第111回
競馬の楽しみ方~騎手編

D.レーン騎手、25歳の台風の目

  1. D.レーン台風!オーストラリアより上陸

  2. 先日の「ルメール・ファーストでM.デムーロの心情いかに?」という競馬コラムにも登場したD.レーン騎手

    オーストラリアから3週間前に来日した時点では「D.レーン? ダレ?」という状態であったはずの豪州産のジョッキーが、わずか3週間で、日本の競馬の頂点に立とうとしているのをご存知だろうか?
    ダミアン・レーン騎手の画像 
    ↑大活躍のダミアン・レーン騎手



  3. D.レーン騎手の活躍っぷり

  4. D.レーン騎手は来日2日目にして、いきなり3連勝を含む4勝
    しかも外国人騎手が対応に苦しまされることが予想されてたダート競馬でもあっさり勝利し、そのD.レーン騎手の鮮やかな勝利に「」だったので調べてみたとこ、オーストラリアでもダート競馬の経験は豊富にあった騎手のようで、D.レーン騎手にしてみれば「何を今更?」といったとだったらしいw

    そして来日3日目にして新潟に遠征し、初の重賞騎乗となった新潟大賞典(GⅢ)では16頭立ての8番人気。しかも、初の重賞騎乗であるだけじゃなく重賞初挑戦のメールドグラースを勝たせ、俄然存在感を示したのだ。

    2週目は1勝しかできなかったものの、芝、ダート問わず馬券に絡むこと7回とまたもや躍進して身元引き受け人である社台グループからの評価は上がりっぱなしだw

    それと、2週目にはある事件が発生した。
    この事件についても先日の「ルメール・ファーストでM.デムーロの心情いかに?」で書いたが、その週に行われたGⅠ・NHKマイルCでルメール騎手が騎乗グランアレグリアが斜行による失格処分を受け、その為ルメール騎手は騎乗停止になった

    ルメール騎手が騎乗停止になったため、向こう3週間にルメール騎手が騎乗予定であったノームコア(ヴィクトリアマイル)、コントラチェック(オークス)、サートゥルナーリア(ダービー)は「全て」レーン騎手に乗り替わることが決定した。


    騎手からの乗り替わりで、しかもレコードのおまけ付き
    …更に5/12の日曜、この日はヴィクトリアマイルでノームコアに騎乗したのだが、ルメール騎手からの乗り替わった馬の中では最も勝つ可能性が低いとみられていた馬で、なんと、


    日本のGⅠを、2度目の騎乗で勝利


    …という、とんでもない大偉業を達成したのだ。
    しかも、この日もレコード勝ちのオマケ付き。


    この日の東京競馬場は芝コースの状態が良く、ある程度速い時計で決着することは予想されていたが、それでもペースをしっかり読みきって、道中それなりの位置を取らなければ勝てなかった競馬だ。
    結果、2着のプリモシーンとは同タイムながらクビ差勝利となり、この違いは外をまわした2着プリモシーンに対して、内目のポジションで距離ロスを極限まで抑えたコース取りをしたD.レーン騎手の「腕」の違いとしか言いようがなく、2着の福永騎手も「マジかよ???」と、言いたくなるくらいの完璧な騎乗だった。

    更に驚いたのは、同日の最終レースだ。
    出遅れ癖のあるイーグルバローズという馬に騎乗していたのだが、案の定かなりの出遅れ。普通なら終戦となりそうなところを最後方から上がり最速の脚で全馬ゴボウ抜きで勝利しました。しかもダート



  5. D.レーン騎手、25歳の強さ

  6. 正直、これまで過去から現在にかけて、デムーロ、ルメール、スミヨン、モレイラなどの騎乗を目の当たりにして来ましたが、D.レーン騎手ほどの「腕達者」は久しぶりに見た


    彼のストロングポイントは「ブレない」ことだろう。
    D.レーン騎手が馬を追い出すと、とにかく馬が最短距離を物凄いスピードで真っ直ぐ進んでいき、「豪腕」と言われる騎手の多い外国人勢だが、25歳という若さも手伝って相当な腕力が彼にはあるんだろう。

    また、元騎手の安藤勝己も「上半身の安定感が凄いし、落ち着きも追い方も25歳らしからぬ老獪さ。普通ならプリモシーンが差し切っていい立ち回りをそれで凌ぎきったのには脱帽しかない」とベタ褒めしてたからな。

    春のクラシックオークス週ダービー週が残っているが、ダービーで騎乗予定のサートゥルナーリアは、牧場関係者が必要な「通過点」と考えているのであれば、よりハードルが高いのはオークスになりそうだ。
    ここで騎乗予定のコントラチェックだが、抜けた馬がいない中の一頭という評価が妥当で、乗り方次第では「なんとかなる」馬と言える。
    4週間でGⅠ・3勝?「令和の競馬」は既に我々にとって未体験ゾーンに突入しているようだw



  7. D.レーン騎手の短期免許が切れる

  8. また、レーン騎手の短期免許「6月25日」で切れる

    つまり宝塚記念週まで騎乗可能で、ここまでの想像をはるかに超えた成績を目の当たりにすれば、社台グループの目の色も変わり、社台グループはルメール騎手復帰後もレーン騎手との「2頭体制」を目論んでいるようだ。
    ルメール復帰までの、残り2週間は「レーン・ファースト」となるのは間違いないが、ルメール復帰後、一旦は「ルメール・ファースト」に戻されることだろう。ただ、残りの4週間でレーン騎手がさらなる活躍を見せれば、いくら不動の「ルメール・ファースト」でも、状況が大きく変わることも予想される25歳、令和一号の「台風」は競馬界に発生しそうですw

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