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【女性騎手】古川奈穂について (2021年度〜特に注目される女性騎手は、古川奈穂騎手) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2021年度〜特に注目される女性騎手は、古川奈穂騎手

    注目株の古川奈穂騎手

    藤田菜七子ブームに、M.ミシェル旋風が追い風となり、俄然注目度が上がってきている女性騎手だが、今大注目の日本人女性騎手がいる。
    3年後には藤田菜七子を超えるとも言われている、そんな期待の新人女性騎手とは誰だろうか。

    それはこの度JRAから2021年度にデビューする新人騎手が発表された中の2人の女性騎手で、永島まなみ騎手古川奈穂騎手だ。

    競馬女性ジョッキー(女性騎手)の36期生 古川奈穂の写真画像
     

    特に注目なのは「黄色いランボルギーニ」の栗東矢作厩舎に所属が決定した古川奈穂騎手だ。

    中学時代は陸上部に所属し、卒業後は中高一貫の名門校で高校に進学するも騎手を夢見て中退した。

    その後2016年の騎手試験を受験し、乗馬経験がないにもかかわらず130人のうち8人が合格という狭き門を突破したのであれば騎手としての身体能力が伺える。(少しはJRAの忖度もあったかもしれない)

    本来乗馬経験がないというのは競馬学校入学後もかなり苦労を強いられそうだが、実際問題として乗馬馬と競走馬は馬の質においてそもそも能力が違うので、そこまで厳しい条件とはならなかったようだ。

    さらに言えば古川騎手は競馬学校1年目に肩を負傷したため1年の留年をしているが、逆に競馬学校で屈強な馬に揉まれたことがいい経験になった可能性もある。

    以上の情報だけだと、全くもって古川奈穂騎手のどこに期待ができるのか疑問符が頭に浮かぶだろう。
    古川奈穂騎手の将来の可能性を感じさせる事象として、やはり注目されたのは栗東矢作厩舎に所属することが出来たということだ。



    栗東矢作厩舎に所属することになった古川奈穂騎手

    新人騎手を採用するか否かは調教師の判断に委ねられるのだろうが、関西の矢作芳人調教師目に留まったのであれば、矢作調教師が古川奈穂騎手の中に何か光る本質のようなものを感じたのかも?しれない。

    2021年現在、矢作厩舎には6年目にして矢作厩舎の主戦を務めるまでに至った坂井瑠星騎手がいる

    今でこそ坂井瑠星騎手がここまでの騎手に成長したが、当時坂井瑠星騎手を所属させるかどうかという時に、矢作調教師の出したコメントは、いくら坂井瑠星の親父が大井の坂井英光騎手(現調教師)であっても「上手くないと思ったら取らない」とコメントしていたように、勝負師の目はシビアだ。

    矢作芳人調教師本人の父も大井競馬場の調教師で、生まれも育ちも大井競馬場の人だ。
    坂井瑠星の親父が大井の調教師だということを、全く忖度せずに坂井瑠星騎手が大成したのであればやはり矢作調教師の素質を見る目が確かであったと言えるだろう。
    つまり、同様に古川奈穂騎手にもそれが当てはまってもおかしくないのだ。



    「最強」の環境で英才教育を受ける古川奈穂騎手

    競馬学校の騎手過程における厩舎実習では既に古川騎手は矢作厩舎で実習を受けている。
    厩舎実習期間中にはG1馬モズアスコットなどの調教に跨ったり、リスグラシュー豪州遠征に帯同したりと、いきなり誰もが羨む英才教育が施されている

    また「藤田菜七子を超える」と先述したように、理由としては矢作厩舎に所属する「馬達の質」が藤田菜七子騎手が所属する関東根本厩舎とは雲泥の差があるというのがかなり大きい。

    周知の通り、矢作厩舎の馬質の高さは昨年の牡馬三冠コントレイルや、一昨年のリスグラシューなど、数え上げればキリがない。

    実際に古川奈穂騎手がモズアスコットの調教を任されるなど、超一流馬の背中に触れる機会は藤田菜七子騎手に比べて格段に多く、こうなると自ずと騎乗技術も上がるのは間違いないだろう。

    兄弟子に当たる坂井流星騎手はそんな過程を経て現在、関西のホープとして矢作厩舎以外の厩舎からもかなりの騎乗依頼を受けるに至っているなら、この現実が古川奈穂騎手の未来を明るくすることを後押しする要素になりそうだ。



    矢作厩舎にとって古川奈穂騎手の「減量」の魅力

    古川奈穂騎手を後押しするものに矢作厩舎の「結束の強さ」もある。

    少し奇抜な言動を耳にする矢作芳人調教師は、その言動とは裏腹に、厩舎愛が高く、騎手は厩務員、調教助手など一度矢作厩舎に所属するとよほどの理由がない限り厩舎を去る人間はいないというのは有名な話だ。

    この「厩舎の結束力」が昨年牡馬三冠のコントレイルを誕生させ、厩舎リーディング全国一位を獲得できる力の源なのであろう。


    「厩舎の結束力」が分かるのは、矢作厩舎は基本的に自厩舎所属騎手を積極的に騎乗させることが多いところにもある。
    ただ、自厩舎所属騎手を積極的に騎乗させるのだが、現状、矢作厩舎内に減量騎手はいない

    ここも古川奈穂騎手を入れた大きな要因の一つだろう。
    つまり今後平場戦で女性騎手に対するハンデ(減量)が適用される古川奈穂騎手の騎乗機会は自ずと上がるであろうし、またそれらの馬質も非常に高いなら、かなり早い段階で勝ち星を挙げ注目度が上がることが予想される。

    これ以上ないという環境が整った古川奈穂騎手だが、藤田菜七子超えは時間の問題だろう。


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2024/03/23

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結論から言えば何故、勝ち馬⑥シュトルーヴェ、2着⑩クロミナンスを抜けにして、⑧アドマイヤハレー、②マテンロウレオをピックアップしたかが勝負を分けた。

勝ち馬⑥シュトルーヴェは新馬、未勝利こそ敗れてはいるものの3戦目で勝利してからは1勝クラスでで2着。
その後1勝クラス、2勝クラスの特別戦を連勝し、昇級初戦の3勝クラス美濃Sで2着、その後のジューンSでも連続で2着目処クラスに目処を立てた。
デビュー3戦目の未勝利勝ちから、6戦し3勝2着3回パーフェクト連対は評価できたところ。

3走前の日本海Sで7着に敗れてはいるものの、勝ち馬は後の菊花賞馬ドゥレッツアでいくらも負けていないなら内容も悪くなく、実際に前走のJCベストレース記念(ハンデ戦)ではトップハンデを背負いながら勝っているなら、昇級でも見せ場以上を期待できていい馬

しかもその前走は、休養中に去勢し迎えた一戦。
そこを難なく勝ち切ったのであれば、気性面の成長も加味できた
しかも、管理するのは関東の名門堀厩舎だ。

対して、らくらく競馬の推奨馬としてピックアップされた⑧アドマイヤハレーは、3勝クラスに昇級してから9着、14着、8着と見せ場もない競馬
2走前に3勝クラスの迎春Sを勝ってはいるものの、ここは7頭立ての5番人気での勝利なら、余程恵まれたものと言える。
実際、前走のAJCCは見るも無残な12着の最下位入線

この2頭の臨戦過程を比較した時に、⑧アドマイヤハレーに一体どうしたら食指が動くのか?

さらには、2着⑩クロミナンスは前走のAJCCで3着と、⑧アドマイヤハレーに1.9秒差と決定的な力の違いを見せつけている。

らくらく競馬が提供したレース

もう一頭の推奨馬②マテンロウレオはいかにもムラな馬。
3歳時にきさらぎ賞勝ちがあり、その後も重賞で2着が2回あるが、近7走で馬券圏内はなかった

大きく負けたかと思えば僅差の競馬もしていた馬で力はあるのだろうが、鞍上横山典がずっと乗り続けているにもかかわらず勝ち負けまでには至らないところをみると、かなり乗り難しい馬と判断できる。

②マテンロウレオを切りきれなかったのはわからないでもないが、少なくともアドマイヤハレーは一刀両断できてよかったはず

このあたりを考慮できていればまだ結果は変わっていたかもしれない。
…因みに翌日の3/24も不的中だった。



2024/03/24

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まず、一頭軸の軸が馬券圏外では話にならない。

③ダノンフューチャーは、未勝利を勝つのに7戦を要した馬。
その直後、ダービートライアルのプリンシパルSに挑んだが見せ場なく10着。
自己条件に戻し、適鞍のダートを使われたが9戦して全くいいところなし。
10戦目に福島に初遠征して3着。
一戦挟んで小倉で2着。
このクラスで馬券になったのはこの2回のみ

中央場所では全く歯が立たず、ローカルの弱メン相手にようやく馬券圏内を2度確保したが、振り返って確かめてみるとダートで1秒以上負けているレースが10回。

中央のコース全く通用していないのは明らかで、今回は中京であったが坂のあるコースでの馬券圏内はゼロ

要するに非力なのである。
何処をどう切り取ればこの馬を軸にできるのか?

ダノックスの良血で血統は悪くなく、鞍上もそれなり以上のジョッキーを配しし続けたのに全く身にならず。
既に底が割れている馬なのは明らかで、理解に苦しむ

対して、勝った③レッドラグラスは既に前走でこのクラス首差2着と目処を立てていた。
休み明けの一戦を叩き状態が上がってきたのは確かで、休む前より馬が良くなってきていたのもまた確か。

川田、中内田厩舎の黄金コンビで買い材料は十二分だった
どうしてこっちを軸にしなかったのか?

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最下級条件だからこそしっかり軸を決めなければならないのに、軸馬選びがここまで杜撰だと相手馬どうこう論ずるのは不毛。
競馬は記憶の勝負だ
よく覚えておきたい。