第23回
凱旋門賞 (10月)

インパクトを残したかった?

2018年、凱旋門賞ではエネイブルが凱旋門賞2連覇した。

今年の凱旋門賞は、日本馬は社台系生産馬ではないクリンチャー(生産・新冠平山牧場)が果敢に海外遠征を敢行したが、17着と惨敗だった。

クリンチャー」のオーナーノースヒルズグループ前田幸治氏で、グループとしては2013年のダービーを勝ってそのまま海外遠征したキズナ以来の挑戦(4着)だった。
意外な挑戦者だった、今回の「クリンチャー」には賛否両論、様々な意見が飛び交っていた。


そもそも日本のG1を勝っていない馬が凱旋門賞に出走するのは、サトノダイヤモンドの帯同馬として出走したサトノノブレス以来で、実績を考えても、誰が見てもクリンチャーはサトノノブレスよりも更に下位の評価しかできない馬だ。

それでも凱旋門賞に挑戦を決断した舞台裏には、この馬の馬場適性があったからだと思う。
クリンチャーの父はダービー馬ディープスカイだが、ディープスカイの産駒はそもそも日本では芝の重賞勝ち馬が今回のクリンチャーただ一頭
種牡馬デビューしてから6年が経過してるが、芝レースでの勝利数が32勝に対して、ダートレースでの勝利数が97勝と約3倍なら、種牡馬としては完全にダート種牡馬と見做されている馬。


ただ今回の挑戦はおそらく、この傾向を「逆転の発想」から「もしかしたらもしかする」という、我々馬券購入者と同じくらいのレベルの希望的観測に端を発してのものだったような気がする。
そして、この「逆転の発想」を後押ししたのは昨年の菊花賞2着があったからだろ。
泥田と化した芝コースを味方につけた昨年の菊花賞でのパワーと持久力は、確かに欧州向きの走りに見えた


ご存知のように欧州の芝は日本の芝に比べて草丈も長く、コースもアップダウンが激しいため、ディープインパクト産駒のようなスピードと切れを武器にする種牡馬でなく、持久力とタフさを武器にするディープスカイ産駒のほうが合う。…との判断からのものだったんじゃないかと推測される。


私もこのクリンチャーの出場を聞いた時、「いやいや、無謀にも程があるだろ?」と思う反面、血統とクリンチャーの走りの特性から「無きにしも非ず」とも考えてしまっていたw
前哨戦を叩き調子も上がっていたようなので「無きにしも非ず」の期待は若干上がっていたのだが、残念ながら意外性からの好走という希望的観測は、結果的には無残なものだった。
コレが現実。


それでも、「大社台」を向こうに回してダービーを2勝しているノースヒルズグループにしてみれば、今後も社台グループとの戦いは続くのであれば、社台グループよりも先に日本馬初の凱旋門賞を勝ちたい!…凱旋門賞を勝てれば、これ以上の栄誉はないとばかりにトチ狂ってしまい欧州遠征を敢行したが、夢はもろくも崩れ去った。
社台グループも「無謀な挑戦」を鼻で笑いながらも気が気じゃなかったかもな。


さらに今回、「誤算」であったのは、その年によりレベルのバラツキがある凱旋門賞で、今年のメンバーは近年稀に見るかなりハイレベルのメンバーだったのだ。…というのはいつもレースの後に誰もが言う「言い訳」なのだが(笑)

そして年によっては少頭数になることもあるレースが、今年は18頭という多頭数であったというのも目論見通りにかなかった要素の一つだったと言えるかもしれない。
まぁ運も全てだがから「負け」は「負け」だ。


今回クリンチャーがフランス遠征をするにあたりかかった費用は正確にはわからないが、気になったので調べてみると2014年にハープスターが遠征した際の費用の概算は下記のようだったので、レートの関係もあるが、1500万円前後かかったんじゃないだろうか。

・登録料… 7,200ユーロ(約100万円)
・出走料… 10,560ユーロ(約148万円)
・輸送費概算… 約1000万円
・輸送保険料… 14万円
・現地諸費用… 約340万円
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合計… 約1600万円


一応、遠征費用を調べてみたが、そもそも凱旋門賞を本気で取りにいこうと考える馬主にとって、欲しいものはタイトルではなく名誉。
なので、尋常じゃない金持ちオーナーからすれば、遠征費用のことなんておそらくあまり真剣に考えていないだろうけど。



1999年に凱旋門賞で2着したエルコンドルパサーは完全なる個人馬主の所有馬だったが、前年にジャパンCを勝ち、次は凱旋門賞ということで、なんと当該年の春から調整のために半年間フランスに滞在してた

この時にかかったコストが、当時のレートで約1億円前後と言われていたが、エルコンドルパサーの場合は現地で凱旋門賞を含み4戦して2勝2着したので、黒字にはならなかったと思うが、大きな赤字にはならなかったようだ。

ただ、凱旋門賞2着という勲章は種牡馬シンジケートを組むのに相当に有利に働いたので、結果的にはお金のことだけを考えればコストに見合う遠征であったと言える。
そこまで見越しての「半年間のフランス滞在」ってのはもぅオーナーではあるが我々同様に完全ギャンブラー。


結論としては、凱旋門賞挑戦というのは遠征コストやレースの賞金は馬主にとっては二の次の問題で、結果的に勝つことは快挙とも言える栄誉となるが、ZOZOタウンの、前澤社長の月旅行に総額750億円以上かけるのと同じで、ある程度インパクトを残せればお金は後からついてくるというのが世界のホースマン(ビジネス)が共通の認識なのだろう。


第20回
凱旋門賞 (10月)

凱旋門賞は戦争だ!

Arc is War!(凱旋門賞は戦争だ!)」と、ルメールは去年も言っていた。


昨年は「もしかしたらマカヒキが勝つかも」という思いも少しはあった凱旋門賞だが、今年のサトノダイヤモンド走る前から多分ダメだろう。もしかしたらサトノノブレスに先着されてしまうかも」と思っていた。


こないだの2017年凱旋門賞は、クソ盛り上がらなかった。

最悪の結果はなんとか回避できたものの、やはり残念な結果に終わったね。
なんか国内メディアもフォーカスしてなかったし、明らかに格の落ちる前哨戦のフォア賞勝てなかったあたりは、叩いて次という淡い期待もあったが、直前の週の「週末の雨馬場にお手上げ」はまだしも「息の入りが悪い」となり、喉の内視鏡までやる始末では、これはもう、走る前に終わっていたと考えるのが普通だろう。


ゲートが開く前から負けた時の言い訳が報道されているようでは「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」と、猪木氏に闘魂ビンタの1つも叩いてもらえっての。
馬主の手前、過剰に期待を持たせるよりは、って配慮だったのかもしれないけど、なんか見てて士気の下がる一連の報道だった。
注)(過去にプロレスラーのアントニオ猪木は試合前のインタビューで、テレビ局のアナウンサーから「負けたら引退という噂がありますが…」と聞かれた時「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」とアナウンサーに闘魂ビンタを見舞ったのだw)


ただ、「人事を尽くして天命を待つ」くらいのことは言っても良かったのではないか??と思うね。
「戦いはやってみなければわからない」という姿勢はむしろAオブライエン勢の方に感じたね。
エネイブルをすんなり先行させたら勝ち目は薄いと見た5頭出しの、Aオブライエン勢は大将格のオーダーオブセントジョージを勝たせるために4頭をエネイブルに競りかけさせたくらいだからな。

これがルメールの言う「凱旋門賞は戦争だ」と言うことか。
この4頭にサトノノブレスが仮に加わったとしても、エネイブルのあの弾け方を見せられれば多勢に無勢だったと思うところだけど、何もせずに帰ってくるよりはまだマシだっただろうよ。

そうは言っても「今年はエネイブルの強さがダントツ」というのはAオブライエン勢の動きを見ても、現地でも一致した考えだっただろーな。


そもそも池江泰寿調教師はオルフェーブルで2度、辛酸を舐めている張本人。
昨年もサトノダイヤモンドのフランス遠征の声がチラホラ上がったけど、「あのオルフェーブルで勝てないのだから…あとは言わずもがな」的な話が漏れ伝えられてたそ〜な。
そういうところを斟酌すれば、一連の報道の流れは同情の余地もあると「少し」は思えてくるのかもね。


けど、池江調教師にとって「奇跡を起こせたかもしれない馬」オルフェーブルはもう現役を引退して種牡馬となってしまっているからな。
ならば、「ダービー馬はダービー馬から生まれる」という格言があるように、池江調教師をもう一度奮い立たせる馬の出現を、これから現れるオルフェーブルの産駒に期待したいところですね。

※これは私の妄想かもしれないけど、もしかしたら今ごろ美浦トレセンで「うちのソウルスターリングで勝負になったかもな」と、藤沢和雄調教師が嘯いていたりしてw


第19回
凱旋門賞 (10月)

凱旋門賞路線に彗星現る!

先週海外から飛び込んできたニュースで、今年の2017凱旋門賞路線に彗星の如く一頭の馬が現れたたようです(≧ω≦)


その馬の名前は、エネイブル

英国J.ゴステン厩舎所属の3歳牝馬でイギリス、アイルランドの両オークスを制した勢いそのままに、先週の土曜に行われた キングジョージVI世&クイーンエリザベスSでも古馬を撃破。


レースも好位追走から直線入り口で先頭に立ち、鞍上のLデットーリに追い出されると後続を引き離す一方で最終的には4馬身半の差をつけてゴール。

これでキャリア通算6戦5勝(3着1回)で、L.デットーリを鞍上に迎えてからは、なんとG1・3つを含む 4連勝と、一気に一躍凱旋門賞の一番人気候補に躍り出た。


負かした相手もハイランドリールや、今年のエクリプス賞勝ち馬ユリシーズなら、これは「本物」と見て間違いないだろう。


日本から挑むサトノダイヤモンドにとっては厄介な馬が現れたもんだ。

今回の勝ち方が4コーナー先頭なら、本番でもサトノダイヤモンドよりも前で競馬ができるだろーし、古馬勢と比べて斤量も古馬59.5kgに対して3歳牝馬は5kgもらいの54.5kg、鞍上も元祖天才Lデットーリと、エネイブルにとって有利な材料が山盛りだ・・・

因みに、2013年にオルフェーブルを負かしたトレヴも54.5kgだった。

それでも過去に59.5kgを背負って勝っている馬もいるし、サトノの健闘を祈りたいところです!


第15回
凱旋門賞 (10月)

2016年凱旋門賞 回顧と騎手と珍事件

2016年 凱旋門賞インターネット投票売り上げ約41億円だったそうだ。
これは先日行われたオールカマー約46億円この数字は競馬場、WINSを含む数字で、凱旋門賞はインターネット投票だけで40億円ってワケなので、兎に角、

JRAは儲かった。

…ってことはわかるだろう。
如何せん初めての事なのでどこをどう比較すれば凄いのかはわからないが、JRAとしては「予想していた数字の10倍」の売り上げだったそうだから、どれだけ喜んだことか。


ただ、やはり、個人的な見解を言えば生で見たいレースは凱旋門賞ドバイWC、そうなると来年のドバイは同じくらいの売り上げが見込めるかもしれないね。

ドバイWCはレース数が多く、日本馬がたくさん出るので、もしかしたら更に売上を伸ばす事が出来るかもしれないが、結局どれだけの数の日本馬が遠征するかが 売り上げに比例するわけなので、その部分だけ考えれば期待は出来るが、来春から大阪杯がG1になったら、ドバイに行く日本馬が減るだろうから、海外での馬券の売り上げはそこまで期待できないかもしれないのが、JRAとしては悩むところなのではないだろーか。

難しいところだよね、
詰まる所はもっと外国の一戦級が日本のレースに出走してくれればシンプルに馬券が売れると思うんだけどね。実際、今回一番人気に推されたポストポンドがJCに出走すれば相当盛り上がるだろう。そういう環境を日本でつくることが重要なのではないかと思わされた2016 凱旋門賞でもあった。

2016 凱旋門賞が開催されたこの日の夜、東京競馬場ではパブリックビューイングが行われて、約二千人以上のお客さんが詰めかけたそうだ。
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…それにしても東京競馬場にわざわざあの時間に行くなんて…まぁ、マカヒキ走ったからな、気持ちは分からなくもないが、馬券が買えない東京競馬場に行って、スマホで馬券を買って応援ってことか?

レースでは一番人気のポストポンドが5着、ジョッキーは「最後に手前を変えなかった」と語っていたようだが、ずっと左回りを使われていての久々の右回りが影響したのかもしれません。

マカヒキは「かかった」とルメールは言ってたけど、ニエル賞が上手く行きすぎたので「もう少し出していっても」と欲をかいた分ガッツリ裏目に出たと言えるだろう。途中までいい線いってたのに最後伸びなかったなぁー…ガックリ。

レース後様々な競馬関係者がメディアにコメントを出していたけど、その中で私が一番印象に残ったのは蛯名騎手のコメント。

蛯名騎手は4着のシルジャンズサガに騎乗していたブドー騎手の事を評価していた。
なんと16頭立ての15番人気であわやの4着。…しかも、1~3着が全てA.オブライエン厩舎の馬であっただけに、厳しい競馬をしながら4着に持ってきたブドー騎手、地元フランスではO.ペリエの後継者と言われており、日本で一緒に乗った事のある蛯名騎手は将来性をこの時から見込んでいたようです。


…このブドー騎手の日本に残した伝説をひとつ紹介しようw
2014年に短期免許で来日した前代未聞の事件を起こしている。

日本食にハマって、焼肉とラーメンを食べすぎて減量できなくなり、レース前の検量で100グラム程度オーバーしてしまい、直前の検量で減量の必要が生じたため、なんと自身の判断でブーツを脱いで検量し、そのままレースにも騎乗してしまったいう珍事件を起こしたのです(笑)

その後も体重調整に苦労したため、短期免許の期限を二日残して帰国してしまったそう。
でも、今年はフランスリーディングをスミヨン騎手と分け合うほどの活躍で、どうやら大人になったようですね。

世界の競馬に目を向けるといろんな事があるようだな。


第14回
凱旋門賞 (10月)

2016凱旋門賞・迎え撃つ外国勢

…凱旋門賞 2016…

昨日コラム書いたばっかだが、今朝も更新しよう!
いよいよ今週末に迫った凱旋門賞。

1969年にスピードシンボリが初めて挑戦し、40年以上の歳月が流れているんだが、ここ10年で2着が3回と、あと一歩のところまで来ており、今年は当年のダービー馬マカヒキ(日本馬)が初の参戦、前哨戦のニエル賞も勝って俄然盛り上がりを見せている。
日本馬マカヒキ、2016凱旋門賞でどのような走りを見せるのか!!


2016凱旋門賞・今回は迎え撃つ外国勢のについて触れてみたいと思う。
※「ギャンブルジャーナル」から引用させて頂いた情報に追記させて頂ましたw


【英国】ポストポンド(Postponed)牡5歳
主な勝ち鞍:キングジョージ6世&QES、ドバイシーマクラシック、英国際S
言わずと知れた世界王者で昨年のキングジョージ6世&QESを制して以来、向かうところ敵なしの6連勝中。今春のドバイシーマクラシックでは日本のドゥラメンテ以下を寄せつけなかった。 強さは世界一の称号に恥じないもの。2016凱旋門賞、鞍上は日本にも短期免許で来日していたアッゼニとなる。


【日本】マカヒキ(Makahiki)牡3歳 単勝7.5倍(3番人気)
主な勝ち鞍:日本ダービー、ニエル賞(G2)
現在の日本競馬で猛威を奮う、史上最強世代の日本ダービー馬。父ディープインパクトは日本競馬の夢を一身に背負って走ったが3着入線後、失格の憂き目に遭った。…あれからちょうど10年、同じ馬主の息子がその借りを返せるかというところ。尚、ラクレッソニエールの回避により、おそらくマカヒキは二番人気に繰り上がると思われる。


【愛国】ファウンド(Found)牝4歳
主な勝ち鞍:マルセルブサック賞、ブリーダーズCターフ
牡馬トップクラスを相手に、互角以上の実績を収めている女傑で、圧倒的な安定感で前走の愛チャンピオンSも強豪馬が崩れる中、2着を確保している。ここまで18戦して3着以下に沈んだのはわずか1度だが、その1度が昨年の凱旋門賞。現在5戦連続2着と、勝ち切れない競馬が続いているが2016凱旋門賞では要注意の一頭だろう。しかし現時点で何故か鞍上は未定。


【愛国】ハーザンド(Harzand)牡3歳
 主な勝ち鞍:英ダービー、愛ダービー
今年の英国ダービー馬。デビュー戦でいきなり5着に敗退するなど、前評判は決して高くないのだが見事に英ダービーを勝利。実力に半信半疑だった陣営も、愛国ダービーとの連勝劇でこの馬を本物と認めたよう。しかし、前哨戦となった愛チャンピオンSでは1番人気に推されるも12頭中の8着に敗退。この馬本来の走りでないことは明らかで、どこまで巻き返せるかが焦点となるだろう。鞍上はスマレン。


【仏国】ニューベイ(New Bay)牡4歳
主な勝ち鞍:仏ダービー、ニエル賞(G2)
仏ダービー、ニエル賞ともに勝ち鞍は昨年のもの。今年はイスパーン賞から始動するも日本のエイシンヒカリにちぎられた。その後、地元のG3を勝利して、前走の愛チャンピオンSではファウンド、マインディングに続く4着とじょじょに調子を上げている。ニエル賞を勝利して挑んだ昨年ほどの勢いは感じられないが、昨年の凱旋門賞3着馬。侮れない一頭だろうね。鞍上はシュミノー。


【仏国】シルバーウェーヴ(Silverwave)牡4歳
主な勝ち鞍:サンクルー大賞、フォア賞(G2)
ゆっくりと力を付けてきた晩成型の強豪。昨年はニエル賞2着からの始動でしたが10着に大敗。…だが、今年になってガネー賞で、いきなり2着イスパーン賞ではエイシンヒカリに大差負けしましたが、その後サンクルー大賞を制してG1初制覇を達成。勢いそのままに、今度は過去にオルフェーヴルなどが勝った前哨戦のフォア賞も連勝して本番に挑むぞ。鞍上はブドー。


【愛国】ハイランドリール(Highland Reel)牡4歳
主な勝ち鞍:香港ヴァース、キングジョージ6世&QES
今年のキングジョージ6世&QESを勝っているにも関わらず、実力が評価されない馬。その理由は、なんとなく底が見えてしまっている感じで、今年もドバイシーマクラシック、英国際Sでポストポンドに連敗。前走の愛チャンピオンSでは7着と大きく負けてしまった。昨年の香港ヴァースを勝ちは、凱旋門賞2着馬のフリントシャーを下してのもので、混戦になれば底力が発揮されるかというところだろう。鞍上はヘファナ。


【仏国】レフトハンド(Left Hand)牝3歳
主な勝ち鞍:ヴェルメイユ賞
仏オークスの2着馬。勝ったラクレッソニエールがここまで無敗ということもあり、陰に隠れがちだが、仏オークスでは半馬身差の競馬。特筆すべきは、その後のヴェルメイユ賞勝ちで、古馬との混合戦になってからは2013年のトレヴ以来の3歳牝馬の勝利だ。トレヴはそのまま凱旋門賞馬になったが、この馬はどうか。シャンティイの2400mを経験した点は大きいだろうな。鞍上はギュイヨン。


今回は2016凱旋門賞で出走する以上の8頭の紹介となったが、海外のレースは直前回避も日常茶飯事なので確定まで注意深く見守りたいと思う。

このままいけば、今年は抜けた馬がいないものの、粒が揃ったハイレベルな一戦となりそうで、日本のマカヒキが2016凱旋門賞で世界を相手にどのような走りを見せるか。

日本初の海外馬券発売となる凱旋門賞は、

10月2日(日)の日本時間23時5分の発走予定です!!

必見!!



第13回
凱旋門賞 (10月)

2016凱旋門賞、JRA以外の情報収集はココだ!

いよいよ10月2日に迫った2016凱旋門賞だが、マカヒキニエル賞制覇で更に盛り上がってきたぞっ!!


日本での馬券発売がインターネットのみとはいえ、実施しされるという事も初の試みで、日本の新聞の発売は現時点では未定。あるとすれば、号外的に無料で配布される事があるかも?というのが個人的な見解だ。

そうなると、JRAのHPをみてジャッジしなければいけないのだが、正直心許ないが事実。
…そこで今回は、

JRAのHP以外で、2016凱旋門賞の情報収集できるサイトを集めてみた。
フランス語はともかく、英語ならなんとなかるという方は是非ご参考にしていただきたいと思いますw


サラブブレッドデイリーニュース
世界中のレース結果はもちろん、セールのスケジュールや様々な競馬関連のトピックスが配信されているニュースサイトです。日本競馬界に関するニュースも多いです。


AT THE RACES
ブックメーカーが提供する競馬情報サイト。有力馬の名前を入れて検索すると戦績ばかりか過去のレース映像も見られるものも多いので便利です。


レ―シングUK
ヨーロッパのレース結果を素早く更新している英国のニュースサイトです。無料コンテンツもありますが全てのコンテンツを見るには有料となります。スマホにも対応しています。


レーシングポスト公式サイト
ブックメーカーのお膝元・イギリスの競馬専門紙サイトでも凱旋門賞は注目の的です。今年は一番人気が予想される英国馬ポストポンド出走でかなり盛り上がってます。


フランスギャロ公式サイト(英語版)
こちらはフランス版JRA、所謂凱旋門賞の胴元です。フランスの競馬専門紙「パリチュルフ」などフランス語サイトは難攻ですが、こちらは英語サイトもあります。例年凱旋門賞直前には特設ページで有力騎手のインタビューが流されるそうです。



第12回
凱旋門賞 (10月)

2016ニエル賞、マカヒキが勝った! 狙うは凱旋門賞!

2016ニエル賞・仏G2、日本馬マカヒキが勝った!

次に狙うは 2016凱旋門賞!


2着には首差、ある意味理想的だったとも言えるだろう。…と言うのも、過去に挑戦したオルフェーブルは、前哨戦をぶっちぎって勝ったがために本番ではかなり警戒されてしまったからね。

今回の「あまり勝ちすぎない勝利」は本番に向けていい隠れ蓑になるだろう。今年の日本馬は大したことないくらいに思ってくれたらいいんだけどな。

今回、本番と同じコースで勝てたことには意味があるだろう。
今年はロンシャン競馬場が改修のため、シャンティイでの凱旋門賞開催なんだけど、実はニエル賞前に二人の日本通のジョッキー、ともにフランス競馬所属のO.ペリエ、そしてルメール本人も語っていたのが、
「シャンティイなら可能性はある。何故ならロンシャンのフォルスストレートは世界を見渡してもあんなコースは無い。走りなれている馬だからこそ克服出来るものであって、あれがなければオルフェーブルが勝っていた」と。

2012年にソレミアでオルフェーブルを負かしたペリエ張本人が言うのであれば信憑性が高いといえるだろう。

…まぁ、そうはいっても…
戦前予想は英国馬ポストポンド一強ムードから一変し、愛チャンピオンSで直線一気を決めた今年の仏ダービー馬アルマンゾル、さらにC・デムーロが駆る今年の仏オークス馬で8戦8勝のラクレソニエール、とくにラクレソニエールは3歳牝馬だからハンデが有利となる。


ただ、混戦になるという事はマカヒキ忍者作戦には追い風だろう。

万が一にマカヒキが勝つようなことがあったら・・・・

「今年はシャンティイだったから」

というような、MLBのイチローがP.ローズの記録を超えた際に言われたような言い訳がましい声もあるかもしれない。…でも、そんな時はこう言えばいい。

「じゃあ、来年も」


第10回
凱旋門賞 (10月)

2016 凱旋門賞 今年から国内で馬券も買える!

日本でも馬券が買えると盛り上がっているフランスの「2016 凱旋門賞」だが、2016凱旋門賞で、一番人気が予想されるポストポンドが先日イギリスのヨーク競馬場で行われた英インタナショナルSを勝ってG1五連勝を決めた。すげぇ。

昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSに始まり、日本の二冠馬ドゥラメンテを下しキングジョージ連覇を狙ったポストポンドだったが、呼吸器系、おそらく喉かと思われるんだが、その疾患で取り消し、幸い症状は軽かったようだけど、一頓挫あった後の復帰戦に注目が集まった。

結果はキングジョージを勝ったハイランドリールを寄せ付けない競馬完勝。
今後は秋の凱旋門賞に直行という事だが、日本馬マカヒキの最大のライバルになることは間違いないだろう。

因みにフランスのシャンティイ競馬場で行われる 2016年度の凱旋門賞は、10月2日(日)だ。

日本国内で初めてとなる「海外競馬の競走における勝馬投票券発売を実施」、つまり「Club A-PAT」及び「即PAT」で、通常の馬券のように購入できるようになる!!券種は 「単勝」「複勝」「ワイド」「馬連」「馬単」「3連複」「3連単」の7式別で、これは日本に合わせているんだね。楽しみだぁーw


第9回
凱旋門賞 (10月)

2016年の凱旋門賞が動き出す…

2016年の凱旋門賞が動き出す


はぁ~、春のフィナーレの2016宝塚記念が終わってしまった…
この週を境に一気に競馬界の勢力図が動いている。

一番大きな動きは、なんといってもドゥラメンテの引退だろう。
2016宝塚記念の後で、もしかしたらとは思いましたが結構な重傷だったようだな…(´;ω;`)ウゥゥ

昨年もダービー後の骨折が両前脚だったし、回復を待ったとしてもこれだけ故障がちだと、レースで使うよりは種牡馬にした方がという結論だったんだろう。

そのかわりにと言ってはなんだが、マカヒキ2016年10月2日の 凱旋門賞挑戦が正式に決まったようだね。 鞍上はルメール なんですが・・・・・


ルメールはこの春のクラシックシーズンで、サトノダイヤモンドに騎乗してたけど、これは「ダービーまでは」という暗黙の約束があったからで、最初は本人もそのつもりだったみたいなんだけど、弥生賞で自分が乗ってマカヒキを勝たせたから「マカヒキに乗りたい」と言いだしましたそうだ?

しかし、周囲の懸命の説得でサトノダイヤモンドに落ち着いたという裏話があったようだぞ。
…私としては意外と言うか、こちらのリサーチ不足だったんだけど、ルメールはまだ凱旋門賞を勝っていないようなんだよね。…なので、2016凱旋門賞で「マカヒキに乗りたい!」って話がどこまでどのようなテンションで会話があったのか知らないが、本人は当然、相当燃えているようです。

ただ、サトノダイヤモンドも菊花賞と凱旋門賞との両睨みらしいんだけど、今一つ決断でいないのはディープインパクトやオルフェーブルで勝てなかった池江親子が二の脚を踏んでいるかも?ですな。


個人的には、宝塚記念勝ちのマリアライトに凱旋門賞2016に出てほしーんだけどねー!!

マリアライトは小柄な牝馬だけどパワー型で、これは母の父エルコンドルパサーが父ディープより強く出ているからだろう。道悪得意ならヨーロッパの深い芝もいいだろう。
牝馬だし、ハンデも軽いはずだから、仮に国内に残ったとしても今更エリザベス女王杯を連覇しても面白くもなんともないし、天皇賞やJCに向かったとしても東京の時計の早い馬場が向くとは思えない。

瓢箪からコマとはまさにこのことでしょう。気付いてほしいんだけどなー。
…まぁ、私がどうこう考えるよりも、日本の代表を背負って行く馬は、政治的なモンも含め、私が考えている以上に複雑で、勝算があって行くんだろうから期待しているよ、マカヒキ。
歴史に残る瞬間ってのは、案外こういうタイミングなのかもしれないな。


これにあわせてかどうかは定かではないが、このタイミングでJRAは2016凱旋門賞の馬券発売を発表してました。
これについてはもう少しリサーチしてから諸々お知らせできればと思いますw


第4回
凱旋門賞 (10月)

終わりましたよ凱旋門賞

2015年10月4日、フランスのロンシャン競馬場で行われた第94回 凱旋門賞は、ランフランコ・デットーリ騎手騎乗の3番人気ゴールデンホーン(イギリス=ジョン・ゴスデン厩舎、牡3歳)が2馬身差をつけて優勝


5番人気のフリントシャー(牡5歳)が昨年に続いて2着に入り、クビ差3着が2番人気のニューベイ(牡3歳)。


3連覇を目指して圧倒的人気を集めていたトレヴ(牝5歳)は、ニューベイハナ差の4着に終わっている。
勝ちタイムは2分27秒23(良)。


ってのが一応の発表だけど、流石に凱旋門賞の三連覇ってないよね。
日本の古馬だって同じG3を三年連続勝つなんて20年に一頭いるかどうかだもの。

ヨーロッパとてそれは勿論同じでそんなん無理。
だって一着賞金が日本円で三億八千万円なんだから。
そんなガチンコ勝負に三年連続同じ馬に勝てっていうほうが無理。


だけど逆に考えてみれば、そんだけ賞金が高いんだったら日本勢も思い切って 最高級のディープ産駒をいきなりフランスの小林厩舎とかに入れちゃうってのもありじゃね?って思ってしまう。
ま、厩舎どこでもいいんだけど。

間違えて勝っちゃったら、種牡馬としての価値も相当なものになる。だってノーザンダンサー系ならバンバン配合できるし。

そんな20年に一頭出るか出ないかの歴史的名牝に負かされた一昨年の凱旋門賞での「オルフェーブル」って運が無かったなぁ。もーちょいイケると思ったんだが…orz

…にしてもヨーロッパ競馬って進歩してるのか、してないのかわからない。
この4年だけ一応調べてみたんだけど、全て勝ち馬はノーザンダンサー系で、しかもディンヒル系サドラーズウェルズ系と、ダンジグ系の持ち回り。


昔、角居調教師が「中山のG1を勝たせるための調教と府中のG1を勝たせる為の調教は別物になってしかるべき」って言ってて、それで皐月賞有馬記念ドバイWCヴィクトワールピサで勝っちゃったんだよな。

ま、今年は日本馬は一頭も出走してないし、対岸の火事ってところでしょうかね。


蛙の子は蛙なら、いつの日かオルフェーブルの子供が、父の無念を晴らしにロンシャン競馬場で走るのを夢見ましょう。
…その雄姿見たら、オレ、号泣だわなw



  1. これからは、海外競馬馬券日本で買える時代になる…

  2. 日本の血を欲しがる海外の競馬界
  3. …それに対し、良血は海外には出さないようにプロテクトしてしまっている日本の競馬界。
    このままでは日本馬がヨーロッパの大きなレースに挑戦しても、「絶対に日本馬に勝たせるな」という 海外勢の厳しいマークを受けることになり、日本の競馬ファンは、これからますます海外競馬から目の離せなくなる。
    海外競馬を知ると、更なる競馬の魅力を体感できることだろう。

    ディープインパクトを筆頭としたサンデーサイレンス系種牡馬の種付相手は、どんどん海外からの 輸入馬が増加しており、 母系もサンデーサイレンスの血が多く、ディープインパクトの血を最大限に生かすには、悔しいが外国産馬との配合でないと 強い馬が誕生しにくいのが現状。

    競走馬時代を知っている馬の仔がデビューというのは、競馬ファンなら、特別な思いがあるはずだ。




  4. 血が紡ぐ競馬の未来
  5. 2015年のダービー馬ドゥラメンテ。
    人気になったのは強さもそうだが、アドマイヤグルーヴの最後の仔であることも大きく関係している。

    当時は牝馬が牡馬を倒すことが珍しかった時代に、天皇賞を制したエアグルーヴ。
    そのエアグルーヴの仔であるG1馬アドマイヤグルーヴ。
    そのアドマイヤグルーヴの仔、ドゥラメンテ。




  6. 血が繋ぐ競馬新時代
  7. 海外競馬に目を向けなければ、「この馬の母って誰?」…そんなことも日常茶飯事になることだろう。
    ジェンティルドンナの母は海外馬。
    競馬は新しい時代に突入しています。


    情報の少ない海外競馬…
    海外競馬を見ていれば、「この母馬は知らない」が「この馬知ってる!」に変わります。

    「海外競馬」を知ることで、より充実して競馬を楽しむことができます。
    このコラムでは、海外競馬に関する情報を積極的に公開していきたいと考えています。



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