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競馬の楽しみ方~女性騎手編 (2023年のJRA女性ジョッキー達) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2023年のJRA女性ジョッキー達

    デビューイヤーに51勝した、今村聖奈騎手

    2022年にデビューイヤーに51勝を挙げて一気に名前を売ったのは「藤田菜七子」と同じホリプロと契約してる今村聖奈騎手

    今村聖奈騎手
    ▲ 今村聖奈騎手


    過去にデビューイヤーで50勝以上を挙げたのは過去4人だけしかいない。

    ・1960年:加賀武見(58勝)
    ・1987年:武豊(69勝)
    ・1996年:福永祐一(53勝)
    ・2008年:三浦皇成(91勝)

    という錚々たる面々に続いての大記録だから、『凄い』以外の言葉が見当たらない。
     
     
     

    今村聖奈騎手の2年目のジンクス

    今村聖奈騎手の2年目の今年も2週を終えて3勝と上々の滑り出しとなっており、今年はさらなる活躍が期待される…ところだが、好調ゆえに「2年目のジンクス」はやはり気になるところだ。 
     
    騎乗馬の質は昨年同様にある程度約束されると思っていいが、昨年以上に楽な立場でなくなるところが大きい。 
    まだしばらく斤量の恩恵はあるが、他のジョッキーも黙ってスイスイと逃がせるようなことはないだろう。 

    極々一般的な話だが、斤量が軽ければ競走馬への負担が少なくなり、そのぶんスピードが出て前々に行けるのが減量騎手の強みである。

    それをして欲しくて減量騎手に依頼するケースがほとんどであり、馬込みに入ってのレースはそれ相応の技術力が必要になるため、経験の浅いジョッキーでは斤量の恩恵が相殺されてしまう。
    今村聖奈騎手だけではないが、若手ジョッキーが継続して結果を出していくためには、やはり技術力の向上なくしては話にならないのである。

    今村聖奈騎手としても、今年はとにかくレベルアップが最重要課題だ。

    これまで斤量の恩恵がなくなったとたんに勝てなくなり、騎乗依頼も減り…で再浮上できなくなった騎手はたくさんいる。(あの藤田菜七子もいま瀬戸際だ)
    とくに女性ジョッキーともなると、腕っぷしの強い男性ジョッキーたちと戦うわけだから、彼らに負けないくらいのパワーを身に付ける必要もある。
    過去女性ジョッキーたちが志半ばで引退していったのも、そういった壁にぶち当ったケースばかり。
    ジョッキーたるもの、馬を御せてこそ…だ。

     
    そんな今村騎手、エージェント等の繋がりもあり、福永祐一騎手に師事を仰いでいる。 

    追い切りの時などで会話をしているシーンをよく目にする。
    福永騎手が引退してもこの関係はしばらく続くものと思うが、現役のうちにどれだけ教えてもらい、吸収できるかは、本人にとってとても大事なことだ。

    先ほども名前を挙げたが、今、大注目の今村聖奈騎手でさえ藤田菜七子騎手のように一時のブームが終わって苦しむ時期が来ることは、決して他人事ではない。
    あくまで個人的な予想だが、今シーズンの今村騎手は決して順風満帆とはいかないのではないだろうか。
    試練の2年目となるが、どこまで成長できるか、1年間注目して見ていきたい。



    永島まなみ騎手にも注目

    逆に、2年目で成長を遂げたのは、デビュー年の7勝から2年目で3倍の21勝を挙げた永島まなみ騎手だ。

    永島まなみ騎手
    ▲ 永島まなみ騎手


    こちらは栗東滞在をしている横山典騎手が目をかけ始めたことで目覚ましく成長を遂げたようだ。
    今村聖奈騎手ほどコネクションがない中、地道に努力してのこの成績はまた立派と言える。
    今村聖奈騎手のライバルとして立ちはだかる可能性も十分にあるだろう。



    2023年デビューの女性ジョッキー達

    また、2023年は3月に3名の女性ジョッキーがデビュー予定
     
    2023年デビューの女性ジョッキー達・大江原 比呂 ・河原田 菜々 ・小林 美駒
    ▲ 2023年デビューの女性ジョッキー達


    (左)大江原 比呂
    (中)小林 美駒
    (右)河原田 菜々
     
    無事に合格できれば現役の4名と合わせて計7名JRA女性ジョッキーが誕生することになる。 

    全員が全員…という訳にはいかないだろうが、それぞれが個性を発揮して幅広く活躍する将来を楽しみにしたい。 


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2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。