第98回
競馬のオハナシ~番外編★

地方馬でドーピング…黒い噂

  1. 地方馬でドーピングが発覚!

  2. 地方馬ヒナクイックワンから、筋肉増強剤である「ボルデノン」という禁止薬物が検出された

    引っかからなければ間違いなく効果のある薬物なので、当然ながらオーナーサイドが真っ先に疑われた。
    だが調べられたらすぐにわかるような「検出されやすい薬物」なので、オーナーサイドが入れたとは考えにくく「外部」もしくは「内部」による「悪意」以外に考えられない。という線で「確信犯」という可能性が非常に高いことが予想される。
    …後ほど「事件の概要」をより詳しく説明する。



  3. JRAでも横行していた競走馬のドーピング

  4. 実は、ただ「バレないようにやる」という競馬界における「ドーピング」JRAでも横行しており、ポピュラーなドーピングといえば、馬を興奮させ競走能力を向上させるためにカフェイン系薬剤だろう。


    …その他では、
    冬季において競走馬が自己防衛のため「冬毛を本能的に伸ばす」という馬の性質を抑制するため、規約ギリギリの範囲内で強力なサプリメントを投与する。というのもあった。

    馬の冬毛」というのは人間に例えれば「脂肪を纏う」ことにより「保温効果を高める」というのと同じで、同時にシェイプアップされていない体は競走能力を低下させる。
    そこで、冬場の大きなレースにおいて勝負をかけてくる馬に相当に強力な「スーパーX」という伝説的なサプリメントを投与すると、ゴッソリと冬毛が抜け落ち、競走能力UPに繋がると信じられ使われてたこともあった。

    このサプリメントは副作用が非常に強く、1回使用すると内臓に相当な負担をかけるため、連続して使うことはまず不可能で、まさに「一発勝負」用のサプリメントとして一時期重宝されていた。
    今聞くと酷い話だ。人間の都合の為に動物を犠牲にするのだからな。…こういったところが「競馬=賭博」というダークな印象として根底に根付いているのだろう。

    JRAのドーピング規定」は時代に沿って常に変わるものだが、逆の意味では規定に引っかからない薬物を業者が開発すれば「やり放題」という状態になるので、ある意味イタチごっこ的な側面も常に内包しているのが実情だ。
    競馬における禁止薬物一覧(競馬ドーピング一覧)情報 
    ↑JRAの禁止薬物一覧(競馬ドーピング一覧)



  5. 2006年 凱旋門賞でディープインパクトがドーピング

  6. 近代の競馬における禁止薬物でもっとも有名な「ドーピング大事件」は、2006年凱旋門賞の、ディープインパクトだろう。

    wikipediaでも「ディープインパクト禁止薬物検出事件」というページタイトルがあるくらいの重大事件です。
    この時の凱旋門レース、未だにディープインパクトが3着だったと思っている人もいると思うが、公式記録は「失格」だ。


    これは、こんどこそ凱旋門賞を日本馬に獲られるという海外勢の恐怖からの「犯行説」が濃厚だが、JRAが謝罪してしまったし、「限りなくブラックに近い、グレー」な闇に葬られた「大事件」な為、不自然なくらいにニュースにならない「案件」だ。
    2006年の凱旋門賞でディープインパクトがドーピング(薬物)事件の情報 
    ↑2006年の凱旋門賞でディープインパクトによるドーピング事件



  7. 昔の競馬ドーピング

  8. 「昭和の競馬」時代にはここ一番の勝負って時には、マムシを食わせるという嘘か本当かわからない逸話も記事にあった。
    昔の日本では、体力を使った競技で、試合前にマムシの血を試合前にマムシの血を飲み、暗い部屋に選手を入れて開始直前ギリギリまで「興奮」を高まらせたってハナシも聞いたことがあるから、競馬でマムシを食わせるという「発想」は本当のことだろう。
    昭和の競馬ではマムシでのドーピングが主流という競馬情報 
    ↑昭和の競馬はマムシドーピングが主流w



  9. 相次ぐ「禁止薬物」検出の怪 4か月で3度

  10. ここから先は、岩手県競馬組合からのプレスリリースを参考に、まとめたものです。


    岩手県競馬組合は2018年11月5日、10月28日(日)に行われたレースに出走したヒナクイックワンから禁止薬物が検出されたと発表した。
    同組合によると、検出されたのは禁止薬物に指定されている筋肉増強剤「ボルデノン」で、岩手競馬で競走馬から禁止薬物が検出されたのは、7月と9月に続いて今年3度目となる。というから驚きだ。

    《禁止薬物が検出されたのは以下の3頭》7月29日(日)スターズレディ 三ノ宮通(水沢)
    9月10日(月)ウバトーバン 高橋純厩舎(水沢)
    10月28日(日)ヒナクイックワン 高橋純厩舎(水沢)


    岩手競馬では、1着と2着に入った馬に対してレース後の尿検査を義務付けており、今回、尿検査の結果、10月28日(日)のレース後ヒナクイックワンから禁止薬物が検出され「陽性」が確定したのだ。

    岩手県競馬組合は、7月に行われたレースに出走したスターズレディからも、今回と同様の禁止薬物「ボルデノン」が検出され、9月には高橋純厩舎所属の馬から同じ薬物が検出されたという。
    地方競馬では「ボルデノン」のドーピングが大流行だ。

    さらに、今回10月に同じ高橋純厩舎所属ヒナクイックワンから禁止薬物が検出されたことを受け、複数の馬から禁止薬物が検出された「高橋純厩舎所属の馬」について、異例の全頭尿検査を実施したところ、新たにワンサイドストーリからも禁止薬物が検出された。
    「高橋純厩舎所属」自ら関わっているのだろうか。



    競馬関係者の記事によると、地方競馬の同じ競馬場で4カ月の間に立て続けに3度も競走馬から禁止薬物が検出されたのは非常に珍しいケースだそうで、犯行の方法や、犯人の目的など、多くの謎が残っており、事件の真相は明らかになっていない。
    テレビの話題にも挙がっていないし、なんだか極めてダークな「力」を感じなくもない。


    盛岡競馬場の「セキュリティ」だが、盛岡競馬場に出入りする関係者によると、厩舎の入り口には鉄製の門があり、ガードマンが常時在中しているという。
    厩舎に入る際には、厩舎関係者は通行証、メディアはIDを提示しなければならなず、部外者が厩舎に侵入するのは極めて難しい状況にある一方、見ず知らずの者が競走馬に薬物を注入するのもまた、不可能に近いという。


    また、競馬はレースによって賞金がそれぞれ設定され、競走馬の順位に応じてジョッキーや厩舎関係者が賞金を得るのだが、仮に内部の関係者による犯行ならば、この賞金が目当てで犯行に及んだと推測されるが、地方競馬の場合、中央に比べて賞金はごく少額だ。

    7月のレースで禁止薬物が検出された際、岩手県競馬組合がジョッキーなどから返還を求めたのは、レース賞金を含むわずか、11万7千円ほどだった。…悲しすぎるほどに少ない・・

    この程度の賞金を得るために、リスクを冒してまで禁止薬物を注入するメリットは無いだろう。
    その上で「同じ厩舎の馬」に犯人が禁止薬物を注入する理由は、禁止薬物の使用が発覚すれば何らかのペナルティーが厩舎に与えられるため、犯行の動機は同厩舎もしくは岩手県競馬組合への「怨恨」しか考えられないという説が根強い。

    この騒動を受け、岩手県競馬組合は11月10日以降のレースの開催を中止しているが、この騒動が沈静化しないと開催までの期間が必然的に長期化し、再開自体が危ぶまれてもいる

    以上は内部の人間が怨恨から犯行に至ったという仮説であるが、別の仮説ではこの騒動が長期化し、仮に騒動が沈静化したとしても、再度薬物が検出されるようなことがあれば「岩手県競馬」自体がパニックに陥り、その結果、岩手県競馬が廃止になることも考えられる。
    そうなると大きなメリットを得る「何らかの組織」が存在し、それを企図しているのではないか?…という「黒い噂」も流れてきている。


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