最終更新日:2023年06月02日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:111,132

【女性騎手】藤田菜七子について (藤田菜七子騎手の希少価値が激減、マズイぞ…) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 藤田菜七子騎手の希少価値が激減。

    希少価値が下がってきている藤田菜七子

    藤田菜七子騎手がデビューしたての頃は、全国各地で藤田菜七子フィーバーを起こしたものの、それからはや6年

    その6年の間女性騎手限定の、特別戦以上のレースを除き永久ー2kgという新しい減量ルールができて一旦はまた藤田菜七子が注目され盛り上がったかに見えたが、今年新たに女性騎手が新たに2人加わったことで「女性騎手」という側面での「藤田菜七子」の希少価値が下がってきている



    騎乗数も減っている藤田菜七子

    現時点で4勝の永島まなみ騎手と、休養中である古川奈穂騎手2人の女性騎手は藤田菜七子のライバルとなるところまではいっていない。

    だが、男性を含めて「騎手」としての評価も下がっているのは先週の騎乗数(先週土日各4鞍騎乗で0勝)を見ても歴然だ。



    藤田菜七子の乗鞍が永野猛蔵に奪れる

    藤田菜七子の騎乗数が減っている」このきっかけを作ったのが藤田菜七子と比較して常時ー3kgで騎乗可能な今年デビューした永野猛蔵騎手だ。

    今年デビューの新人の中で1番乗れていると評価されている永野猛蔵は「乗れる新人」であることは明白で、藤田菜七子と同じ関東所属だが、先週は土曜に6鞍、日曜に7鞍と引っ張りダコで特に藤田菜七子の乗鞍をゴッソリ奪っている

    これまでの関東の風潮ではいくら新人の斤量が軽くてもおいそれとは乗せてはもらえなかったが、永野猛蔵騎手は所属する伊藤圭三厩舎の強力なバックアップもあり、菜七子パイセンが10勝なのに対し、既に12勝を上げている。



    藤田菜七子の乗鞍が新人達に奪れる

    また、関西では「まずは乗ってみなはれ」という風潮が根強く、積極的に減量の新人騎手を乗せ続けていたが、年々新人騎手のレベルが上がっており、今年に至っては永野と同じように藤田菜七子より常時ー3kgの新人騎手である小沢大仁騎手が既に12勝角田大和騎手も10勝と大ブレイク中だ。


    こんな事象が関東でも起こっているならば、まさに藤田菜七子に対する「風向きも変わった」ということだろう。

    これらを目の当たりにした関東の調教師たちも「新人の減量騎手達も乗れる」という意識が高まっているようで、まだ減量の利く昨年や一昨年デビューの減量騎手達にも騎乗機会を与えだした。

    騎乗機会を与え始めたところ期待以上の結果を出し始めたため、昨年デビューの原優介秋山稔樹も重宝されるという現象が起きているのだ。

    因みに藤田菜七子よりー2kgの原優介は現在8勝だが先週も12鞍の騎乗数を確保。
    藤田菜七子よりー1kgの秋山念樹は現在17勝、先週も札幌で土日に12鞍の騎乗数を確保。



    今後の藤田菜七子

    今週の宝塚記念を終えると舞台は東京から福島に移り、藤田菜七子の騎乗機会も増えていくことだろうが、同時に新人達の騎乗機会も増えていくのも明らかだ。
    このままでは藤田菜七子の状況はかなり厳しいと言わざるを得ない。


    ではこの状況を藤田菜七子はどう打破すればいいのか?

    テクニックの面ではこれまで培ってきたキャリアで補うことが出来るが、如何ともし難いのがパワー(力)の部分だろう。

    馬を御するには騎手のパワーがあって初めてテクニックがいきてくる。
    おそらく現在の藤田菜七子には「パワー」が足りないのではないだろうか?
    ましてや戦う相手は男性騎手なので、彼らと互角に戦うのはやはり彼らと互角以上のパワーが必要なのである。

    余談だが、以前G1を勝ちまくったO.ペリエ騎手が競馬前日の調整ルームで現技術調教師の村田一誠師に腕相撲を挑まれ、結果はペリエ騎手が瞬殺で勝った。という話を聞いたことがある。
    おそらくルメールとかも相当なパワーの持ち主だと思うのだが、名手はテクニックパワーも装備して初めて一流と言われるものだ。

    女性騎手である藤田菜七子は、男性騎手に比べて食事制限での減量は苦にならないはずなので、そこを利してパワーアップすべきだと私は考える。
    「勝負服越しに見た藤田菜七子の上腕筋がハンパねー」と、思わず引くくらいになれば、減量頼りではない「騎手」としての藤田菜七子の希少価値が上がるだろう。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/05/28

モーカルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。


2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい