最終更新日:2024年04月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,548

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全仏オープンが開催されているフランスから、嬉しい海外競馬ニュースがさりげなく飛び込んできた。

日本馬 エイシンヒカリ

フランスのGⅠイスパーン賞を圧勝!!!


鞍上はもちろん、武豊騎手。


エイシンヒカリは 昨年末の海外競馬、香港カップの優勝に引き続き、海外GⅠ連勝となった。
しかも、今度は競馬の本場ヨーロッパのGⅠで10馬身差の圧勝。


今回、海外競馬で10馬身差もの着差で圧勝できたのは、決して相手に恵まれたからではなく、相手には、昨年の仏ダービー馬であり、凱旋門賞でも3着に入った実力馬、地元フランスのニューベイが含まれていたからね。
他にも、GⅠを勝っているダリヤンイラプトもいた。

英国のレーシングポスト紙はイスパーン賞翌日の紙面で「ロイヤルアスコットの大本命決定」と報じていた。
さらには登録さえしていない凱旋門賞で一番人気に推されるほど。

エイシンヒカリはこの勝利によって、ワールドレーティング海外競馬で高いポイント獲得することが予想される。…世界競馬のレーティングは「ロンジン」と「レーシングポスト」と二つの団体が発表しているが、基本的にはメジャーなのはロンジンで、世界基準はロンジンのレーティングと考えていいだろう。

イスパーン賞エイシンヒカリは、ガネー賞の勝ち馬で、国際レーティング119のダリヤンを10馬身も千切ったことから、レーティングが130を超えるとみられており、現時点で世界一のレーティングを持つアメリカのカリフォルニアクローム (California Chrome)と、オーストラリアのウィンクス (Winx)の126をまとめて抜き去り、2016年上半期の国際レーティング世界一になることが確実な状況となっています。

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フランスと言えば「凱旋門賞」の知名度が高く、「イスパーン賞」というレース名を初めて聞いた人が多いかと思う。

このレースに日本馬が参戦することはほとんどないので、同じフランスで行われる凱旋門賞に比べるとイスパーン賞の日本国内における知名度は低いってワケ。

そして現在から約20年ほど前1999年に日本馬として初めてイスパーン賞に挑戦した馬がいて、その名は、エルコンドルパサー
1998年のNHKマイルカップとジャパンカップの優勝馬であり、翌1999年の凱旋門賞で、モンジュ―の2着に入った歴史的名馬です。


しかし残念ながら、イスパーン賞ではエルコンドルパサーは2着に終わっている。

私は当時リアルタイムで見ていたが、その後もフランスに滞在し蛯名騎手騎乗凱旋門賞2着となったのは、悔しくて、悔しくて、今も鮮明に覚えている。
しかも当時から考えれば異例中の異例でなんとNHKの地上波だったよ。

後に二年連続二着したオルフェーブルともども凱旋門賞制覇に最も近かったのはこの二頭だけだろう。

話はそれたけど、エイシンヒカリは今後は予定通りロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS6月15日、英GI、芝2000m)を目指します。
鞍上は引き続き武豊騎手。


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土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。