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海外で活躍している、日本の名馬ディープの血統、ディープインパクト産駒を紹介したい。
あまり日本じゃ話題になってないけど、今年はなんと日本と、フランスのダービーをディープ産駒が勝っているのだ。
日本ではワグネリアン、フランスではスタディオブマンが勝った。
そして英ダービーでもディープ産駒サクソンウォリアーが1番人気に推されたが、惜しくも4着。
しかしサクソンウォリアーは日本の皐月賞に当たるイギリスのクラシック1冠目の英2000ギニーを制しており、今年の春はなんと世界で3頭のディープ産駒が、クラシックを勝ったことになる!
またサクソンウォリアーは、今年の英ダービーで単勝1.8倍に推されたのだが、これは239年の歴史を誇る英ダービーでオッズ・オン(単勝が2倍割れ)は、過去に15頭しかおらず、これだけでも既に偉業と言える、日本のディープ産駒だ。
欧州のクラシックは6月30日に行われる、愛ダービー(アイルランド・ダービー)が春の最後のクラシックとなり、近代競馬では格的には英ダービーと愛ダービーは、ほぼ同等とされており、実際に英ダービーを勝ったマサーも愛ダービー出走を予定しており、ここでサクソンウォリアーとの再戦が実現することが濃厚となっている。
さらにはこのレースの延長線上に、ヨーロッパ競馬の春のグランプリがあり、凱旋門賞に肩を並べるほどの格を持つキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスがあり、このレースに3歳馬が出走してくることが当たり前となっているのだが、実際、昨年の凱旋門賞馬エネイブルは、春にキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝ち、秋に凱旋門賞を勝つという偉業を成し遂げている。
英ダービーで惜しくも勝利を逃したサクソンウォリアーであるが、愛ダービーでマサーに雪辱し、さらにキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝つようなことがもしあれば、種牡馬ディープインパクトの価値は国内にとどまらず、世界から羨望の眼差しを向けられることになることだろう。
そしてそれを後押しするのが、ディープインパクトの有する血脈です。
今年の安田記念馬であるモズアスコットは、英国の種牡馬フランケルの産駒なのだが、欧州血統はサドラーズウェルズ系とディンヒル系の配合に現状行き詰まっており(実際にモズアスコットも同様の配合)、この血統構成に配合できる新たな血、新しい種牡馬をここ数年探り続けていたのだが、ついに今年から本格的にジャパンブランドの、ディープインパクト産駒にスポットが当てられたのは、前述のサクソンウォリアーの例を見ても明らかだからだろう。
この「ディープインパクト産駒の血統が優秀だ」と、世界に知られはじめてる現象は、現在世界No.1ジョッキーと呼ぶにふさわしいR.ムーア騎手がコンスタントに日本に来日し、日本の競馬のレベルの高さや、種牡馬ディープインパクトの性能を知ったことにより、世界のホースマン達に身をもって体験したことをR.ムーア騎手が進言したため、種牡馬ディープインパクトにスポットが当たり始めているという説が濃厚だ。
サクソンウォリアーがマサーに愛ダービーで雪辱し、勝ち馬になることはそれだけでも偉業と言えるが、万が一にその先にあるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスや、凱旋門賞までもを勝つようなことになれば、種牡馬ディープインパクトは新たな歴史を世界に刻むこととなるだろう。
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