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競馬の楽しみ方~女性騎手編 (新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手の快進撃) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手の快進撃

    今村聖奈騎手の快進撃が止まらない!

    新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手が先輩「藤田菜七子」と同じホリプロと契約し、「ホリプロはまた、2匹目のドジョウで今村聖奈をアイドル化させようってか?」と思っていたら、心配はよそに今村聖奈騎手の快進撃が止まらない
     
    新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手のホリプロのプロフ
    ▲ 今村聖奈騎手のホリプロのプロフ



    同期ではダントツトップの今村聖奈騎手

    デビューイヤーで早くもGⅠへの騎乗条件である通算30勝(地方競馬での勝ち鞍を含む)の条件を、この8月でアッサリとクリアし、その後も勢いはとどまることなく、先週時点デビューから半年で36勝(うちJRAでは32勝)をマークした。
     
    同期で勝ち星2位につける角田大河騎手17勝を大きく突き放しJRA賞 最多勝利新人騎手(デビュー年で30勝以上した騎手の中で最多勝の者が受賞)は、今村聖奈騎手でほぼ確定といっていいのではないだろうか。 
      
    2008年三浦皇成騎手がマークした、デビューイヤー91勝という新人最多記録への挑戦は、さすがに厳しいところだと思うだが、近年では松若風馬騎手の47勝(2014年)や木幡功也騎手の45勝(2016年)あたりならば目標にできるところだろう。  
    (ちなみに藤田菜七子騎手は、デビューイヤーJRAで6勝、地方で1勝のみだった) 
     
    昔を遡るとレジェンド武豊騎手はデビューイヤーに69勝。 
    福永騎手53勝という成績を挙げており、これらのトップジョッキーの記録にどこまで迫れるか…というのも後半戦のみどころだ。
     
     
     

    女性ジョッキー同士の比較

    以前にも本コラムで取り上げたが、今村聖奈騎手には関西の敏腕エージェント元競馬ブック記者の小原氏と契約しており、一般的な新人騎手よりは良質な騎乗馬が回ってくる機会が多く、恵まれた環境であるのは事実。 
     
    ただ、ここまでの成績を挙げるとは、誰がデビュー前から思っていたか。 
    斤量の恩恵はあれど「女性ジョッキー」という括りの中で話題にするレベルを超えていると言っていいだろう。 
      
    と言いつつも、一応女性ジョッキー同士の比較はしておかなければならない。 


    永島まなみ騎手の、現状

    2年目の先輩である永島まなみ騎手はデビューイヤーの7勝を超えて現在9勝
    依然として派手さはないものの、8月は自身初となる1日2勝をマークするなど、着実に力を付けている様子だ。


    古川奈穂騎手の、現状

    夏は北海道シリーズに参戦している古川奈穂騎手
    トップジョッキーが集まるだけに騎乗数、質ともに落ちて厳しい戦いを強いられているが、所属厩舎のバックアップもありここまで8勝
    この夏の経験をしっかり秋に繋げていきたいところだろう。


    藤田菜七子騎手の、現状

    そして最後は藤田菜七子騎手
    8月14日、約2ヶ月半ぶりに勝利を挙げて今年の5勝目を挙げたが、前述の3名の成績とを比べてわかるように、現在は女性ジョッキーの中で一番勝ち星が少ない状況だ。
    とりわけ騎乗数が増えないのが一番の懸念材料だろう。
    かつてのかつてのアイドルジョッキー時代は完全に役目を終え、今や「女性ジョッキー」といえば今村聖奈騎手となった。
    上手くなるためには数を乗るしかないし、乗らなければ上手くならないのだが、…兎にも角にも泥臭く頑張っていくしかないだろう。


     
    今週末の開催で夏競馬が終了。(サマーシリーズはもう少し残っているが。笑)
     中山、中京に場所を移して秋競馬が開幕となる。
     
     GⅠレースへの騎乗資格を手にした今村聖奈騎手はどのGⅠが初舞台となるのだろうか。
    最短…となれば10月2日のスプリンターズSになるが、現状入っている話では騎乗の予定はない。

    新人最多勝記録を持っている三浦皇成騎手がその年のスプリンターズS(プレミアムボックス・14着)に騎乗し、これまた記録となるデビュー最速GⅠ騎乗「218日」という数字を持っているのだが、仮に今村騎手がスプリンターズSへの騎乗が叶った場合、デビューから「211日」となって最速記録を更新することになる。

    一生に一度しか狙えない記録ではあるだけに、さぞエージェント周り営業活動に奮起しているだろう(笑)
     


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2023/05/28

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モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。


2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい