最終更新日:2024年04月28日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬の楽しみ方~番外編★ (リニューアルオープンしたセンテニアル・パーク 京都競馬場) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. リニューアルオープンしたセンテニアル・パーク 京都競馬場

    リニューアルオープンした京都競馬場

    約2年半にもおよぶ工期を経て、京都競馬場が生まれ変わった。
    その名も「センテニアル・パーク 京都競馬場」。

    センテニアル」とは『100年の』という意味で、京都競馬場が現在の淀に移転したのが1925年だから、そこから約100年が経ったということでこの名前が付けられた。
     
    リニューアルオープンしたセンテニアル・パーク 京都競馬場
    ▲ センテニアル・パーク 京都競馬場


    センテニアル・パーク 京都競馬場の完成図
    ▲ センテニアル・パーク 京都競馬場の完成図



    2年前の京都コースと何が違う?

    902日ぶりの京都競馬場でのレースとなり、菊花賞や春の天皇賞など、伝統ある長距離GⅠが阪神競馬場で行われたり、中京競馬場も代替として多く行われたりしたここ2年。
    私も昔からのイメージで京都競馬場・京都コースを想像して馬券を買い、何度痛い目に遭ったことか(笑)
     
    きっと今年度からはそんなこともなくなる…と思いたいのだが、2年前の京都コースとは様変わりしているので、まずは慣れが必要そうだ。
     
    とはいえ、大きくコースレイアウトに変更はない。 
    3コーナーの上り坂と、4コーナーから直線にかけての下り坂は以前のままで、外回りコースのカーブについては、従来よりも緩やかになる形で設計されているとのことだ。
     
    コース自体は変わっていないものの、この大改修において走路の全面改修が行われている。 
    芝の下に埋め込まれている砂の入れ替えを行い、さらには水はけを良くするために地下水路も設置した。 
    コース下にパイプを組み込み、全体的に水が抜けやすい構造になっているとのことだ。

    一般的な京都コースのイメージは先行有利で、そこに水が抜けやすくなる(馬場の回復が早くなる)となれば、さらに先行が有利な馬場になるのではないだろうか。
     
    また、一部では「超高速馬場化」を懸念する声もあるが、こういったところは日々の芝の育成・管理で調整が可能なもので、初年度はある程度試行錯誤も続くだろうが、少し長い目で見ることも必要だろう。
    …ということで、しばらくは客としても試行錯誤が続くのかもしれない。

    ちなみに、もちろんだがコース以外にも施設全体がリニューアルしており、これからの時代に合った設備・サービスが揃っているそうだ。

    リニューアル週の翌週には天皇賞・春が行われる
    いつも通り先行有利なのかどうなのか、タイトルホルダーがそのまま逃げ切ってしまうのか。
    開幕週である程度の傾向はつかんでおきたいところだ。


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。