最終更新日:2024年05月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,796

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (ダートグレード競走体系の見直しで、ダートの評価と今後に注目) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. ダートグレード競走体系の見直しで、ダートの評価と今後に注目

    楽しみ倍増のダート路線

    以前にも当競馬コラムで取り上げた、地方競馬を巻き込んだダートグレード競走体系の見直しについて、先日、JRAからもオフィシャルリリースとして、再来年の2024年から始まる具体的な内容についての発表された。
     
    改めて…になるが、大枠として『ダートのクラシック3冠競走の制定』と『ビッグレースに向けた各競馬場でのステップレースの制定』の2つが目玉となる。 
      
    ①羽田盃(4月下旬)  
    ②東京ダービー(6月下旬)  
    →従前までは南関東馬限定のクラシック競走だったが、これをJRAも含めた交流JpnⅠに格上げ。  
       
    ③ジャパンダートクラシック(10月上旬)  
    →今年まで7月に大井競馬で行われていた『ジャパンダートダービー』(交流JpnⅠ)と、10月に盛岡競馬で行われている『ダービーグランプリ』(地方交流)を一緒にした形での施行。  

    中央馬・地方馬ともに、ダート馬は上記①~③を目指す戦いが来年から始まることになる。



    今後ますますダートが評価・注目されていくだろう

    そして、それに伴って2歳~3歳年明けには全国的に開放された交流レース、各地方でのトライアルレースなども設定されており、これまでクラシック戦線は芝馬にしか目を向けられなかったものの、これでダートも同じように評価・注目されていくことになりそうだ。
     
    また、こういったレース体系の刷新に伴い、古馬ダートグレードレース一部変更の発表があった。
    主なところで言うと、川崎競馬の歴史あるグレード競走・川崎記念がこれまでの1月から4月に変更となった。 
     
    少し話は逸れるが、これまでは暮れの帝王賞とフェブラリーSの間に挟まれている日程だっただけに、最近は強豪馬が集まりづらい状況でもあり、この日程変更は興業的にもレースを使う陣営としても願ったり叶ったりだと思う。 

    などなど、他にも色々と変更事項がたくさんあり、馬券を買う我々も些か混乱してしまいそう気もするが、改革にはこういった時期も一定は必要だ。
    昨年は日本馬が海外のダートGⅠで快挙を達成したことで、改めて日本国内におけるダート馬の地位確立レベルアップが本格的に考えられている証拠でもある。
     
    一方で、賞金を中央馬にゴッソリ持って行かれる可能性のある地方馬・地方厩舎・地方オーナーとしては、すんなり喜べないところもあるかもしれないが、中朝的な観点で考えれば決して悪い結果にはならないと思っている。

    国内の競馬全体が活性化され、ひいては売上向上からレース賞金の増額…となれば、多くの人がハッピーになれるはず。
    色々なタイプの競走馬・種牡馬に価値が出て、昨今のように生産グループや良質な馬の買い手など、特定のものに偏ってしまう事象もいずれは解消されてくるのではないかと期待もしたいところである。

    実施して様々な課題は出てくると思うが、トライ&エラーの精神で日本の競馬界全体が良くなるように進んでいって欲しい。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/05/05

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するケイバ@(KEIBA@)の無料予想(無料情報)は、2024/05/05の新潟11Rで提供された買い目である。

ケイバ@(KEIBA@)という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ケイバ@(KEIBA@)の無料予想(2024/05/05)

推奨:馬連orワイド5頭BOX
結果:1-13-16

ケイバ@(KEIBA@)無料予想(無料情報)だが、勝った16ヤマニンバルサムは、前走が10着であったことで嫌われたかもしれないが、その前走は休み明けで太め残りであったことは数字も示していた。
つまりは叩き台の一戦で度外視出来たもの

当然ここは叩いて変わってくることは予想できた筈であるし、陣営の思惑通りに体も絞れてきていた。
さらには、開催2週目にして早くも内が一気に荒れてきた芝コースで今回大外を引いたのであれば、芝の状態がいいところを走れるのが見込まれていたの。
3走前はOP勝ち、2走前は重賞勝ち、ともに芝2000mを1分58秒台で走れていた。
前走で2分を切れなかった競馬であったことも復調途上を示していた。

先行馬なだけにマークされる可能性もあったが、前走の敗因でマークは相当に緩くなることも予想できた。

これだけ条件が好転しているのに、何故推奨しない?

ケイバ@(KEIBA@)が提供したレース

3着の1ヨーホーレイクは、一昨年の1月にG2の日経新春杯を勝っていた馬。
その後、屈腱炎を患い長期の休養を強いられたが、復帰戦の前走「金鯱賞(G2)」が強力メンバー相手に重め残りの体で3着。
金鯱賞を勝ったプログノーシスは、先週の香港G1クイーンエリザベス2世Cを2着、2着のドゥレッツァは菊花賞馬だ。

そんなメンバーの中、屈腱炎での休み明け3着、つまりはG2あたりなら普通に通用する力がある馬だったのだ。59kgでもだ
また、トップハンデ59kgはハンデキャッパーの評価も高かった証左。
正直59kgはハンデ戦においては酷量、それを承知で使ってくるのだから当然仕上がっていると判断しなければいけなかったのだろう。

そして、一昨年の日経新春杯を勝った時も中京の左回り。
叩いた上積みも加味でき、前走以上が期待できたはず

実績、底力は明らかの最上位。
これらの要素を軽視したのは軽率であった。



2024/05/05

マイルスという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

マイルスという競馬予想サイトだが、既に1ヶ月かけて無料予想の長期検証した検証結果は出ており、的中率55%(馬単、馬連、ワイド)の、回収率は31%
収支結果はマイナス−12万 3300円となった。

マイルスはしばらく前に検証した競馬予想サイトで、競馬検証.comではとっくに「悪評価」が付いているのだが、ここ最近になってまた「解体新書」や「競馬戦線」といった集客サイトで客集めをしているようだ。
そこで競馬検証.comでも久々に予想を検証することにした。

5/4(土)馬単ガミ馬連不的中
5/5(日)2券種とも不的中となった。

今回検証するマイルスの無料予想(無料情報)は、2024/05/05の京都7Rで提供された買い目である。

マイルスという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ マイルスの無料予想(2024/05/05)

券種:馬単BOX
結果:6→4

今回、馬単、馬連の2券種公開であったが、何故買い目の組み合わせがかけ離れているのか意図が不明である

馬単では6・モズアンタレスが抜けて不的中。
馬連では4・サクセスアイ抜けて不的中。

この2つの買い目を比較することになるが結果的には「縦目」。
ただ、一方では推奨し、他方では推奨しないのは何故か?

率直に言って外れ方が見苦しい

異なる買い目を出しておけば、あわよくばどちらかが的中するという考えだったのかもしれないが、両方不的中ではお話にならない。
ユーザー目線で見ても「何故、馬単、馬連、両方買わなければならないのだろう?」となる。

確かにメンバー的に休み明けあり、初芝ありと不確定要素が多かった組み合わせではあったが、それならそれで、その要素を網羅すれば的中につながったのではないか?

頭数が手頃なレースであっただけに、どちらかの券種に絞って手を広げていれば的中となっていただろう。
運任せではなく、もう少し推奨馬の意図を感じさせる買い目の公開を今後は心がけるべきだろう。