最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬の楽しみ方~番外編★ (やっぱり盛り上がらない、サマーシリーズ) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. やっぱり盛り上がらない、サマーシリーズ

    JRAの動きはわかるが…

    早いもので今年の夏競馬も今週末の開催を残すのみとなった。
     
    夏競馬」と言えば、ここ数年でJRAでは色々と動きがあった。 

    降級制度の廃止2歳戦の早期スタート、秋まで続いていた3歳未勝利戦を夏競馬までにする…など、競走馬や競馬界の循環を良くしようという目的のもと改変が行われた。
    この良し悪しはもう少し年月が経ってから評価することになると思うが、個人的には札幌開催はもう少し長くやって欲しいというのが切なる願いである。
     
    そんな変化を続けている競馬界の中で、今年も風物詩のように問題視されているのが「サマーシリーズ」だ。笑

    サマーシリーズ2023
    ▲ サマーシリーズ2023


    夏競馬期間中のOP特別、グレードレースを対象にした競走馬と騎手の成績を競うというもの
    騎手のポイント争いサマージョッキーズシリーズについては、毎週毎週騎乗するジョッキーにとっては騎乗馬次第でチャンスが巡ってくるので気合も入るだろうが、問題なのは競走馬の方
     
    言わずもがな…だが、日本は温暖化の影響か近年の夏はとにかく暑い。
    人間以上に暑さに弱い馬にとっては、とにかく調子を維持するだけでも難しい季節である。#FF0000;" class="font_bold">問題なのは競走馬の方。
     
    そんな中、「2~3ヶ月で2~3走しよう」というこの企画は、もはや無理があると言って過言ではない。
    加えて、近年は外厩を使った競走馬の入厩ローテーションも厩舎としては重要視しており、数頭の馬のためにそのローテーションを崩すというのもナンセンスな時代になっている背景もある。
     
    ちなみに今週末、サマーシリーズのうちの『サマー2000シリーズ』の最終戦・新潟記念が行われるが、ここまでサマーシリーズの対象レースを勝った4頭(札幌記念…プログノーシス、小倉記念…エヒト、七夕賞…セイウンハーデス、函館記念…ローシャムパーク)いずれも出走しない。これはもう完全に「企画倒れ」と言えよう。
     
    間違いなく競走馬に無理をさせる時代は終わっている。
    売り上げが低迷してしまう夏競馬だからこそ何とかしたい気持ちは分かるが、そろそろケリをつけて新しいことにチャレンジしなければいけないタイミングにきていると思う。(チャンピオンになれば2,000~3,000万円のボーナスが馬主に与えられるため、そこを狙うオーナーに関してはその限りはないが)

    夏を盛り上げるためには、やっぱり夏らしいことで楽しんでもらうのが一番だろう。
    …夏でも涼しい北海道での開催を増やし(戻し)てもらう方が良い!笑


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。