合はグランアレグリアに騎乗予定で、まず勝ち負けに。
    -----------

    ディアドラ香港Cに選出されれば、おそらく香港遠征となる可能性が大。
    ただその場合、外国馬との兼ね合いもあるから勝ち負けに関しては微妙なところだ。
    さらにはモズアスコットが香港マイルに選出される可能性も高く、この日は香港での騎乗が濃厚。


    さらにはここがルメール・ファーストの真骨頂で、牡馬勢にこれと行った駒がいない藤沢厩舎が、牝馬のグランアレグリアをルメール・ファーストで朝日杯FS(12月16日)にスライドさせてくる可能性も十分考えられる。



  5. ルメールに抜かれる!

  6. …そして、この時期にまだ話題に上がっていない、新事実が…

    JRAのGⅠ最多勝記録は 6勝武豊2度、安藤勝己、池添謙一)なのだが…
    ルメール騎手は、既に現時点で6勝しタイ記録。

    そのうえ、まだ年内に7度の騎乗機会を残している

    これだけ質の高い騎乗馬が揃っていれば、単独最多勝記録を作るのはさほど難しい事ではないように思えるので、この記録を樹立し、今年の「ルメール・ファースト」は幕を閉じる事になりそうだ。


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2024/03/23

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▲ らくらく競馬の無料予想(2024/03/23)

結論から言えば何故、勝ち馬⑥シュトルーヴェ、2着⑩クロミナンスを抜けにして、⑧アドマイヤハレー、②マテンロウレオをピックアップしたかが勝負を分けた。

勝ち馬⑥シュトルーヴェは新馬、未勝利こそ敗れてはいるものの3戦目で勝利してからは1勝クラスでで2着。
その後1勝クラス、2勝クラスの特別戦を連勝し、昇級初戦の3勝クラス美濃Sで2着、その後のジューンSでも連続で2着目処クラスに目処を立てた。
デビュー3戦目の未勝利勝ちから、6戦し3勝2着3回パーフェクト連対は評価できたところ。

3走前の日本海Sで7着に敗れてはいるものの、勝ち馬は後の菊花賞馬ドゥレッツアでいくらも負けていないなら内容も悪くなく、実際に前走のJCベストレース記念(ハンデ戦)ではトップハンデを背負いながら勝っているなら、昇級でも見せ場以上を期待できていい馬

しかもその前走は、休養中に去勢し迎えた一戦。
そこを難なく勝ち切ったのであれば、気性面の成長も加味できた
しかも、管理するのは関東の名門堀厩舎だ。

対して、らくらく競馬の推奨馬としてピックアップされた⑧アドマイヤハレーは、3勝クラスに昇級してから9着、14着、8着と見せ場もない競馬
2走前に3勝クラスの迎春Sを勝ってはいるものの、ここは7頭立ての5番人気での勝利なら、余程恵まれたものと言える。
実際、前走のAJCCは見るも無残な12着の最下位入線

この2頭の臨戦過程を比較した時に、⑧アドマイヤハレーに一体どうしたら食指が動くのか?

さらには、2着⑩クロミナンスは前走のAJCCで3着と、⑧アドマイヤハレーに1.9秒差と決定的な力の違いを見せつけている。

らくらく競馬が提供したレース

もう一頭の推奨馬②マテンロウレオはいかにもムラな馬。
3歳時にきさらぎ賞勝ちがあり、その後も重賞で2着が2回あるが、近7走で馬券圏内はなかった

大きく負けたかと思えば僅差の競馬もしていた馬で力はあるのだろうが、鞍上横山典がずっと乗り続けているにもかかわらず勝ち負けまでには至らないところをみると、かなり乗り難しい馬と判断できる。

②マテンロウレオを切りきれなかったのはわからないでもないが、少なくともアドマイヤハレーは一刀両断できてよかったはず

このあたりを考慮できていればまだ結果は変わっていたかもしれない。
…因みに翌日の3/24も不的中だった。



2024/03/24

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まず、一頭軸の軸が馬券圏外では話にならない。

③ダノンフューチャーは、未勝利を勝つのに7戦を要した馬。
その直後、ダービートライアルのプリンシパルSに挑んだが見せ場なく10着。
自己条件に戻し、適鞍のダートを使われたが9戦して全くいいところなし。
10戦目に福島に初遠征して3着。
一戦挟んで小倉で2着。
このクラスで馬券になったのはこの2回のみ

中央場所では全く歯が立たず、ローカルの弱メン相手にようやく馬券圏内を2度確保したが、振り返って確かめてみるとダートで1秒以上負けているレースが10回。

中央のコース全く通用していないのは明らかで、今回は中京であったが坂のあるコースでの馬券圏内はゼロ

要するに非力なのである。
何処をどう切り取ればこの馬を軸にできるのか?

ダノックスの良血で血統は悪くなく、鞍上もそれなり以上のジョッキーを配しし続けたのに全く身にならず。
既に底が割れている馬なのは明らかで、理解に苦しむ

対して、勝った③レッドラグラスは既に前走でこのクラス首差2着と目処を立てていた。
休み明けの一戦を叩き状態が上がってきたのは確かで、休む前より馬が良くなってきていたのもまた確か。

川田、中内田厩舎の黄金コンビで買い材料は十二分だった
どうしてこっちを軸にしなかったのか?

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最下級条件だからこそしっかり軸を決めなければならないのに、軸馬選びがここまで杜撰だと相手馬どうこう論ずるのは不毛。
競馬は記憶の勝負だ
よく覚えておきたい。