最終更新日:2023年06月02日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:111,132

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (コロナウィルスの襲来。競馬界への影響は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. コロナウィルスの襲来。競馬界への影響は?

  2. 先週初めて今年行われたGⅠのフェブラリーSだが、前年比84.3%で、去年に比べると1万人弱の入場者数減となった。

    感染を警戒してでも来場する競馬ファンが多くいたが、競馬場にはマスク着用の人が多く、新型コロナウィルスの影響を感じさせる光景だった。

    …ただ入場者数が約15%減と言ってもそれはあくまでも「前年比」という数字で、前年は藤田菜七子のコパノキッキング騎乗で盛り上がり、2019年比で役120%増という、昨年の入場者数が異常だっただけ。とも言えるだろう。

    今年はコロナウィルスの影響や、藤田菜七子が骨折したこともあるし、例年値(約5万人)に戻ったというのが正確なところのようだ。

    競馬や競艇はは年配の競馬ファンも多く野外観戦なので、開催場より開催場所までの交通機関での感染の方を皆心配してるだろう。


    (追記:2020/2/27)
    JRAは2月27日、コロナウイルス感染拡大のため、週末29日からの中央競馬開催を当面無観客で行うと発表した。

    既に無人観客でレースが行われた大井競馬場では、27日の売上は11億5325万円で、重賞の無い平日だった25日と比較すると1億3484万円の売上減少となった。
    無観客でレースが行われる大井競馬場
    ↑無観客でレースが行われた大井競馬場


    全国の場外馬券場(ウインズ)での馬券販売も中止となっており、馬券購入はネット投票だけ(即PATだけ)となる。

    JRAも無観客開催で大打撃となるか?という心配の声も挙がる中、グリーンチャンネルは、普段なら午前中に開催される中央競馬のレースは有料会員しか見れないところを全レース中継を無料放送することを発表した。

    今後もレース自体は行われ、馬券購入はネット投票だけとはなるものの、ネット投票は2月23日時点で、今年の売り上げ全体の71・8%を占めているし、「午前中のレースも見られる」ことになったため、いつも以上に馬券を買う人もいるのでは?という楽観視した意見もあるそうだ。



  3. コロナウィルスの襲来で、香港競馬はどうなる?

  4. 海外競馬だと今年の春サウジアラビアからドバイへ続く、海外競馬のビッグイベントが組まれているが、この後に続くのが香港競馬だ。
    コロナウィルスの影響で香港競馬はどうなる?
     
    開催日は 4月26日で、場所は香港沙田競馬場(シャティン競馬場)。
    流石に香港遠征となると、関係者も来場者も慎重にならざるを得ないだろう。
    まだ先の話とはいえ、今後の成り行き次第では香港開催も実施されるかどうか怪しい雰囲気だ。

    なにしろ2月16日に沙田競馬場で行われた香港ゴールドカップは、香港ジョッキークラブのCEOの判断で「レースを続行することが極めて重要」ということで開催はしたものの、いつもなら3万人を超える会場に人影は全く無く、無観客での開催となったほどだ。
    コロナウィルスの影響で無観客での開催となった香港ゴールドカップ
     
    競馬界などの公営競技と他のスポーツイベントとの大きな違いは「馬券の売り上げ」も折込んだ上で年間の予算が組まれているので、「馬券の売り上げ」は競馬界の生命線とも言える。

    もし開催中止となりそれが長引くようであれば、最悪「競馬離れ」が進む可能性もあるかもしれない。
    こうなると他のスポーツイベントと比較してみると「赤字」の額の桁が違うのが競馬開催の宿命だ。

    27日にJRAも無人客開催と発表されたが、徹底的な注意喚起、自浄作業を行い、何がなんでも開催中止を避ける方向で今後も進むことが考えられるだろう。

    先行き不透明な世界規模の新型コロナウィルス騒動だが、東京オリンピックを開催するかの判断期限も「5月下旬」と発表されたし、一刻も早い収束を願うばかりです…


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい



2023/05/28

モーカルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。