最終更新日:2024年04月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬の楽しみ方~女性騎手編 (新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手の快進撃) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手の快進撃

    今村聖奈騎手の快進撃が止まらない!

    新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手が先輩「藤田菜七子」と同じホリプロと契約し、「ホリプロはまた、2匹目のドジョウで今村聖奈をアイドル化させようってか?」と思っていたら、心配はよそに今村聖奈騎手の快進撃が止まらない
     
    新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手のホリプロのプロフ
    ▲ 今村聖奈騎手のホリプロのプロフ



    同期ではダントツトップの今村聖奈騎手

    デビューイヤーで早くもGⅠへの騎乗条件である通算30勝(地方競馬での勝ち鞍を含む)の条件を、この8月でアッサリとクリアし、その後も勢いはとどまることなく、先週時点デビューから半年で36勝(うちJRAでは32勝)をマークした。
     
    同期で勝ち星2位につける角田大河騎手17勝を大きく突き放しJRA賞 最多勝利新人騎手(デビュー年で30勝以上した騎手の中で最多勝の者が受賞)は、今村聖奈騎手でほぼ確定といっていいのではないだろうか。 
      
    2008年三浦皇成騎手がマークした、デビューイヤー91勝という新人最多記録への挑戦は、さすがに厳しいところだと思うだが、近年では松若風馬騎手の47勝(2014年)や木幡功也騎手の45勝(2016年)あたりならば目標にできるところだろう。  
    (ちなみに藤田菜七子騎手は、デビューイヤーJRAで6勝、地方で1勝のみだった) 
     
    昔を遡るとレジェンド武豊騎手はデビューイヤーに69勝。 
    福永騎手53勝という成績を挙げており、これらのトップジョッキーの記録にどこまで迫れるか…というのも後半戦のみどころだ。
     
     
     

    女性ジョッキー同士の比較

    以前にも本コラムで取り上げたが、今村聖奈騎手には関西の敏腕エージェント元競馬ブック記者の小原氏と契約しており、一般的な新人騎手よりは良質な騎乗馬が回ってくる機会が多く、恵まれた環境であるのは事実。 
     
    ただ、ここまでの成績を挙げるとは、誰がデビュー前から思っていたか。 
    斤量の恩恵はあれど「女性ジョッキー」という括りの中で話題にするレベルを超えていると言っていいだろう。 
      
    と言いつつも、一応女性ジョッキー同士の比較はしておかなければならない。 


    永島まなみ騎手の、現状

    2年目の先輩である永島まなみ騎手はデビューイヤーの7勝を超えて現在9勝
    依然として派手さはないものの、8月は自身初となる1日2勝をマークするなど、着実に力を付けている様子だ。


    古川奈穂騎手の、現状

    夏は北海道シリーズに参戦している古川奈穂騎手
    トップジョッキーが集まるだけに騎乗数、質ともに落ちて厳しい戦いを強いられているが、所属厩舎のバックアップもありここまで8勝
    この夏の経験をしっかり秋に繋げていきたいところだろう。


    藤田菜七子騎手の、現状

    そして最後は藤田菜七子騎手
    8月14日、約2ヶ月半ぶりに勝利を挙げて今年の5勝目を挙げたが、前述の3名の成績とを比べてわかるように、現在は女性ジョッキーの中で一番勝ち星が少ない状況だ。
    とりわけ騎乗数が増えないのが一番の懸念材料だろう。
    かつてのかつてのアイドルジョッキー時代は完全に役目を終え、今や「女性ジョッキー」といえば今村聖奈騎手となった。
    上手くなるためには数を乗るしかないし、乗らなければ上手くならないのだが、…兎にも角にも泥臭く頑張っていくしかないだろう。


     
    今週末の開催で夏競馬が終了。(サマーシリーズはもう少し残っているが。笑)
     中山、中京に場所を移して秋競馬が開幕となる。
     
     GⅠレースへの騎乗資格を手にした今村聖奈騎手はどのGⅠが初舞台となるのだろうか。
    最短…となれば10月2日のスプリンターズSになるが、現状入っている話では騎乗の予定はない。

    新人最多勝記録を持っている三浦皇成騎手がその年のスプリンターズS(プレミアムボックス・14着)に騎乗し、これまた記録となるデビュー最速GⅠ騎乗「218日」という数字を持っているのだが、仮に今村騎手がスプリンターズSへの騎乗が叶った場合、デビューから「211日」となって最速記録を更新することになる。

    一生に一度しか狙えない記録ではあるだけに、さぞエージェント周り営業活動に奮起しているだろう(笑)
     


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2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。