最終更新日:2024年04月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,548

競馬の楽しみ方~番外編★ (復活のデムーロと、JRAGI完全制覇を狙う武豊。) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 復活のデムーロと、JRAGI完全制覇を狙う武豊。

    ついにM・デムーロ反撃の狼煙をあげる

    先日の阪神ジュベナイルフィリーズを制したのはサークルオブライフ
    鞍上はM・デムーロ、オークス(ユーバーレーベン)以来となる今年2つ目のGI勝利を挙げた。

    ここ数年は完全にルメールにお株を奪われてしまっているM・デムーロだが、外国人ジョッキーが騎乗する3頭(ルメール=ステルナティーア、C・デムーロ=ナミュール)が三つ巴となった一戦でしっかりとモノにして見せた。
    阪神ジュベナイルフィリーズを制したM・デムーロ
     

    M・デムーロであるC・デムーロと久々の再開と、久々に同じレースに騎乗するということでモチベーションも上がったことだろう。
    騎手のM・デムーロとC・デムーロ
     

    幾度となく競馬コラムでも「兄M・デムーロの負のスパイラル」について書いたように、コミュニケーションレースに対する姿勢等で色々あり、ひと頃は騎乗馬集めに苦労し、現状のルメールとの差が生まれてしまったものの、本質的な騎乗技術でいえば大差はないと言える。

    まだ今年のレースは残っているが、来年以降の巻き返し、リーディング争いにデムーロも参戦してこれるキッカケにして欲しい。



    史上2人目の快挙達成

    そんなM・デムーロだが、その先週の阪神ジュベナイルフィリーズで日本の2歳GI3個レース完全勝利となった。
    福永祐一騎手に次ぐ歴代2人目の快挙となった。

    《M・デムーロ》
    朝日杯FS:アドマイヤマーズ(2018)、リオンディーズ(2015)、ロゴタイプ(2012)、グランプリボス(2010)
    ホープフルS:サートゥルナーリア(2018)
    阪神JF:サークルオブライフ(2021)

    《福永祐一》
    朝日杯FS:フサイチリシャール(2005)、エイシンチャンプ(2002)、エイシンプレストン(1999 ※旧 朝日杯3歳S)
    ホープフルS:コントレイル(2019)
    阪神JF:ジョワドヴィーヴル(2011)、レーヴディソール(2010)、ピースオブワールド(2002)

    ちなみにルメールは、GIIのホープフルSはレイデオロで1回勝っているのだが、GIに格上げされてからは未勝利だ。
    また、この朝日杯FSも未勝利である。(阪神JF…ソウルスターリングが2016年、メジャーエンブレムが2015年)

    今年はサークルオブライフと同じ国枝厩舎のコマンドラインで出走予定だが、おそらく圧倒的な1番人気になりそうで、3人目の快挙達成なるか注目が集まる



    天才ジョッキーの鬼門か?2歳GI

    …と、2歳GIのネタを出しておいて、この人の名前を出さないわけにはいかないだろう。
    JRAGI完全制覇残り2つとしている武豊騎手だ。

    その残り2つが2歳GIの朝日杯FSホープフルS
    2016年までは朝日杯FSを勝てば完全制覇というところだったのだが、2017年にホープフルSがGI格上げされてからターゲットがもうひとつ増えた。

    デムーロ、ルメールはどんどん勝っているのに、なぜ武豊騎手は勝てないのか
    天才ジョッキーにも鬼門が存在するのかもしれない…が、ただ、以前は朝日杯と香港国際競走と日程が被ることが多く、根本的に騎乗機会がなかったというのも事実。

    ここまで来たら武豊本人も「完全制覇」は目標になっているだろうし、50歳を過ぎたとなればそう多くチャンスが残されているわけでもない。
    今年の朝日杯はデビュー2連勝のドウデュース、ホープフルSは札幌2歳S2着のアスクワイルドモアで参戦予定しており、どちらも「確勝級」ではないが、チャンスはある

    2歳GI完全制覇以上にJRAGI完全制覇という前人未到の偉業達成となるだけに、何としてもそのチャンスを手繰り寄せたいところだ。



    豊騎手を追い抜きそうな、外人ジョッキーの2人

    ちなみにその「JRAGI完全制覇」だが、武豊騎手は残り2つとしているが、その後を追うのが前述の外国人ジョッキー2名だ。

    どちらもあと4レースとしており、近況を勢いや騎乗馬の質を考えると武豊騎手を追い抜いて達成してしまう可能性も少なくはない。

    C.ルメール

    ・高松宮記念
    ・大阪杯
    ・朝日杯FS
    ・ホープフルS

    M.デムーロ

    ・天皇賞 春
    ・ヴィクトリアマイル
    ・安田記念
    ・秋華賞

    ここは日本人としての意地を見せて欲しいところだ。
    心の奥では「勝ち負けは厳しそう」と思いながらも、応援の意味を込めた単勝馬券は握りしめようと思う(笑)


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。