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藤田菜七子、復活はしたが30連敗中〜
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単勝1.5倍一番人気が、馬券圏外
そんな藤田菜七子だが、今週からは待望の福島開催が始まり、有力騎乗馬が集まり始めそうな雰囲気は彼女にとって歓迎できる事象だろう。 -
Dr.コパも飽きたらしい
コパノキッキングに関して、馬主のDr.コパこと小林祥晃氏からは「俺の馬で菜々子に重賞を勝たせるという使命は終わった。」と、正式にコメントが出された。 -
藤田菜七子第二章、一体どうなる?
「藤田菜七子騎手、JRA重賞初制覇だが…」に書いたが、初重賞を飾ったパートナー・コパノキッキングと参戦し、ケガで一時はコンビ継続が危ぶまれたが無事に乗れることになった。
「2月15日、小倉5Rで藤田菜七子落馬はマジ痛い。」でも書いた落馬骨折から復帰した藤田菜七子だが、
藤田菜七子に有力馬が集まらない。
藤田菜七子に有力馬が集まらない原因は、2場開催だから。藤田騎手は復帰してから開催日ベースで7日騎乗しているが、そのうち5日は中山、阪神の2場開催だったから、有力馬に騎乗できないのだ。
そして藤田菜七子復活に弾みを付けそうなのが、それは4月8日に大井競馬場で開催される東京スプリント(G3)だった。
それなのにあろうことか藤田菜七子はこの東京スプリントを単勝1.5倍の一番人気で落としてしまった。

昨年は出遅れて追い込んで届かずの2着だった。
「藤田菜七子の神スタートとコパノキッキング」でも書いたが、近走はスタートも出るようになっており、この日も好位からレースを進めたが、逃げたジャスティンが直線で2番手に付けていたコパノキッキングを突き放しにかかった。
ここでジャスティンを負かしにいったのだが、ジャスティンの脚色は衰えることなくそのまま逃げ切り、コパノキッキングはここで脚を使った分、最後はお釣りがなくなって失速。
ズルズルと後方勢にのみ込まれたコパノキッキングは、昨年のフェブラリーS(5着)以来の馬券圏外という厳しい結果となってしまった。
ジャスティンが強すぎたということもあるかもしれないが、この厳しい現実が翻ることは無い。

菜七子フィーバーに飽きたのか、コマーシャル効果に魅力を感じなくなったのか、藤田菜七子の成長に付き合ってられんと見切ったのか…いずれにせよ小林祥晃氏にとって藤田菜七子はもぅ普通の少し頼りない「ジョッキー」のようだ。
実際に先日行われた根岸Sは、落馬の件もあったし、昨年に引き続きO.マーフィー騎手に乗り替わりとなっていた。(結果2着)
マーフィー騎手は「ドバイゴールデンシャヒーンに行こう。僕が乗って勝たせるから」と、外国人らしいアグレッシブな営業がかかったほどで、自信が凄いし根岸Sでは結果も出した。
「2020東京スプリント」は1番人気が予想される馬だけに負けられない重要な1戦だったはずだったのに馬券圏外とは…この2020東京スプリントの結果は相当に痛い敗戦となった。
この日は1鞍のみの騎乗ということもあって、
今週から始まる福島、そして福島が終われば藤田菜七子が得意とする新潟開催が待っているのだが、夏までに失地回復なければいけない状況に追い込まれた藤田菜七子だ。
今までが順風満帆過ぎたのかもしれないが、ここしばらくは藤田菜七子の騎手人生において最大の試練となりそうだ。
6/26の無料予想では、228.1倍、44.8倍、16.9倍の3券種全て的中で、推奨通りに買っていたら27万 1250円になっていた。…現場からのトレセンの写真とツイートは超生情報で、新聞では知れない情報が同日に何度も更新される。