最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬コラム~騎手編 (情けない来日ジョッキーたちの戦績?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 情けない来日ジョッキーたちの戦績?

    海外からの短期免許による来日ジョッキー

    2024年の中央競馬がスタートした。
    祝日を含んだ3日間開催ということもあり、大いに今年の開幕週は賑わっていたように思う。
     
    そんな新年、海外からの短期免許による来日ジョッキーが例年とは大きく異なる顔ぶれが揃った。
      
    ・オレリアン・ルメートル(フランス) 
    ・リチャード・キングスコート(イギリス) 
    ・レネ・ピーヒュレク(ドイツ) 
    ・レイチェル・キング(イギリス) 
    ・ルーク・モリス(イギリス) 

    モリスは昨年12月から来日しており継続騎乗となるが、それ以外は今回が初の短期免許取得となる。 



    来日ジョッキーの騎乗成績

    それぞれどのような騎乗、そして活躍を見せてくれるのか楽しみな開幕週…と期待していたのだが、フタを開けてみると…
     
    ■1/6-8の騎乗成績
    ・オレリアン・ルメートル⇒24戦2勝
    ・リチャード・キングスコート⇒15戦0勝
    ・レネ・ピーヒュレク⇒20戦0勝
    ・レイチェル・キング⇒12戦2勝
    ・ルーク・モリス⇒10戦0勝

    情けない来日ジョッキーたち
    ▲ 情けない来日ジョッキーたち



    全員まとめても79戦4勝。


    こういう数字をまとめてはいけないのかもしれないが、海外勢の出てきた勝率5%はなんともキツい数字である。
    (モリスに関しては先月50鞍近く乗って1勝だから、割と底が見えているフシはあるが)



    日本の競馬に適応できるか

    ただ勝てないだけならうるさく言うつもりもない。

    だが社台グループの有力馬(人気馬)に多数騎乗していながら、勝ちあぐねるレースが多くあったのでは、
    そりゃねぇわ」と、馬券を買っている立場からしたら、たまったものではない。

    この3日間でフラストレーションを溜めまくった競馬ファンは多いはずだ。

    しかし、思い返せば、過去も初来日のジョッキーは流れをつかみ切れず最初のうちは苦戦していた

    ルメールやデムーロだって、短期免許で来日していた時はそう簡単に勝ててはいない。
    それをちゃんと分かっていれば逆に今週は高配当馬券にありつけていたかもしれない…
     
    兎にも角にも今週以降はより彼らの技術的なジャッジが必要だ。

    現状、競馬サークルにおいて、今期来日しているジョッキーで評価の高い人は前評判段階からいない様子。
    ここからより早く日本の競馬に適応し、人気・期待以上の騎乗ができるかどうかを見極めていきたい。

    当の本人たちだってこの短い期間でいかに結果を出せるかが勝負となる。
    今後日本で継続的に騎乗できるかが決まるだけに、何としても結果は欲しいところだろう。
     
    また、さらにこの海外ジョッキーの来日で煽りを食らっている日本の中堅ジョッキーたちの逆襲は馬券的にも面白いところ。 
    「あの程度なら俺たちの方が…」なんて話が聞こえてきそうである。 
      
    年明けのレースは荒れる傾向があるが、そのあたりを加味して今週以降は積極的に攻めるといいかもしれない。 
     

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

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2024/04/20(土)
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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。