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競馬の楽しみ方~番外編★ (C・ルメール騎手、落馬負傷で無念の戦線離脱) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. C・ルメール騎手、落馬負傷で無念の戦線離脱

    ルメール騎手がドバイターフで落馬

    先週末、アラブ首長国連邦・メイダン競馬場で行われたのは「ドバイワールドカップデー」。
     
    その中で日本から参戦していたC・ルメール騎手がドバイターフ(GⅠ)に騎乗(キャットニップ・米国馬)し、競走中に落馬するアクシデントが発生した。 

    すぐに病院に運ばれ、鎖骨と肋骨を骨折、さらには負傷の反動で肺に穴が開いてしまったことも判明した。 
    命にかかわる事故にならなかったのが幸いだが、絶対安静が必要とのことでいまだアラブ首長国連邦にて療養を行っている。

    C・ルメール騎手がドバイターフで落馬
    ▲ ルメール騎手がドバイターフで落馬



    リーディング争いからも戦線離脱

    そのドバイターフの後に騎乗を予定した日本馬、ドバイシーマクラシックのスターズオンアース、ドバイワールドカップのデルマソトカゲはともに乗り替わり。(スターズオンアース⇒デットーリ、デルマソトカゲ⇒マーフィー騎手)

    ルメールにとっての今年のメインがこの2頭だっただけに、こういうのもなんだが、結果的に他国の馬に騎乗したのが『余計』となってしまった格好だ。
     


    鎖骨と肋骨、骨折の程度にもよるが、この箇所の骨折であればある程度の痛みと引換えに騎乗はできなくもない。
    ただ厄介なのが肺に穴が開いてしまったことで、これは完全に完治しなければいけないところ。
    それまでは日本に戻ってきてもすぐに騎乗とはいかない
     
    また、ここでリーディング争いの話をするのもどうかと思うが、現在46勝で首位となっているルメール騎手を追いかける2位川田騎手とは6勝差

    これは復帰するまでに間違いなく抜かれ、ある程度の差が開いてしまうだろう。 



    騎乗キャンセルでジョッキーが…

    …と、このアクシデントで大慌てになっているのはルメール本人だけではない。

    今週からクラシック戦線がスタートする。
    皮切りとなる桜花賞ではチェルヴィニア(アルテミスS勝ち)、来週の皐月賞ではレガレイア(ホープフルS勝ち)に騎乗予定だったが、これはすべて騎乗キャンセルとなった。
    急遽オーナー、厩舎サイドは代わりのジョッキーを探さなければいけなくなってしまった。

    とはいえ、一世一代の大舞台だ。
    その他の競走馬も事前にジョッキーを決め、より勝てるチャンスのある選択をしてトップジョッキーを手配しており、この期に及んでルメール同等のジョッキーが空いているはずがなく、とにかく困ってしまってどうしようもない状況だ。
     
    直前に迫っている桜花賞はギリギリまで調整に手間取っている様子。
    このような経緯のある競走馬が本番で結果を出した例は記憶にないのだが、果たして結果はどうなるやら。。


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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。