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怪物カフェファラオと、デムーロの夢。
怪物カフェファラオ
先週の日曜日に東京競馬場で行われたユニコーンSで、5馬身差で圧勝したカフェファラオのことを、2着に敗れたデムーロが「5馬身前に怪物がいた」と言っている。
2着に敗れたデムーロ騎乗のデュードヴァンも5馬身差とはいえ1分35秒7で、例年ならこの馬が勝ち馬であってもおかしくはない走りだったのだが、怪物カフェファラオの圧勝だった。2020ユニコーンSで圧勝のカフェファラオ
今回、カフェファラオの所属先が堀厩舎で、D.レーン騎手の身元引受人を堀調教師が務めていることもあってD.レーン騎乗となったのだが、
前走のヒヤシンスSではデムーロが騎乗して勝っている。
デムーロは、カフェファラオに騎乗した時の感想を、
「あんなに出遅れたのに凄くて、前の馬をつかまえようという気持ちがすごかった。向正面でもう少し前に行きたいと思い、少し動かしたらもの凄いエンジンでブォー!って感じだった」と、興奮気味に語っていた。コロナさえ鎮静化すれば…可能性はある。
今後カフェファラオの選択肢としてはジャパンダートダービーが考えられるのだが、実はカフェファラオは米三冠の、ベルモントS、ケンタッキーダービー、プリークネスSに登録をしていた。
2月にデムーロ騎乗でヒヤシンスSを勝利した後に米三冠挑戦も視野に入っていたのだが、コロナの影響で渡米は不可能となってしまい、遠征を断念せざるを得なくなってしまったのだ。
ユニコーンSの同日の21日に米三冠の一冠目であるベルモントSは残念ながら終了してしまったが、春に予定されていた残りの二冠である「ケンタッキーダービー」と「プリークネスS」は9月以降に延期となった。
欧州競馬の頂点が「凱旋門賞」なら、
米国競馬の頂点は「ケンタッキーダービー」だ。
開催の延期が「9月以降」ということなので、伸びたとはいえスグだし難しそうではあるが、もし今後コロナが鎮静化し、馬の国際間の移動が緩和されれば、まだ可能性は残されていると言える。ケンタッキーダービーはデムーロの夢
「ケンタッキーダービーに乗るのが夢」だとデムーロが公言している。
色々あったデムーロだが、デビュー2戦目に手綱を任されていることからすると、どうやら厩舎との関係も良好そうなので、今後の成り行き次第では「怪物カフェファラオにデムーロ騎乗」で残り2冠に挑戦する。というのも全くない話とは言い難いであろう。
能力的にも大きな可能性を秘めるカフェファラオだけに、秋の米国遠征が実現する事を切に祈りたいと思う。
最終更新日:2023年02月09日に更新しました。
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