最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,554

有馬記念 (12月・GⅠ) (2018有馬記念の注目馬) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2018有馬記念で話題の注目馬、オジュウチョウサン

  2. 2018年の有馬記念は、現時点では今年の天皇賞(秋)を勝ち、且つ昨年のダービー馬でもある1番人気のレイデオロ有力視されているが、レイデオロ以外にも注目を集めている、ある「特異な馬」が出走を予定してる。


    その馬とは「絶対障害王者」の異名を取るオジュウチョウサンのコトだ。

    障害レースでは 史上最多のJ・GⅠ 5勝、JRA障害重賞9連勝中の障害レースのレジェンドであるオジュウチョウサンは、有馬記念の前日に行われる中山大障害に出走すれば 勝利間違いなしと言われるほどの「絶対障害王者」であるのだから「もう障害界に敵はいない。ならばファンの多い馬なだけに、もう一度平地に戻して年末の有馬記念を目指します」と、名物オーナー長山尚義氏が宣言し、夏の福島から平地競走に戻して、宣言どおり2連勝した。

    現在は1600万条件に在籍する、所謂「条件馬」で、有馬記念出走となると格上挑戦という形になるが、そもそも有馬記念はファン投票で出走馬が決まるレース、
    現時点でオジュウチョウサンは堂々の3位に位置している(ファン投票10位以内の馬が優先的に出走可能)。

    平地に戻した際にオーナー直々の使命を受けた武豊騎手は、その後オジュウチョウサンを2連勝させ「是非有馬記念でも」とずっとラブコールを送られていたのだが、この度正式に騎乗依頼を「受諾」した。

    このことでファン投票の方もさらに票を伸ばすことになるなら、まず出走権利は得たと言えよう。


    では実際に勝負になるかという点なのですが、普通に考えれば「厳しい」だろうな。

    平地で特別戦2鞍に騎乗し、2勝させた武豊騎手曰く、1戦目の500万特別である開成山特別で騎乗した際には楽勝だったものの「イメージほど走らなかった」とコメントしている。
    その後昇級し1000万条件の南部特別に騎乗し勝利した際には「普通の1000万クラスなら勝てて驚けない。ただGⅠレベルになってくると時計面で1つ(1秒前後)違うかなと正直感じます」とコメントしており、ある意味、武豊騎手らしい模範解答とも言えるのだが、武豊騎手は最後にこうもコメントしていた。

    もっと走ると思いますよ、この馬」と。


    JRAのコラボ企画」の時にも少し書いたが、オジュウチョウサンは、血統的にもステイゴールドシンボリクリスエスの肌馬で中山向きなのは好材料だし、ここにきて有力馬が次々に回避しているのもこの馬にとって朗報だ。
    年末を盛り上げる2018有馬記念の「名脇役」となるのは間違いのないだろう。



  3. 2018有馬記念で話題の注目馬たち

  4. このレースで1番人気が予想されるレイデオロは3歳時に散見されたいた「スタートの危うさ」が、今秋は影を潜め安定感が出てきたのは歓迎材料だ。

    本来スタートがあまり良くなくて、中山よりは東京という馬だったのだが、今年は秋の復帰戦で中山コースで行われた産経オールカマーを制しているように、ここにきての精神面の充実は顕著で、今の状態ならここでも主役扱いとされる資格は十分と言える。

    また、天皇賞(秋)からさらに距離が伸びるのもこの馬には追い風となるだろうし、鞍上にルメールを確保しているのは、これ以上ない心強い要素だ。


    天皇賞(秋)3着、ジャパンC2着のキセキは昨年の菊花賞を勝って以来調子を落としていたが、夏を全休し立て直し、この秋の走りが本来のものとなってきているのであれば完全に復調したと見ていいだろう。
    ジャパンCではアーモンドアイに切れ負けした形の2着と映りがちだが、この馬もコースレコードで走っているなら「相手が悪かった」としか言いようがないレース。
    3歳当時のこの馬は、脚を溜め瞬発力を活かす競馬で実績を積み上げてきたが、古馬になって体質が強化され先行できるようになった。
    またそれを上手く引き出せている川田騎手とのコンビも安定感抜群と言えるので、ここでも信頼に足る走りが期待できる。


    逆にコース替わりが不安なのはジャパンC3着のスワーヴリチャードだろうか。

    1番人気に推された天皇賞(秋)がまさかの出遅れ
    その原因を入れ込みと捉えた陣営は、その対策として敢えて馬を追い込むような調教をせずに前走のジャパンCでイチかパチかの「ソフト調教」を施した。
    結果的に3着となったのであれば一応は吉と出たようにも見えるが、ここにきてゲートや気性面の不安が上ってきたのは、いい材料とは言えない。

    春の大阪杯こそM.デムーロの神騎乗で早めに捲る競馬でGⅠ勝利に導かれたが、当時の騎乗は「同じことをもう一度やれ」と言われても出来ないであろうと推測される神騎乗でした。前出2騎にプラス材料が多いのに対してスワーヴリチャードは不安材料の方が多いのは気になるところ。

    今年のジャパンC4着のシュヴァルグランは昨年のジャパンCを勝ち有馬記念は3着。ただ今年は京都記念を4着し連覇を狙ったジャパンCも4着。
    さらには年内引退と宣言されていたにも関わらず、今年の成績がさえないためか引退を撤回し来年も現役続行と公式にアナウンスしてた。

    この一連の流れだけを見ると強調材料にかけるように見えるが、今回は昨年この馬に初GⅠ勝ちをもたらした最強助っ人ジョッキーH.ボウマン騎手が満を侍してここで騎乗する。
    …だが、昨年はシュヴァルグランでジャパンCを勝ちワールドベストジョッキーの座に輝いた世界の名手H.ボウマン騎手だが、今年は長期の騎乗停止などがあり今ひとつの成績。

    ただ、ここ一番の手綱捌きはまさに世界レベルなので、この秋の成績で人気に陰りが出るようなら却って妙味となる一頭となりうるだろう。
    この「2018有馬記念」で引退が決まっているサトノダイヤモンドは、アブドゥラ騎手を呼び戻して起爆剤にしたいという思惑が見えますが、そもそも起爆剤が必要な状態での出走には疑問符がつく。

    一昨年のダービー馬マカヒキも出走予定だが、武豊に袖にされた時点で状態面が本物ではないことが見受けられるなら出走さえも危ぶまれることが懸念される。

    以上が現時点で「2018有馬記念」に出走が見込まれる馬の評価。

    長きにわたり数々のドラマを演出してきた「有馬記念」だが、昨年、2017有馬記念の覇者となったキタサンブラックのレース後のセレモニーは、私も大いに感動させられた。

    さて、今年のドラマはいかに?



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土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。