最終更新日:2024年04月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,544

競馬の楽しみ方~注目馬編 (安田記念回顧〜武豊、「申し訳ない」) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 武豊、「申し訳ない」

  2. 先日の安田記念は少し後味が悪い結果となった。

    それもこれも、大外枠から出た武豊ロジクライがスタート直後に物見をして急激に斜行し、この煽りを受けたのが真横にいた4頭

    しかも人気どころのアーモンドアイダノンプレミアムはまともに喰らった。

    武豊も「内に寄れてしまい3、4頭に迷惑をかけてしまった。申し訳ないです」と謝ってはいたものの、アーモンドアイを管理する国枝調教師は「マイル戦であれはきつい。5馬身は違った」とコメントしてたように「その通り」だろう。
    しかも着差が着差だっただけに、余計に悔しかっただろうな。
    2019年安田記念にて武豊・騎乗停止「申し訳ない」
     
    さらにはアーモンドアイと人気を分け合ったダノンプレミアムは、最下位入線でレース後に、川田騎手が下馬するくらいに、ダメージをうけた…ようだ。
    もともと爪に不安がある馬で、この高速馬場がどう影響するかと思っていたが、そんな懸念も木っ端微塵に吹き飛ばす、最悪の結果となった。



  3. ディープインパクトの後継種牡馬なるか?

  4. ただ、ダノンプレミアムにとっては、これはもしかしたら考え方によっては(申し訳ないが)いい意味での「アクシデント」に発展する可能性もあると思う。
    …と言うのは、一応JRAの公式発表では「異常なし」とあったが、どうだろう。もしもこのまま無事に引退できれば、今こそが「ディープインパクト」の後継種牡馬の座に収る絶好機だからだ


    ディープインパクトはこの春だけでも20頭程種付けをした後、背腰を痛がる素ぶりを見せたため大事を取って種付け中止となった。腰の振りすぎだw
    そして来年春にその疲れが癒えて種付けを再開出来るかは全くの未定なのが現状。

    これまで数々のGⅠ馬を輩出してきたディープインパクトだが、その子供達が種牡馬として成功しているかというと、実は「全くダメ」といのが現実だ。

    これまで種牡馬界の二大巨頭と言われていたディープインパクトと、キングカメハメハだが、キングカメハメハ後継種牡馬ロードカナロアをはじめドゥラメンテなど、キラ星のように何頭もいるのに対し、ディープインパクトの方は「この馬こそ」という馬が未だにいない

    そんな中、ダノンプレミアムは「この馬こそがディープインパクトの後継種牡馬にふさわしい」と噂されていた馬で、血統面も申し分ないのであれば、このままスタッドイン(種牡馬になること)すれば来年の春には種付け申し込みが殺到するだろう。

    この流れが実現すれば、まさに「瓢箪から駒」という結果になるかもしれないのだ。
    まずは、予後不良にならないことを切に祈りたいと思っている。


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

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2024/04/20(土)
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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。