最終更新日:2023年06月02日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:111,132

競馬の楽しみ方~注目馬編 (安田記念回顧〜武豊、「申し訳ない」) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 武豊、「申し訳ない」

  2. 先日の安田記念は少し後味が悪い結果となった。

    それもこれも、大外枠から出た武豊ロジクライがスタート直後に物見をして急激に斜行し、この煽りを受けたのが真横にいた4頭

    しかも人気どころのアーモンドアイダノンプレミアムはまともに喰らった。

    武豊も「内に寄れてしまい3、4頭に迷惑をかけてしまった。申し訳ないです」と謝ってはいたものの、アーモンドアイを管理する国枝調教師は「マイル戦であれはきつい。5馬身は違った」とコメントしてたように「その通り」だろう。
    しかも着差が着差だっただけに、余計に悔しかっただろうな。
    2019年安田記念にて武豊・騎乗停止「申し訳ない」
     
    さらにはアーモンドアイと人気を分け合ったダノンプレミアムは、最下位入線でレース後に、川田騎手が下馬するくらいに、ダメージをうけた…ようだ。
    もともと爪に不安がある馬で、この高速馬場がどう影響するかと思っていたが、そんな懸念も木っ端微塵に吹き飛ばす、最悪の結果となった。



  3. ディープインパクトの後継種牡馬なるか?

  4. ただ、ダノンプレミアムにとっては、これはもしかしたら考え方によっては(申し訳ないが)いい意味での「アクシデント」に発展する可能性もあると思う。
    …と言うのは、一応JRAの公式発表では「異常なし」とあったが、どうだろう。もしもこのまま無事に引退できれば、今こそが「ディープインパクト」の後継種牡馬の座に収る絶好機だからだ


    ディープインパクトはこの春だけでも20頭程種付けをした後、背腰を痛がる素ぶりを見せたため大事を取って種付け中止となった。腰の振りすぎだw
    そして来年春にその疲れが癒えて種付けを再開出来るかは全くの未定なのが現状。

    これまで数々のGⅠ馬を輩出してきたディープインパクトだが、その子供達が種牡馬として成功しているかというと、実は「全くダメ」といのが現実だ。

    これまで種牡馬界の二大巨頭と言われていたディープインパクトと、キングカメハメハだが、キングカメハメハ後継種牡馬ロードカナロアをはじめドゥラメンテなど、キラ星のように何頭もいるのに対し、ディープインパクトの方は「この馬こそ」という馬が未だにいない

    そんな中、ダノンプレミアムは「この馬こそがディープインパクトの後継種牡馬にふさわしい」と噂されていた馬で、血統面も申し分ないのであれば、このままスタッドイン(種牡馬になること)すれば来年の春には種付け申し込みが殺到するだろう。

    この流れが実現すれば、まさに「瓢箪から駒」という結果になるかもしれないのだ。
    まずは、予後不良にならないことを切に祈りたいと思っている。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/05/28

モーカルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。


2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい