最終更新日:2024年04月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,563

フェブラリーステークス (2月・GⅠ) (2019 フェブラリーSの展望) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2019年初のJRA・GⅠフェブラリーSの展望

  2. 今週は2019年初のJRA・GⅠフェブラリーS東京競馬場で行われる。

    ダート戦などのダービー後に、古馬扱いとなる3歳馬(現4歳馬)が、旧勢力に対峙し競うGⅠでは常に「ニューヒーロー誕生」「世代交代」というキーワードを目にするが、今年のフェブラリーSは、どうやら「話題に事欠かないレース」となりそうだ。



  3. GⅠフェブラリーSで気になる「3頭」

  4. 一応、横綱級の扱いの1番手が、一昨年の覇者で 昨年2着のゴールドドリーム
    昨年はR.ムーア騎乗でほぼ完璧なレースをしたにも関わらず、今年も出走予定ノンコノユメの大駆けに会い2連覇を逃したが、交流GⅠを含めた4勝の実績はメンバー中、最右翼と言える



    この「ゴールドドリーム」に続く2番手は前出、東京大賞典でゴールドドリームを実際に負かしたオメガパフュームに落ち着きそうなのはまぁ自然な流れなのだが、どーも個人的に気になってるのがローテーション
    9月末のシリウスS(GⅢ)から、12月末の東京大賞典まで、ほぼ月1のローテーションでGⅠ・3戦というのは、常識的に考えればかなり間が詰まったもので走らせ過ぎ
    馬によって個体差があるし、ここまで詰まったローテーションでも平気な馬もいるけど、一般的に言えば、馬のフィジカル的にもメンタル的にもリラックスが必要で、ゆったりしたローテーションがやはり「理想」だ。

    ただ、このオメガパフュームの場合は、デビューが3歳の1月ということで、これまでのキャリアはまだ9戦。明け4歳ということもあり、馬体はまだフレッシュなはずだから、あまり気にしなくてもいいのか?…だがもしも「崩れるとしたら」この「ハードスケジュール」なのが要因になりそうだと、なんかそんな感じがする。



    3番評価?…人によっては既に1番手評価にしてるかもしれないのが、現在6連勝中の「超上がり馬」である、インティだ。

    上がり馬」ということは下のクラスから順々に上に上がって来ているということなので、クラスが上がればペースも当然上がるものだが、ここまでは「インティ」にとって、そのようなものが壁になっている様子は現時点では全く感じさせていいないと思う。

    ただ今回の舞台はGⅠ。しかも1600m戦
    チャンピオンズCが行われる1800m戦ならあまり心配はないのだが、1600m戦だと1400m~1600mを守備範囲にしている馬も多数出走してくる。
    そうなるとテンの入りが早くなるので、その状況で前半に「必要以上に競られたら」という不安は残る。
    だが、そこさえクリアすれば持ち前のスピードで他を圧倒する場面も十分にあり得るのではないだろうか。



  5. GⅠフェブラリーSで話題騒然、「あの馬」と「あの選手」

  6. …今回のフェブラリーSで最も注目されている馬と騎手が、取り扱いの難しい馬として、前回の「競馬コラム」でも「藤田菜七子、電撃ニュース」というタイトルで書いた、藤田菜七子GⅠ初騎乗で話題騒然の「コパノキッキング」という馬だ。
    フェブラリーSに向け、コパノキッキングに騎乗した藤田菜七子騎手 
    ↑コパノキッキングに騎乗した藤田菜七子騎手


    藤田菜七子、電撃ニュース」でも書いたように、前走の根岸Sを使う時点で「勝ったら藤田菜七子騎乗でフェブラリーS」と、管理する村山調教師オーナーの小林祥晃氏(通称Dr.コパ)との間で盛り上がっていたらしいのだが、実際に勝ったため、先日正式にこのコンビ結成がアナウンスされた

    ただ、根岸Sでこの馬を勝利に導いた欧州のホープ、O.マーフィー騎手は、レース後に「フェブラリーSを視野に入れた場合、距離は持つと思うか?」というインタビュアーの質問に対して「距離適性には疑問符がつく。この馬はダートの短距離馬」と即座に答えていたそうだ。


    根岸Sの1400mでも「果たして大丈夫か?」という下馬評であったのだから、ジョッキーが持った感触も当然のものだろう。
    …ただ、この馬がアピールできるポイントとしては、前出「インティ」とは意味合いは少々異なるが「ダート馬としてまだ全く底を見せていないこと」が挙げられているからな。

    もしコパノキッキングの絶対能力が他馬のそれを大きく上回っていたとしたら、藤田菜七子騎手も「私は掴まってただけ」って言うかもしれない。
    かつてキングカメハメハがNHKマイル、ダービーと変則二冠を達成した際に、主戦であった元騎手の安藤勝己氏は「どっちのレースも全く負ける気がしなかった。それくらいあの馬の力は抜けていた。」と語っていたように、レースによっては騎手の手を煩わせずとも「馬が勝手に走って 勝手に勝ってしまう」ことは往々にしてあることだから、そうだったら藤田菜七子も勝利するかもしれない。

    藤田菜七子がGⅠ初騎乗で初勝利。しかも女性ジョッキーでの勝利となれば、現在まだ21歳史上空前の物凄い盛り上がりとなり、藤田菜七子の事務所「ホリプロ」の釣った魚は「金の塊」ってことになるだろう。

    ダート競馬なので、芝の競馬と比較するとなかなか難しいかもしれないが、今年のフェブラリーSはJRAも出来る限りの「忖度」を与えてほしいものだ。

    2019年フェブラリーSは、2月17日、15時40分が発走時刻だ。



無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。