最終更新日:2024年04月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (進化する競馬場) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 進化する競馬場

    阪神競馬場改修工事

    秋のGⅠシリーズ真っ只中。

    今年の春に新装した京都競馬場も賑わいを見せているが、そんな中でお隣の阪神競馬場改修工事のお知らせが。
     
    メインスタンドの改修に伴い、来年2024年春から2025年の春頃まで阪神競馬が休止となる。 
     
    現在の阪神競馬場
    ▲ 現在の阪神競馬場


    現在の阪神競馬場
    ▲ 現在の阪神競馬場


    前述の京都競馬場ほどの改修ではないが、今あるスタンドを部分的に改修するとのことで約1年間の短いお休みだ。 
     
    その工事において、観戦席の仕様変更(間隔を空けた座席配置)、グループ席やプライベートエリアの設置、インフラ・ホスピタリティの拡充と、昨今の来場者のニーズに合わせるためのアップデートが行われるとのことだ。

    1991年竣工と比較的新しい建物ではあるが、東京や京都に比べるとやや座席エリアが少なく、多くの人がゆったり競馬観戦を楽しめる環境というと、やや満足度が落ちるところもあっただけに、このタイミングで京都ともに関西の競馬場がレベルアップすることになる。

    コロナ禍でインターネット投票は大きく数字を伸ばすことに大成功したが、そんなコロナも落ち着き始めた今、改めてレジャーとしてのオフラインにおける価値が重要になっている。

    ウマ娘に頼るのも限界があるというもので、競馬場もレジャーのひとつとして、進化を続けていかなければ、新しいファンを獲得していくことができない(笑)
     


    今後の変更にも注目の競馬

    そんな阪神と言えば、春の大阪杯と宝塚記念に、年末の2歳GⅠとビッグレースが開催される競馬場である。

    来年2024年に関しては、大阪杯(2回阪神)までを阪神競馬場で行い、その後毎年行われていた6月からの阪神開催を京都競馬場で行う
    すなわち宝塚記念が京都競馬場で行われるのだ。
    9月は中京競馬場で、そして年末は京都競馬場で開催することが決まり、阪神JFと朝日杯FSはともに京都での開催となる。

    ちなみに、宝塚記念が京都競馬場で行われたのは、ディープインパクトが勝った2006年以来のこと。

    阪神競馬の改修以外にも、2024年は地方競馬を含めたダートグレードレースの整備に伴い、例年東京競馬場で行われていたユニコーンSが京都1900m戦で開催されたり、夏の暑さ対策として、休止時間と薄暮レースの開催が決まったりするなど、色々と今後の変更点が発表されている

    変化に対応していくファンはやや近年大変な印象もあるが、競馬が長く続いていくためだと思って上手く付き合っていくしかないな(笑)


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2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。