最終更新日:2024年03月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,082

競馬の楽しみ方~注目馬編 (コントレイルは底を見せたのか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 全く凄くない牡馬三冠目菊花賞。コントレイルは底を見せたか?

    コントレイル、三冠は達成したしたが…

    先日「菊花賞でコントレイルの三冠はほぼ確実か?」でも書いたように、クラシック最終戦の菊花賞ではコントレイルが「無事?」三冠を達成した

    果たしてこれが本当に「無事」であったのかは甚だ疑わしい。

    というのも、2着アリストテレスはあれくらいの渋った馬場がかなり合っていたし、私も実際テレビ観戦していて〈あれ?負けるかも?〉と思った。

    それくらいコントレイルの「着差以上の強さ」を全く見て取れなかった



    ルメールが「引いた」のではないだろうか?

    着差以上の強さを見て取れなかった原因はなんだろうか?

    …私はあのレースを見て、ルメールが「引いた」のではないか?…と思った。

    菊花賞レース後、ルメール騎手は「最後の150mだけアリストテレスのフルパワーを使えた。コントレイルは強い、おめでとう」とコメントはしていたが、内心〈え、勝っちゃうかも?〉と思ってしまったのではないだろうか?

    キタサンブラックの「祭り」ではないが三冠のかかった菊花賞はある意味「競馬の祭典」だ。

    無観客を解除した現在なら尚更だろう
    その場面で日本人のメンタリティを理解しているルメールだからこそ、コントレイルに花を持たせたのではないか?

    最後の直線は「どうやっても勝てない」という叩き合いには到底見えなかった。

    牡馬三冠2020菊花賞とコントレイルとアリストテレス


    その証拠に、各メディアを見渡しても三冠馬誕生についてコントレイルの強さを強調する論調は皆無で、なんだか不自然なくらいだ。
    まぁ、強いて言えば「あの重い馬場でよく凌いだ」くらいか。



    コントレイルは休ませるべき

    コントレイルの次の予定はJCのようだが、コントレイルにとって菊花賞~JCのローテーションは「地獄」だろう。
    個人的にはコントレイルをJCに使うのは可哀想。なんなら今年はもう有馬さえもパスしていいぐらいだ。

    そもそもコントレイル世代の牡馬はレベルが低く、それをいち早く看破したのが管理する矢作調教師だ。
    まぁ流石に来年は古馬の一線級と戦わなければならないので今年のようには行かないだろうが、ある意味コントレイルの今年の役目は終わったと思う。

    いや、今年はコレで終わらさなければ次につながらないとさえ言えるし、なんならこのまま引退してもいいのではないだろうか。
    欧州はでこんなケースは普通にあるからな。



    来年はバージョンアップが必要なコントレイル

    矢作厩舎は今期、調教師リーディング部門首位を快走中2位の友道厩舎と6勝も差が開いているので、これなら十分にセーフティゾーンにいると言える。

    ならばあえて難度の高いJCや有馬記念でコントレイルで勝ち星を一つ増やすよりは、コントレイルを放牧に出して馬房を空け、その分新馬や未勝利で勝ち星を増やす方がいいだろうに。

    先週の菊花賞では、同じ無敗の三冠馬である父ディープインパクトほどの「凄み」を全く感じれなかった
    おそらく来年も現役続行だろうから、それならコントレイルにはバージョンアップが必要だと思う。

    矢作調教師はどう考えているのだろう。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/03/23

らくらく競馬という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するらくらく競馬の無料予想(無料情報)は、2024/03/23の中山11R 日経賞(G2)で提供された買い目である。

らくらく競馬という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ らくらく競馬の無料予想(2024/03/23)

結論から言えば何故、勝ち馬⑥シュトルーヴェ、2着⑩クロミナンスを抜けにして、⑧アドマイヤハレー、②マテンロウレオをピックアップしたかが勝負を分けた。

勝ち馬⑥シュトルーヴェは新馬、未勝利こそ敗れてはいるものの3戦目で勝利してからは1勝クラスでで2着。
その後1勝クラス、2勝クラスの特別戦を連勝し、昇級初戦の3勝クラス美濃Sで2着、その後のジューンSでも連続で2着目処クラスに目処を立てた。
デビュー3戦目の未勝利勝ちから、6戦し3勝2着3回パーフェクト連対は評価できたところ。

3走前の日本海Sで7着に敗れてはいるものの、勝ち馬は後の菊花賞馬ドゥレッツアでいくらも負けていないなら内容も悪くなく、実際に前走のJCベストレース記念(ハンデ戦)ではトップハンデを背負いながら勝っているなら、昇級でも見せ場以上を期待できていい馬

しかもその前走は、休養中に去勢し迎えた一戦。
そこを難なく勝ち切ったのであれば、気性面の成長も加味できた
しかも、管理するのは関東の名門堀厩舎だ。

対して、らくらく競馬の推奨馬としてピックアップされた⑧アドマイヤハレーは、3勝クラスに昇級してから9着、14着、8着と見せ場もない競馬
2走前に3勝クラスの迎春Sを勝ってはいるものの、ここは7頭立ての5番人気での勝利なら、余程恵まれたものと言える。
実際、前走のAJCCは見るも無残な12着の最下位入線

この2頭の臨戦過程を比較した時に、⑧アドマイヤハレーに一体どうしたら食指が動くのか?

さらには、2着⑩クロミナンスは前走のAJCCで3着と、⑧アドマイヤハレーに1.9秒差と決定的な力の違いを見せつけている。

らくらく競馬が提供したレース

もう一頭の推奨馬②マテンロウレオはいかにもムラな馬。
3歳時にきさらぎ賞勝ちがあり、その後も重賞で2着が2回あるが、近7走で馬券圏内はなかった

大きく負けたかと思えば僅差の競馬もしていた馬で力はあるのだろうが、鞍上横山典がずっと乗り続けているにもかかわらず勝ち負けまでには至らないところをみると、かなり乗り難しい馬と判断できる。

②マテンロウレオを切りきれなかったのはわからないでもないが、少なくともアドマイヤハレーは一刀両断できてよかったはず

このあたりを考慮できていればまだ結果は変わっていたかもしれない。
…因みに翌日の3/24も不的中だった。



2024/03/24

ウマビッグ(UMABIG)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するウマビッグ(UMABIG)の無料予想(無料情報)は、2024/03/24の中京6Rで提供された買い目である。

ウマビッグ(UMABIG)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマビッグ(UMABIG)の無料予想(2024/03/24)

まず、一頭軸の軸が馬券圏外では話にならない。

③ダノンフューチャーは、未勝利を勝つのに7戦を要した馬。
その直後、ダービートライアルのプリンシパルSに挑んだが見せ場なく10着。
自己条件に戻し、適鞍のダートを使われたが9戦して全くいいところなし。
10戦目に福島に初遠征して3着。
一戦挟んで小倉で2着。
このクラスで馬券になったのはこの2回のみ

中央場所では全く歯が立たず、ローカルの弱メン相手にようやく馬券圏内を2度確保したが、振り返って確かめてみるとダートで1秒以上負けているレースが10回。

中央のコース全く通用していないのは明らかで、今回は中京であったが坂のあるコースでの馬券圏内はゼロ

要するに非力なのである。
何処をどう切り取ればこの馬を軸にできるのか?

ダノックスの良血で血統は悪くなく、鞍上もそれなり以上のジョッキーを配しし続けたのに全く身にならず。
既に底が割れている馬なのは明らかで、理解に苦しむ

対して、勝った③レッドラグラスは既に前走でこのクラス首差2着と目処を立てていた。
休み明けの一戦を叩き状態が上がってきたのは確かで、休む前より馬が良くなってきていたのもまた確か。

川田、中内田厩舎の黄金コンビで買い材料は十二分だった
どうしてこっちを軸にしなかったのか?

ウマビッグ(UMABIG)が提供したレース

最下級条件だからこそしっかり軸を決めなければならないのに、軸馬選びがここまで杜撰だと相手馬どうこう論ずるのは不毛。
競馬は記憶の勝負だ
よく覚えておきたい。