最終更新日:2023年03月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:110,356

競馬の楽しみ方~騎手編 (次世代ジョッキーの活躍) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 次世代ジョッキーの活躍

    岩田望来騎手がリーデイング2位

    先月末、サウジカップ騎乗のためサウジアラビアへ渡航していたルメールが、日本に帰国後コロナウイルスに感染したことが判明し、そのまま療養となった。

    その結果、ルメールは約1ヶ月近く日本での騎乗をストップしていることになるのだが、その間にリーディング争いに異変?が起きている。

    先週時点で42勝、トップをひた走るのは悲願のリーディング獲得に燃える川田将雅騎手だが、鬼の居ぬ間に…ではないが、「冬競馬の楽しみ方? ルメールが目覚めるまでに…」の競馬コラムでも書いたように、例年暖かくなってから固め打ちを始めるルメールが目覚める前に少しでも勝ち星を稼いでおきたい状況だ。

    そして今回注目すべきは、その次に付けている騎手である。
    デビュー4年目岩田望来騎手が33勝を挙げて2位につけている。

    騎乗数が多いぶん勝率や連対率といった数字は全体的に低めではあるのだが、3月のこの時点で30勝以上ということは、単純計算で年間100勝を超えるペースだ。
    昨年の88勝を上回る数字だから、この快進撃がどこまで続くか見ものである。
    リーディング2位の岩田望来騎手
     

    また、岩田望来騎手といえば「3桁目前の岩田望来騎手。名門厩舎の宿命」でも書いたように、これだけ勝ち星を挙げているにもかかわらず、グレードレースをデビューから一度も勝てていなかったという「ネタ』」のあったジョッキーだ。
    ただ、そう言われながらも2月19日の京都牝馬S(ロータスランド)で待望の初重賞勝利をゲットしたことで肩の荷が降りたと思われ、その重賞勝ち後で12勝。さらに信頼を得た印象だ。

    岩田望来騎手の騎乗馬の仲介(エージェント)をしているのは、元競馬ブックの記者で、ひと頃の騎乗依頼仲介を仕切っていた小原氏が務めている。(ひと頃…と言っても、まだ彼の影響力は他のエージェントとの繋がりで今もしっかり根付いてはいる)

    有力厩舎やオーナーとの結びつきが多い同氏だけに、岩田望来騎手に集まってくる馬の質は必然的に高くなるのは当然だが、重賞を勝ってひと皮剥けた今年はしっかり飛躍の年にして、その地位を固めたいところだろう。



    今年デビューした女性ジョッキー今村聖奈騎手も。

    ちなみにその岩田望来騎手のエージェントである小原氏だが、先日デビューを果たし「崖っぷち藤田菜七子騎手と新人・今村聖奈騎手」でも紹介した、現役4人目の女性ジョッキー今村聖奈騎手のエージェントも務めることがわかった。
    栗東のトップジョッキーたちの騎乗馬を仲介してきた小原氏が、女性ジョッキーを担当するのはこれが初めてになる。

    今村聖奈騎手は、元ジョッキー今村康成氏(現在は飯田厩舎で調教助手)で、関係者との結びつきも多い立場ではあるが、この敏腕エージェントとのタッグでどれだけの騎乗馬を集められ、どれだけの成績を残せるのかも注目される。

    …とは言っても、現在も福永祐一岩田康成岩田望来といったジョッキーを抱えながらの担当ではあるだけに、この3人の『おこぼれ』を待つという立場にはなってしまうかもしれない。

    それでもローカル場にいけばそのぶん「おこぼれ」は増えることになるので、ジョッキーとしてもエージェントとしても都合が良い。


    そんな今村聖奈騎手、先週の13日(日)阪神8Rでデビュー初勝利を挙げた。
    所属する寺島厩舎の馬(ブラビオ)での勝利だっただけに、喜びもひとしおだった。

    これまでの騎乗馬の質を振り返ると、やはり「フィーバー」になっていた藤田菜七子騎手ほどのものではないが、それなりのレベルの騎乗馬を用意してもらっており、やはり「しっかりとしたエージェントが付いている」と感じさせるものがある。

    しかしこれは本人も、周囲も口にしているが「まだまだレベルアップが必要」という状況であり、この数年でどれだけ成長できるかが重要だろう。
    一方で、今現役で続けている3名の女性騎手との比較で「一番息が長いのはこの子なのかもしれない」という人も少なくはないようだ。

    良いか悪いかは別にして、太いエージェントを獲得することが出世への近道となっている今の中央競馬界だ。
    そこをクリアしているアドバンテージは大きく、彼女のこれからは競馬サークルの色々なところで注目されている。


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2023/03/25

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▲ うま通の無料予想(2023/03/25)

うま通無料予想(無料情報)だが、03/25は阪神11Rと、中京12Rの2鞍提供。

2023/03/25 (阪神11R)
土曜阪神11R毎日杯(GIII)の3連複無料予想、
在り来たりと言うか、グリグリの1番人気5キングズレインを軸にしていた。
熱発で予定が延びたこと知らなかったのだろう
しかも、馬体減である。

こういうところに、競馬の落とし穴がある。
それでも軸にするか、軸からは落とすか?

案の定というべきか、レースは出負けした上に接触して後方から運び末脚勝負に賭けたが、直線では内にモタれ気味で前走のような脚は見られず12着惨敗(13頭立て)

うま通が提供したレース

仮に、1着になった3シーズンリッチを軸にしていたとしても、2番人気で2着となった8ノッキングポイントを拾えておらず、どちらにせよ不的中という結末。


2023/03/25 (中京12R)
同日中京12Rの無料予想も上がっていたのでついでに。

こちらはワイド5頭BOXで10点という買い目。
3,8,2,1,7番人気ワイド5頭BOXで10点の5頭であるが、馬券に絡んだのはこの買い目の中でも最低人気である8番人気の10シルバーキングダム(2着)と5ソナトリーチェ(3着同着)だ。

5-10という買い目が当たったことには当たったが、10点で870円ではマイナス収支。

残りの馬券に絡んだ2頭も、6ニシノラーナ(10人気→1着)と1ルアル(11人気→3着同着)と人気薄である。
要するに、雨の不良馬場で大荒れのレースになるということを単純に読めていなかったようだ。
もう一頭買い目に入っていれば、余裕でプラスになっていただけに哀れである。

ちなみに翌日翌日3/26は2鞍とも不的中。



2023/03/25

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▲ ウマピースの無料予想(2023/03/25)

ウマピース無料予想(無料情報)だが、1ヶ月検証が終わり、結果は回収率59%の、マイナス-13万 5000円のマイナス収支。
その後も負け続けている

今回検証する3/25も、3/26も連敗

3/25土曜は、中山10R伏竜ステークスを無料で出していた。
このレースは、同舞台で行われた前走の黒竹賞を3馬身半差で圧勝した7ミトノオーが1番人気になっていた。
条件戦とは言え、当時の2着タイセイマンボも後続に3馬身差をつけていたことを考えると、ミトノオーの強さは誰もが認めるところだ。

今回もミトノオーは、馬の方からグイグイと行きリズム重視で運ぶと3~4角も馬なりで後続を突き放し始め、2着には2馬身半差の完勝となった。

なのにだ、ウマピースの担当者はワイド流しの相手にどころか買い目にも入れていないのである。

ウマピースが提供したレース

この時点で、何故このレースを選んだのかが意味不明だ
7ミトノオーが単勝250円と、オッズ的にも美味しいのにだ。

結果的に7ミトノオーから流したとすれば、2モックモックとの組み合わせ(2-7)で580円もついている。
そうなれば、会員さんも嘸かし満足されたことだろう。

10ベンダバリラビア(3人気)を軸としたことで全てが狂ったのだが、道中は7ミトノオー1頭をマークして進むも、3~4角では馬なりの7ミトノオーに対して、10ベンダバリラビアは押っつけ通しで直線早々に脚が鈍った。
完全な選択ミスである。

◎10ベンダバリラビア(3人気→7着)の相手に
○2モックモック(5人気→2着)
▲11ゴールドバランサー(6人気→13着)
△4モンドプリューム(7人気→9着)

を選んだところを見ると、完全にワイドで少しでも好配当を獲りたいという気持ちが見え隠れしている。
きっと、馬を見ずしてオッズだけを見ていたのだろう。