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競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (馬の骨折にクリーニング手術?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 馬の骨折にクリーニング手術?

    マイラーズCで2着したアルジャンナが膝を骨折

    マイラーズC・G2で2着したアルジャンナという馬だが、2走前の2月にオープンのリステッド競走を使われ5着した。

    で、その最中かレース後かに膝を骨折していたらしい
    レース後、歩様の悪さを感じた厩舎関係者が治療の為に放牧に出し、そこでレントゲンを撮ったところ膝の剥離骨折であったことが判明した。
    マイラーズCで2着したアルジャンナが膝を骨折



    アルジャンナの膝のクリーニング手術とは

    症状は軽度手術は簡単なものだったらしいが、その手術の内容は「膝のクリーニング手術」というものらしい。

    術式としては骨折して剥離した骨片を除去するという簡単なもので、これによって膝の動きがスムーズになるのだとか。

    …って「クリーニング手術」って人間でもプロスポーツ、主に野球選手がオフの間にこの手術をやることがあると聞いたことがある。

    少し調べてみると、野球選手も細かい骨の剥離くらいは放っておいて、オフの時に肘や膝をアルジャンナと同じようにクリーニングして、スムーズに稼働するようにする軽度な手術があるようです。

    この人間に対して行われる手術が競走馬に用いられるとは。
    しかもアルジャンナたった5ヶ月の間に手術をして、そこから調整して仕上げてと、かなりの短期間で競馬に復帰した

    その甲斐あって今回のマイラーズCは、休み明けで強豪相手にも関わらずいきなり2着と鋭い「脚」を見せてくれた。



    ノーザンファーム系外厩牧場の医療技術

    流石というか、ノーザンファームの医療チームの技術の進歩には目を見張るものがある。
    今ではよく知られていることだが、ノーザンファーム系の外厩牧場は調教施設も医療施設もトレセンをも凌ぐ施設なんだとか。

    そのかわり預託料がバカ高いというのをどこかで聞いたことある。
    かつて昭和の時代は放牧といえば自然治癒を待つくらいだったが、今では技術の進歩によってボルトで馬の骨を固定したりもできるようにもなった。

    医療の進化は人間もそうですが馬も日進月歩だということだ。


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2024/03/23

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結論から言えば何故、勝ち馬⑥シュトルーヴェ、2着⑩クロミナンスを抜けにして、⑧アドマイヤハレー、②マテンロウレオをピックアップしたかが勝負を分けた。

勝ち馬⑥シュトルーヴェは新馬、未勝利こそ敗れてはいるものの3戦目で勝利してからは1勝クラスでで2着。
その後1勝クラス、2勝クラスの特別戦を連勝し、昇級初戦の3勝クラス美濃Sで2着、その後のジューンSでも連続で2着目処クラスに目処を立てた。
デビュー3戦目の未勝利勝ちから、6戦し3勝2着3回パーフェクト連対は評価できたところ。

3走前の日本海Sで7着に敗れてはいるものの、勝ち馬は後の菊花賞馬ドゥレッツアでいくらも負けていないなら内容も悪くなく、実際に前走のJCベストレース記念(ハンデ戦)ではトップハンデを背負いながら勝っているなら、昇級でも見せ場以上を期待できていい馬

しかもその前走は、休養中に去勢し迎えた一戦。
そこを難なく勝ち切ったのであれば、気性面の成長も加味できた
しかも、管理するのは関東の名門堀厩舎だ。

対して、らくらく競馬の推奨馬としてピックアップされた⑧アドマイヤハレーは、3勝クラスに昇級してから9着、14着、8着と見せ場もない競馬
2走前に3勝クラスの迎春Sを勝ってはいるものの、ここは7頭立ての5番人気での勝利なら、余程恵まれたものと言える。
実際、前走のAJCCは見るも無残な12着の最下位入線

この2頭の臨戦過程を比較した時に、⑧アドマイヤハレーに一体どうしたら食指が動くのか?

さらには、2着⑩クロミナンスは前走のAJCCで3着と、⑧アドマイヤハレーに1.9秒差と決定的な力の違いを見せつけている。

らくらく競馬が提供したレース

もう一頭の推奨馬②マテンロウレオはいかにもムラな馬。
3歳時にきさらぎ賞勝ちがあり、その後も重賞で2着が2回あるが、近7走で馬券圏内はなかった

大きく負けたかと思えば僅差の競馬もしていた馬で力はあるのだろうが、鞍上横山典がずっと乗り続けているにもかかわらず勝ち負けまでには至らないところをみると、かなり乗り難しい馬と判断できる。

②マテンロウレオを切りきれなかったのはわからないでもないが、少なくともアドマイヤハレーは一刀両断できてよかったはず

このあたりを考慮できていればまだ結果は変わっていたかもしれない。
…因みに翌日の3/24も不的中だった。



2024/03/24

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まず、一頭軸の軸が馬券圏外では話にならない。

③ダノンフューチャーは、未勝利を勝つのに7戦を要した馬。
その直後、ダービートライアルのプリンシパルSに挑んだが見せ場なく10着。
自己条件に戻し、適鞍のダートを使われたが9戦して全くいいところなし。
10戦目に福島に初遠征して3着。
一戦挟んで小倉で2着。
このクラスで馬券になったのはこの2回のみ

中央場所では全く歯が立たず、ローカルの弱メン相手にようやく馬券圏内を2度確保したが、振り返って確かめてみるとダートで1秒以上負けているレースが10回。

中央のコース全く通用していないのは明らかで、今回は中京であったが坂のあるコースでの馬券圏内はゼロ

要するに非力なのである。
何処をどう切り取ればこの馬を軸にできるのか?

ダノックスの良血で血統は悪くなく、鞍上もそれなり以上のジョッキーを配しし続けたのに全く身にならず。
既に底が割れている馬なのは明らかで、理解に苦しむ

対して、勝った③レッドラグラスは既に前走でこのクラス首差2着と目処を立てていた。
休み明けの一戦を叩き状態が上がってきたのは確かで、休む前より馬が良くなってきていたのもまた確か。

川田、中内田厩舎の黄金コンビで買い材料は十二分だった
どうしてこっちを軸にしなかったのか?

ウマビッグ(UMABIG)が提供したレース

最下級条件だからこそしっかり軸を決めなければならないのに、軸馬選びがここまで杜撰だと相手馬どうこう論ずるのは不毛。
競馬は記憶の勝負だ
よく覚えておきたい。