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ノーザンファームの高度な施設と影響力
ノーザンファームの高度な調教施設
先週の安田記念にはノーザンファーム産の馬が7頭出走した。
そのうちノーザンファーム天栄もしくはノーザンファーム信楽で調整されてレースに送り込まれた以下の馬は6頭だ。
・ダノンキングリー(天栄)
・シュネルマイスター(天栄)
・インディチャンプ(信楽)
・ラウダシオン(信楽)
・サリオス(信楽)
・ケイデンスコール(天栄)
・カテドラル(信楽)
基本的にはノーザンファーム産の馬はある程度レース間隔が空けば外厩牧場であるノーザンファーム天栄(関東馬)かノーザンファーム信楽(関西馬)で調整される。
天栄(福島県)、信楽(滋賀県)は、ともに東西トレセンよりも高度な調教施設を擁しておりノーザンファーム産馬の活躍はこの両施設によってもたらされいる。ノーザンファーム産馬じゃないのになぜ?
しかし先週の安田記念を勝ったダノンキングリーはノーザンファーム産馬ではないのに、調整はノーザンファーム天栄で行われていた。
その理由とはなんだろうか?
ダノンキングリーの生産牧場は浦河の三島牧場生産馬で、セレクトセールに出され、オービック会長である野田順弘が落札した。
馬主野田順弘は、冠号「ダノン」と付く馬の所有者で、妻の野田みづきは冠号「ミッキー」と付く馬の所有者で、社台グループが主催するセレクトセールの上顧客のトップ5に名を連ねる富豪夫婦である。
本来ならノーザンファーム産馬専用と言っていいノーザンファーム天栄はノーザンファーム産馬でなければ当然「お断り」の施設なのだが、そこは金持ち夫婦セレクトセールの上顧客ならば無碍に断れないのも事実で、ノーザンファーム側も断る理由がなく預かったようである。
昨年の天皇賞(秋)12着後、ノーザンファーム天栄に放牧に出され立て直されたダノンキングリーは見事に復活を遂げた。
しかもグランアレグリアを下してのものならその価値はより一層高い。
今回の復活劇で、改めてノーザンファームが競馬界にもたらす影響力を誇示したと言えるだろう。
最終更新日:2022年07月03日に更新しました。
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