最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬の楽しみ方~女性騎手編 (今村聖奈騎手がなんだか冴えない) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 今村聖奈騎手がなんだか冴えない

    Dr.コパ(小林祥晃氏)からの痛烈な発信

    昨年は、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち星を量産した今村聖奈騎手

    新人女性ジョッキー・今村聖奈騎手の快進撃」など、当コラムでも定期的に取り上げているが、今年に入ってから分かりやすいように失速気味だ。
     
    無論、開催中の携帯電話使用の件でお茶を濁してしまい、それまで得ていた信頼が薄れてしまったこともあるのだが、こと冷静に騎乗ぶりだけを見ても、消極的なレースが多くなっている印象を受ける。 
      
    そんな彼女の騎乗ぶりに関して、先週、自身の所有馬を任せた『Dr.コパ』こと小林祥晃氏が、X(Twitter)にて痛烈な発信を行った
     

    聖奈のやることが 理解ができない

     
    9月3日、小倉2R・ボビーニクビッタケ。 
    これまでダート戦で2度の馬券圏内に入り実力は示していたが、そんな中での芝レース初挑戦という一戦。 
    これまで先行して結果を出してきたこと、この条件替わりで斤量減の騎手を起用したことを鑑みると、期待をイメージするのは小林コーナーだけでなくとも「先行」だろう。 
     
    そんな周囲の期待とは裏腹に、スタートでやや後手に回るとそのまま手綱を抑えたままで終始後方。 
    直線でソロっと脚を使っただけで流れ込むようにゴール。 

    結果論ではあるが、素人目にも芝適性すら判断できないレース内容になってしまっただけに、オーナーがそのような発言をされるのも納得がいく。 



    藤田菜七子パターンとなるのか?

    …念のため、誤解を生まないよう書いておくが、小林オーナーの発言は優しさがあってのものだ。 

    Dr.コパ小林祥晃氏と今村聖奈騎手

    過去に藤田菜七子騎手に重賞常連のコパノキッキングを騎乗させたこともあるように、若手騎手らにチャンスを与える気概のある人だと思う(勿論、注目されるということが理由だとも思う)
    今回も、今村聖奈騎手により成長して欲しいと想うが故の発信であるように受け取れる。 
      
    このような、いわゆる騎乗ミスは誰にでもあることだし、レース後には厩舎やオーナーから酷く指導されるケースも少なくはない。 
    ごく当たり前のことではあるが、明らかに調整を落としている今村聖奈騎手にとってはキツく染みる一鞍になったことだろう。 

    夏競馬は約2ヶ月騎乗して5勝のみ
    明らかに落ちている騎乗馬の質を鑑みると、妥当と言えるかもしれないが、まず勝ち負けを期待できる馬を任せてもらえるようになることが喫緊の課題である。 
     
    これではまるで「俺の馬で菜々子に重賞を勝たせるという使命は終わった。」と小林オーナーに言われて下降一直線となった「藤田菜七子のパターン」をなぞっているようである。 
     
    今村聖奈騎手がひと皮剥けるまでには少々時間が掛かりそうな印象もあるが、同期の永島まなみ騎手は雑草魂で着実に腕を磨き、今年ここまで今村聖奈騎手を抜いて27勝をマーク(今村騎手は21勝)となっている。 
     
    どつぼにはまらず、追い抜け追い越せで、競馬界を盛り上げる存在になっていって欲しいところだ。 


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2024/04/21(日)
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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。