第28回
凱旋門賞 (10月)

2019凱旋門賞への思い

  1. 凱旋門賞への思い

  2. 夏競馬真っ盛りの競馬界だが、ここにきて秋にフランスで行われる凱旋門賞へ出走する馬が概ね決まりつつあるようだ。



  3. フィエールマン、2019凱旋門賞へ

  4. まずは昨年の菊花賞馬であり、今年の天皇賞(春)勝ち馬でもあるフィエールマンだ。
    距離適性は十二分なので、凱旋門賞において面白い存在となるだろうな。
    2019凱旋門賞にフィエールマン
     



  5. ブラストワンピース、2019凱旋門賞へ

  6. 次にブラストワンピース
    ブラストワンピース、2019凱旋門賞へ
     
    59kgを背負って仮想凱旋門賞のつもりで挑んだ目黒記念で8着と敗退し、関係者もまさかの結果に一時「無謀な挑戦なのでは?」となり、凱旋門賞出走が立ち消えになったとの噂があったが、今後使う札幌記念の内容や、その結果次第では出走に踏み切る可能性はまだ残ってるようだ。
    …ただブラストワンピースの場合、本当にフランスに行きたいのであれば8月18日の「札幌記念」をなんとしても勝ち切り、フランスへの渡航費用を捻出しなければならないだろう。

    フィエールマンブラストワンピース同じノーザンファーム産で、おのおのクラブ所属馬なのだが、フィエールマンはサンデーレーシング所属馬で、ブラストワンピースはシルクレーシング所属馬だ。

    サンデーレーシングは募集価格にを40口に分けて募集するため、1口が高額となる。
    フィエールマンの募集価格は1億円ジャストだ。これを40口で割ると、一口あたりの出資額は一口 600万円になる。これはクラブ馬としてはかなり高額な部類に入ると同時に、出資者もそれなりの高額所得者となる。


    一方、ブラストワンピースはシルクレーシング所属で募集価格は2000万円だ。
    シルクレーシングの募集口数は1頭あたり500口(1口馬主)なので、出資者の負担は1口 4万円だ。

    この金額なら普通の務め人でも出資できる金額だろう。
    ただ、凱旋門賞は招待競走ではないため、フランスまで往復する輸送費用は会員が負担しなければならないという現実がある。

    フランスまでの輸送費用は、約1,600万円
    そうなるとブラストワンピースの一口馬主は、ブラストワンピースが凱旋門賞に出走することになれば、これを500口で割った金額である約3万円を負担することを強いられるのだ。
    ブラストワンピースの「シルクレーシング」の会員は500人。たかが約3万円とはいえ全一口馬主を説得するのは、かなり苦労しそうだ

    フィエールマンが所属するサンデーレーシングであれば、そもそも会員自体が高額所得者なので、輸送費用を40口で割ると40万円なので、夢を追うには高い金額ではないし、クラブ側も40人を説得するのは容易なことだろう。むしろ説得する必要もないハズだ。

    フィエールマン、ブラストワンピースともに出資額に対して一応は黒字を出している馬なので、一見造作ないようにも見えるが、この「お金」の部分が「凱旋門賞」の出走に向けて高いハードルとなりそうだ。



  7. 個人馬主の馬が 2頭が2019凱旋門賞へ

  8. 前章までの2頭が社台系のクラブ馬なのに対し、今年は個人馬主の馬が 2頭出走を予定している。

    まずは今年のダービー馬ロジャーバローズ
    2,400mを押し切っているくらいですから距離は大丈夫だし、何よりも脚質的に先行できるというのは魅力的な馬だ。


    同じ角居厩舎からは宝塚記念2着のキセキも出走予定。
    この馬も昨年秋から今年にかけて好調をキープしているので面白いと思う。
    また、この「キセキ」は一昨年の菊花賞馬なんだが、その当時の馬場がまさに「泥田」と呼ぶにふさわしい不良馬場だったのだが、そんな中で勝利しているのだからフランスの力のいる馬場も性格的にも合うんじゃないかな。

    そしてこのコンビは幸運なことに同じオーナーラインだ。
    キセキのオーナーである、石川達絵氏は、株式会社デジマーズという会社の代表取締役で、また、石川氏はロジャーバローズのオーナーである猪熊浩次氏が代表取締役をしている株式会社バローズの取締役も務めているという、蜜月関係。
    株式会社デジマーズの社長、馬主の石川達絵
     
    そうなると、当然2頭で輸送すれことになるので輸送費は折半できるだろう。
    この大一番で条件の噛み合ったこの2頭には追い風が吹いていると言える。



  9. 意味のわからない馬、ノーワン

  10. 最後に、全く意味不明な登録馬である3歳牝馬のノーワンだ。
    この馬は、桜花賞後に既に1時登録を済ませており、オークスの結果やその後の状態を踏まえて遠征するか判断するとのことだったのだが、「オークスの結果を見て」…どころか、オークスではなんと最下位入線しかも3.9秒も離されている
    正直この状態で凱旋門賞出走など、

    とても正気とは思えない。



    …にもかかわらず、アーモンドアイや、サートゥルナーリアが出走回避を公式に発表する中、この馬に関しては何故だか全く音沙汰がない状態。
    この馬のオーナーは「藤田好紀」という方なのだが、実質のオーナーはオーストラリアのGⅠオールエイジドSを勝ったハナズゴールという馬を所有していたM.タバート氏が設立した「ニューワールドレーシングクラブ」なのだ。

    どういった事情で馬主表記が「藤田好紀」という人物になっているのかは定かではないが、このクラブを世の中にアピールするために凱旋門賞への1次登録を行ったのではないか?と、周囲では声が聞こえている。
    いずれにせよ現時点では真相は全くわからない、何がしたいのか意味のわからない「ノーワン」だ。


    …以上が現時点で凱旋門賞出走を表明している馬たちの現状だが、「サトノダイヤモンド」で3度目の凱旋門賞に挑戦し、敗北。「オルフェーブル」でも凱旋門賞2年連続2着がやっと。…そんな誰もが超えられていない凱旋門を、「ノーワン」が渡航費払ってもし本当に挑戦して勝てた日には、私はもう凱旋門賞を2度と見ないのではないかと思うw


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    競走馬時代を知っている馬の仔がデビューというのは、競馬ファンなら、特別な思いがあるはずだ。




  4. 血が紡ぐ競馬の未来
  5. 2015年のダービー馬ドゥラメンテ。
    人気になったのは強さもそうだが、アドマイヤグルーヴの最後の仔であることも大きく関係している。

    当時は牝馬が牡馬を倒すことが珍しかった時代に、天皇賞を制したエアグルーヴ。
    そのエアグルーヴの仔であるG1馬アドマイヤグルーヴ。
    そのアドマイヤグルーヴの仔、ドゥラメンテ。




  6. 血が繋ぐ競馬新時代
  7. 海外競馬に目を向けなければ、「この馬の母って誰?」…そんなことも日常茶飯事になることだろう。
    ジェンティルドンナの母は海外馬。
    競馬は新しい時代に突入しています。


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    このコラムでは、海外競馬に関する情報を積極的に公開していきたいと考えています。



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