最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,558

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  1. 日本馬の海外遠征がスタンダードになる

    海外での日本馬の出走

    今年の凱旋門賞こそセブンスルーシーズ1頭のみの参戦ではあったが、その他の海外レース含め、非常に日本馬の出走が盛んになっている昨今。

    先週行われたアメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップでも多くの日本馬が出走した。
    優勝こそなかったものの、ブリーダーズカップクラシックでは3歳馬デルマソトカゲが見せ場たっぷりの2着と健闘。
    他にも海外の一線級と互角の走りができるようまでになった日本競走馬である。
     
    ひと昔前までは明らかにヨーロッパ、アメリカとのレベルの差があったが、今は間違いなく同じステージに立てるだけのレベルになったと言っていいだろう。

    まだ、少し差は見えるものの、ポジティブに考えればまだまだ成長の余地があるということ。
    これからも海外で活躍する日本馬の走りを楽しみに見ることができるはずだ。
     
    そんな今やスタンダードとなった日本馬の海外遠征だが、遠征する理由はただの「ロマン」だけで遠征に行く訳ではなく、基本「金」だ(笑) 
     
    日本のみならず、世界の競馬主要国で賞金額を上げ、海外の強豪を自国のレースに呼び、レースを盛り上げる風潮が強まっている。 



    オーストラリアの高額賞金レースを日本馬が制した

    …という中で先週、オーストラリアの高額賞金レースザ・ゴールデンイーグル』を日本馬が制した。  
      
    オーストラリアの高額賞金レースを日本馬オオバンブルマイが制した
    ▲ 豪州高額賞金レースを制したオオバンブルマイ


    3歳GⅠ未勝利馬オオバンブルマイ、春のNHKマイルC3着からの参戦で、見事1着賞金約5億円をゲットした。

    ザ・ゴールデンイーグル」はグレードレースの格付けはなく、走る馬も超一流が集まってはいなものの、オーストラリアの名物レースとして2019年から始まった3歳戦だ。

    オーストラリアの競馬で有名なグレードレースと言えば『メルボルンC』があるが、その1着賞金を大きく上回るレースだけに近年はその注目度が上がっていた。
     
    そのオオバンブルマイ、ここで5億円を獲得したことで、国内の世代の獲得賞金額トップに躍り出た(約6億2,000万円)
    ダービー馬、タスティエーラ(約5億7,000万円)に約5,000万円ほどのリードをつけた。

    GⅠ未勝利馬がこのようなポジションに立つのは異例の出来事だが、よりチャンスのある舞台、より賞金を獲得できる舞台を走るのが競走馬の本質だ。

    今後、こういう選択肢をする馬も出てくることだろう。
    3歳馬のマイル路線としても、NHKマイルCが終わると、秋はマイルCSしか国内ではほぼ選択肢がない。

    古馬との力関係などを考えて無理に走らせるより、同世代との戦いでチャンスがあり、そしてより魅力的な賞金にチャレンジができること。
    オオバンブルマイが門戸を開いたことで、おそらく来年以降は日本からの参戦が増えるだろう。

    このオオバンブルマイの勝利、唯一の心残りは元々騎乗する予定だった武豊騎手が前週の開催で負傷しタッグを組めなかったことだ。
    乗り替わりが功を奏した?可能性は無きにしもあらずだが、こういったビッグレースではやはり日本人ジョッキーが背中に乗っていてもらいたいところだ。


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2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。