最終更新日:2023年06月02日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:111,132

競馬の楽しみ方~女性騎手編 (2023年のJRA女性ジョッキー達) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2023年のJRA女性ジョッキー達

    デビューイヤーに51勝した、今村聖奈騎手

    2022年にデビューイヤーに51勝を挙げて一気に名前を売ったのは「藤田菜七子」と同じホリプロと契約してる今村聖奈騎手

    今村聖奈騎手
    ▲ 今村聖奈騎手


    過去にデビューイヤーで50勝以上を挙げたのは過去4人だけしかいない。

    ・1960年:加賀武見(58勝)
    ・1987年:武豊(69勝)
    ・1996年:福永祐一(53勝)
    ・2008年:三浦皇成(91勝)

    という錚々たる面々に続いての大記録だから、『凄い』以外の言葉が見当たらない。
     
     
     

    今村聖奈騎手の2年目のジンクス

    今村聖奈騎手の2年目の今年も2週を終えて3勝と上々の滑り出しとなっており、今年はさらなる活躍が期待される…ところだが、好調ゆえに「2年目のジンクス」はやはり気になるところだ。 
     
    騎乗馬の質は昨年同様にある程度約束されると思っていいが、昨年以上に楽な立場でなくなるところが大きい。 
    まだしばらく斤量の恩恵はあるが、他のジョッキーも黙ってスイスイと逃がせるようなことはないだろう。 

    極々一般的な話だが、斤量が軽ければ競走馬への負担が少なくなり、そのぶんスピードが出て前々に行けるのが減量騎手の強みである。

    それをして欲しくて減量騎手に依頼するケースがほとんどであり、馬込みに入ってのレースはそれ相応の技術力が必要になるため、経験の浅いジョッキーでは斤量の恩恵が相殺されてしまう。
    今村聖奈騎手だけではないが、若手ジョッキーが継続して結果を出していくためには、やはり技術力の向上なくしては話にならないのである。

    今村聖奈騎手としても、今年はとにかくレベルアップが最重要課題だ。

    これまで斤量の恩恵がなくなったとたんに勝てなくなり、騎乗依頼も減り…で再浮上できなくなった騎手はたくさんいる。(あの藤田菜七子もいま瀬戸際だ)
    とくに女性ジョッキーともなると、腕っぷしの強い男性ジョッキーたちと戦うわけだから、彼らに負けないくらいのパワーを身に付ける必要もある。
    過去女性ジョッキーたちが志半ばで引退していったのも、そういった壁にぶち当ったケースばかり。
    ジョッキーたるもの、馬を御せてこそ…だ。

     
    そんな今村騎手、エージェント等の繋がりもあり、福永祐一騎手に師事を仰いでいる。 

    追い切りの時などで会話をしているシーンをよく目にする。
    福永騎手が引退してもこの関係はしばらく続くものと思うが、現役のうちにどれだけ教えてもらい、吸収できるかは、本人にとってとても大事なことだ。

    先ほども名前を挙げたが、今、大注目の今村聖奈騎手でさえ藤田菜七子騎手のように一時のブームが終わって苦しむ時期が来ることは、決して他人事ではない。
    あくまで個人的な予想だが、今シーズンの今村騎手は決して順風満帆とはいかないのではないだろうか。
    試練の2年目となるが、どこまで成長できるか、1年間注目して見ていきたい。



    永島まなみ騎手にも注目

    逆に、2年目で成長を遂げたのは、デビュー年の7勝から2年目で3倍の21勝を挙げた永島まなみ騎手だ。

    永島まなみ騎手
    ▲ 永島まなみ騎手


    こちらは栗東滞在をしている横山典騎手が目をかけ始めたことで目覚ましく成長を遂げたようだ。
    今村聖奈騎手ほどコネクションがない中、地道に努力してのこの成績はまた立派と言える。
    今村聖奈騎手のライバルとして立ちはだかる可能性も十分にあるだろう。



    2023年デビューの女性ジョッキー達

    また、2023年は3月に3名の女性ジョッキーがデビュー予定
     
    2023年デビューの女性ジョッキー達・大江原 比呂 ・河原田 菜々 ・小林 美駒
    ▲ 2023年デビューの女性ジョッキー達


    (左)大江原 比呂
    (中)小林 美駒
    (右)河原田 菜々
     
    無事に合格できれば現役の4名と合わせて計7名JRA女性ジョッキーが誕生することになる。 

    全員が全員…という訳にはいかないだろうが、それぞれが個性を発揮して幅広く活躍する将来を楽しみにしたい。 


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい



2023/05/28

モーカルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。