前回のコラムで、最後にステイゴールドが出てきたところで終わったので、そのまま「血統に話」をしよう。
今回は今年私が注目している種牡馬の話をしたいと思う。
今年私が注目している種牡馬は3歳世代で特に注目したいのが、ハービンジャーです。
現在社台系の繁殖牝馬はサンデーサイレンス牝馬、さらにはサンデーの子供たちの牝馬で飽和状態となっている。
そうなると、サンデー系につける種牡馬としては現状は二択となってしまう。
まずは「キンカメ」ことキングカメハメハ、次にハービンジャーとなり、実績的には断然キングカメハメハなんだけど、やはり結構高齢化しているため全盛期と比べると少々物足りなくなってきている。
そこで牧場のほうでも次に続く種牡馬をということで選んだのが、ハービンジャーだ。
スピード系のノーザンダンサー種牡馬ということで素材としては申し分のない種牡馬だが、新種牡馬というのは、その成長曲線をつかむのに時間がかかるものだから、マカヒキを筆頭とする現4歳のディープ産駒をディープの完成型とするのであれば、ここに至るのに5年の歳月がかかっているというのが現状なんだよな…待ち遠しい。
当歳、1歳、2歳と育成の段階での負荷のかけ方のさじ加減のノウハウは、時間とともに蓄積されていくものなので、ディープで5年かかったのなら、それくらいでようやくディープ産駒の作り方がわかってくるようになったという事だろう。
ハービンジャーは今年で3年目。
そろそろ成功と失敗のノウハウは蓄積されていい時期。繁殖牝馬の質も高いので、今年はブレイクの予感がする…と、期待しているのは私だけだろーか。
同時に、今年はディープ産駒で抜けた馬がまだ出てきていないように、残念ながら意外に不作の年なのかもしれない。
まぁ、そーなるとますますハービンジャーの出番があるかも。ってことになる。
今年のクラシックは、ハービンジャーに注目しとくといーんじゃないかな?
最終更新日:2022年08月14日に更新しました。
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