最終更新日:2023年06月02日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:111,132

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (小規模な競馬場で、新記録のオンパレード) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 最も小規模な競馬場で、新記録のオンパレード

  2. 4日に浦和競馬場で行われたJBC2019
    昨年が京都開催であり、今年の浦和競馬場は南関東4競馬場の中で最も小規模な競馬場なもんだから「よく開催に手をあげたな」と揶揄する声もあったほどで、規模が違うのは開催前から歴然だった。


    しかし、
    蓋を開けてみれば新記録のオンパレードで、4日の売り上げは、なんと58億円を超え
    これまでの記録は2016年川崎開催の48億円だったので、地方の競馬場で開催したJBCの売り上げが更新してしまったのだ。

    また、通常JBC3競走で1番売り上げがあるのがクラシックで今回は17億円。…コレは妥当としても、スプリントが16億円、レディスクラシックが11億円。スプリントとレディスクラシックはこれまでの売り上げレコードを更新した

    入場者数に至っては2万 9191人で、ここでも2016年川崎開催、2017年の大井開催を上回った。
    一体何がどうしてこうも新記録が連発したのか?



  3. 浦和競馬場でも吹き荒れた藤田菜七子旋風

  4. この新記録オンパレードを成し遂げた主役は、先週「2019新潟の女王に君臨」でも書いた、スプリントに出走した藤田菜七子とコパノキッキングだ。


    藤田菜七子自身が数々の新記録を更新し、また樹立し続けていくことで人気上昇は留まるところ知らず、それに並行して実力も付いているのもまた事実。
    だからファンは今の藤田菜七子騎手を目に焼き付け、新たな記録を成就する瞬間を同じ場所で体感したいのだろう。


    JBCスプリント」ではブルドッグボスにゴール寸前差し込まれてしまい、惜しくも2着に破れたが、内容としてはこれまでのようなガムシャラな騎乗でなく、しっかりレースを組み立てていた。
    JBCスプリントでブルドッグボスに破れた藤田菜七子とコパノキッキング
    Toutube動画

    直線であれだけ伸びてたコパノキッキングは絶好調だったと思うので、敗因はやはり冷静にレースを組み立てた分、安全に乗ってしまったからだろう。

    よく言えばレースをコントロール出来ていたとも言えるが、今回の最後最後で踏ん張りが出なかったのは、甘さが出たようにも思えたレースだった。

    ただ、これまでのキャリアの中では常に「挑戦者」の立場で騎乗していた彼女が「王者」の立場での騎乗ができてきてるようにも思え、まだまだ天井を見せない藤田菜七子の人気と実力は、これからも様々な記録を打ち立てるのだろう。
    これはもう「新時代」だ。

    日本の競馬を変えた騎手」と言っても過言ではない藤田菜七子騎手。
    これからも怪我なく騎乗し、どんどん上を目指して行ってもらいたいものだ。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい



2023/05/28

モーカルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。