最終更新日:2024年04月24日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,520

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (競馬の、制限付き開催を想像してみた。) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 競馬の、制限付き開催を想像してみた。

    ダート適正白毛の遺伝子〜白毛馬ソダシがデビュー」でも書いた、白毛馬ソダシが、先週勝った。

    勿論、無観客開催でだ。
    以前の、コロナ禍前の開催なら大声援が飛び交っていたことだろう。


    徐々に制限付きでも観戦ができるようになってきた

    コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除されたが、競馬はいまだに無観客開催となっている。
    制限付きでも有人観戦が可能になったら、競馬の場合どのようになるだろう。

    国内スポーツ界ではプロ野球がようやく開幕し、当初は無観客開催だったが、早々と人数制限付きで、観客を入れての開催が始まった。
    ただ、観戦ルールでは

    ・指笛や応援歌合唱禁止
    ・鳴り物なし
    ・タオルの振り回しなし
    ・観客同士が肩を組むことや飛び跳ねることは禁止
    ・ゴム風船禁止
    (これが一番危険かも)

    となっており、とても野球観戦とは言えない観戦となっている。

    そんな制限だらけの観戦でも、待ちに待ったファンからすれば「やっと来れた」という感動すらあるだろう。

    ライブ感を楽しむために来場するというのであれば、それはそれで人の感じ方、楽しみ方があるので、ルール内で楽しめるのであれば良いと思うのだが、昨今のコロナ感染者の増加傾向を考えると、この観戦ルールがしばらくは緩和されることは考え辛いだろう。


    制限付きの競馬観戦を想像する。

    競馬開催においてはまだ具体的な観客入場の時期は決まっていないが、おそらくプロ野球に倣って競馬や各スポーツ観戦においても似たような観戦ルールが設けられることは明らかだろう。

    ただ、競馬と野球が違うところは、野球は純然たるスポーツであるのに対して、競馬はそれに付加される要素として「お金を賭ける」という事象が発生する。
    入場制限前の競馬を振り返れば、

    豊!差せぇええええ!

    ルメール残せぇええええええ!

    何やっとんねんデムーロォオ!

    などという、声援とはとてもいえない「絶叫」が競馬場に渦巻いていたが、果たしてJRAはこれらの行為を規制できるのだろうか?

    野球同様に、競馬も根っからのファンがやっと行けるとなれば、規制有りでも殺到しそうだ。
    先述したように「賭事」となる競馬の場合、入場時に「この人は守れそうだ。この人はダメそうだ」と、目視で規制する分けにもいかず、難しそうだ。


    観客に規制が設けられるライブということでふと思い出したのが、以前歌手の桑田佳祐は音楽番組である「音楽寅さん」という番組の企画で、網走刑務所で慰問ライブを行い、その時に桑田がノリノリのMCで好評だったそうだが、受刑者がライブに対して出来る表現は曲間に拍手を送るということのみだったらしい。

    まぁそう考えると、ライブに規制があっては既にライブではないのかもしれない。

    叫んでこそのライブだし、感情のままに興奮してこそのライブだから、ライブの「熱さ」を完全に取り戻すのにはもう少し時間がかかりそうだ。


    今わかることは何もない

    2020年7月14日時点では、競馬は中央も、地方競馬も無観客開催が続いており、いつ頃から制限付き観戦ができるようになるかは目処が立っていないようだ。

    中央から解除が始まるか、地方から様子を見るのか、そのようなことも全く分からない。全く見当がつかない状況だ。

    ただ、コロナ禍で無観客開催となったからこそ、皮肉にもネット投票加入者数が増加しているのは事実、売り上げも微増らしい。
    地方も売り上げが伸びているそうだから、どれだけ競馬ファンが我慢しているのかが分かる。

    コロナの心配が無くなり、以前のような観戦ができるようになった時の感動や熱気は、凄まじいものがありそうだ。


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【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。