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競馬コラム~騎手編 (武豊騎手の今後の動向は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 武豊騎手の今後の動向は?

    40日離脱していた武豊

    競馬界のレジェンドと言われる武豊だが、今年は怪我で約40日間の離脱があった。
    現在リーディング21位だ。

    既に夏競馬の時期に移行した今、ルメールと同じエージェントと契約している武豊は、武豊は主に小倉、そして今年はオリンピックによる変則開催のため一時的に小倉開催がない場合は新潟と、極力ルメールとの競合を避けて別の競馬場で乗ることになるだろう。



    武豊騎手のエージェント豊沢師

    エージェントである豊沢師は、ルメールのエージェントを務めていることでもわかるように、今や競馬界ナンバーワンエージェントの位置にいる存在で、必然的に騎乗依頼は豊沢氏に集中する。豊沢氏はルメール武豊の他にも浜中俊、そして売り出し中の若手減量騎手である19歳の泉谷楓真も抱えているので、ルメール以外の序列の差配が難しい状態にあることが予想される。



    泉谷楓真と武豊が同列で使い分け?

    何が差配を難しくさせているかと言えば、泉谷騎手の存在だ。
    泉谷騎手は現在武豊騎手と勝ち星の数こそ31勝と同じだが、2着の回数が泉谷の方が多いため現在全国リーディング20位で、武豊騎手の一つ上の位置にいる程の腕達者と認められつつあることから、騎乗依頼も激増中なのだ。

    この状況を考慮すると、レースによっては武豊騎手と泉谷騎手が同列に扱われることが増えてくるだろう(浜中騎手は現在25勝と4人の中で最下位なのであれば必然的に4番手の扱いとなる)

    そうなるとそうなると豊沢氏は経験が求められる特別戦などに武豊騎手、減量が利く平場戦に泉谷騎手と振り分けるという動きになりそうだ。

    その結果、武豊騎手の騎乗数確保は難しくなりそうに映るが「武豊」のネームバリューは当然今でも高く「減量が利かなくても武豊」という馬主さんや牧場、調教師もまだまだたくさんいることから、極端に馬の質、量が落ちるということはないが、全盛期と比べると少しは落ちるのは否めないところといえる。



    武豊騎手、凱旋門賞3度目の正直となるか?

    そんな中、降って沸いたトピックスが届いた。

    4日にフランスのサンクルー競馬場で行われたG1サンクルー大賞典をブルームという馬が逃げ切って勝ったのだが、この馬は前にコラムでも書いたように、イギリス、アイルランドを中心に不動の存在となっているクールモアグループと日本のキーファーズ代表取締役社長の松島正明氏の共同所有馬で、2年前も武豊とのコンビで凱旋門賞挑戦を目指したが体調不良で回避したという事情がある馬。

    そして成長を遂げた今年はこのレースを勝ったことで改めて「凱旋門賞参戦」宣言が出されている。また、鞍上もやはり武豊騎手となる可能性が高いとのこと。

    尚、昨年も武豊騎手はクールモア&キーファーズの共同所有馬ジャパンで凱旋門賞に出走予定であったがレース直前にジャパンから禁止薬物が検出され出走停止になった。
    武豊騎手も「まさかここまで来てスタンドから観戦するとは思わなかった」と語っていた。

    今年はこれで3度目の正直となるが、常々「凱旋門賞に拘っていきたい」と公言している武豊騎手にとっては朗報であろう。

    日本馬もG1宝塚記念連覇のクロノジェネシスを筆頭に6頭出走の意向を示している今年2021年の凱旋門賞は、例年以上に日本の競馬ファン注目のレースとなりそうだ。


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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。