第235回
競馬の楽しみ方~番外編★

競馬界に大改革?

  1. 中央競馬・地方競馬、競馬界に大改革?

    地方競馬における方針変更が発表

    先日、地方競馬を統括する地方競馬全国協会(NAR)から、地方競馬における方針変更が発表された。
     
    会見で「大きな転換期を迎えることになった」とNAR理事長。 
    南関東クラシック路線の改変と全国開放、それに伴う地方競馬全体の2~3歳グレードレースの拡充という、近年ではなかった大改革が行われることになる。
     


    中央競馬と地方競馬の垣根が無くなる?

    本会見の目玉となったのが南関東クラシックレースについて

    これまで南関東所属馬に限定されていた羽田盃東京ダービーを「S1」から「JpnⅠ」に格付けし、それに伴って他地区の地方馬、さらにはJRA所属馬までもが参戦することができるようになったのだ。

    そして、従来7月に行われている交流JpnⅠ・ジャパンダートダービーが10月へ開催時期を移行。
    JRAのクラシックレース同様、皐月賞(羽田盃)から日本ダービー(東京ダービー)と春に2レース行い、10月に3冠最終戦として菊花賞(ジャパンダートダービー)を行うという体系になる。

    全国開放に伴い、対象レースの賞金は増額
    さらには3冠ボーナス(3冠を達成すると+8000万円)も設定されており、近年で盛り上がりを見せてきた地方競馬がより飛躍することになりそうだ。

    それに合わせ、その3冠レースに向けたレースを2歳戦から整備していくことも発表されており、日本競馬は中央と地方の垣根をなくし、芝・ダート両方での底上げを目指していく形が出来つつある。
     
    1995年からスタートしたダードグレード競走(=交流重賞)だが、施行されてから歴史は浅いものの、当初からしばらくは「中央馬への馬場貸し」という言葉が主流になったほどで、地方馬が出ても全く歯が立たないというレースばかりだった。

    しかし、近年は地方での調教・調整技術も上がり、中央馬に対抗あるいはひと泡吹かせられるだけの馬が続々登場しており、レベル自体もその差が詰まってきているのは間違いない。

    こういった交流競走が早い段階から実施されれば、競走馬のレース選択の幅が広がるし、よりレベルの高いレースになっていくことが期待できると思うので、個人的にも非常に楽しみなプロジェクトだと感じている。
     


    競馬予想サイト業界にも影響か?

    競馬予想サイトでもここ最近、「競馬競艇地方競馬」と、中央の予想を提供しながら平日は地方競馬の予想を販売するサイトが増えつつある。

    勿論、中央競馬専門のサイトが無くなる事はないし、競艇予想サイトが下火になることもない。
    ただ、平日もより競馬を楽しめるようになれば、面白くないのは「競艇業界」だろう。
    このような大改革が進めば、新たなジャンルが増えるだけだ。
    それに伴い悪質な競馬予想サイトも増えるだろうが、業界からすれば「必要悪」なのだろう。

     
     

    中央競馬と地方競馬の交流競走を喜べない人たち

    南関東のオーナーや厩舎の場合

     …そんなファンにとっては楽しみな一報ではあったが、その傍らで素直に喜べない人たちもいる。 
     
    まず真っ先に思い浮かぶのは、南関東のオーナーや厩舎だろう。
    中央との差が縮まったと言っても、互角にやれる馬や厩舎、そういう馬を持つオーナーというのはほんのひと握りだ。

    全国開放、中央馬が参戦できるレースが増えるとなれば、今まで出れば計算できたレースに使いづらくなり、そういった馬にとっては難易度が上がることは間違いない。
    ゆくゆくはその馬なり、そのオーナーなりの使い方が固まってくるのだろうが、始まってしばらくは苦労する人たちの声は多く挙がりそうだ。


    大手生産グループの場合

    また、困るのはなにも地方競馬だけではない。

    中央競馬を席巻している大手生産グループとしても頭を悩ませていることだろう。
    これまでは芝・ダート問わず、ある程度の血統で見込みがあれば賞金期待値の高い中央競馬で問答無用に送り出していたが、これからは適材適所で中央・地方で所属を振り分ける必要性が出てくる。

    ダート馬であれば中央に所属していなくても大きいレースに挑戦できるようになるのだから、経費の安い地方をベースにするという考えも出てくるに違いない。(この流れで地方の預託料が上がる…なんてことがなければいいのだが。笑)

    それにより競走馬の適正価格・価値といったものが今一度見直されるタイミングになるのではないかと思っている。
    GⅠを勝ったら一気に億万長者、という「中央競馬」の名前や魅力による金額設定(商売)がある種の手法だったが、これはいつまでも通用しなくなる可能性は高い。
     
     
     

    競馬界がどう変わっていくのか

    …そうなると一口馬主を楽しんでいるファンの人たちも、この改変で新たな選択肢が生まれるのではないかと思っている。

    素質あるダート馬がいても、現状のJRAダート路線では使えるレースに限度があり、稼げるところで稼げずに機会を逃していることが多い。
    これをキッカケに競走馬の活躍の場が増え、それに伴いユーザーがより楽しめる環境になって欲しい。
     
    こういった改変は得する人がいれば損する人もいるのが常。
    競馬界で生産者が力を強く持つことは決して悪いことではないのだが、まずはファンファーストで競馬界が変わっていくことを願っている。 


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ウマスタイルの無料予想(無料情報)だが、12/26はレース名の記載が無かった(阪神6Rで4.7倍の的中だろう)
11/27は不的中となり、ウマスタイルの推奨金額通りに買っていたらこれ1発で3万のマイナスとなっていた。

流石1ヶ月の無料予想の検証マイナス50万超えで「最低最悪ランキング」入りをしている競馬チャンピオンの運営社だ。
ワイド3点で3万とは、無料情報とはいえ容赦ない。

ウマスタイルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマスタイルの無料予想(2022/11/27)

さて、今どき3歳上500万下」と書くのもどうかと思うが、東京7R 3歳以上1勝クラスの無料情報を検証する。

このレースは、戸崎騎乗の9オーエンズテソーロが「2.8倍」のグリグリ1番人気に推されたレースだ。

単純に1番人気だったこと、斤量の有利な3歳馬であることと、関東リーディングの戸崎騎手ということで◎に選んだのだろう
だが、無情にも10着大敗という結果になった。
やはり牡馬を相手には太刀打ちできず、そこを見越せなかった。

では、相手馬でワイドを獲れているのかもと思いきや、ウマスタイルの推奨馬は…
〇13オーロラアーク(2人気)→4着
▲ 2アリススプリングス(7人気)→16着
△11リネンファイト(5人気)→5着
という有り様である。

全ての馬が、人気順位よりも着順を上げることができなかった。
そういう情報精査しかできていないというのが正しいだろう。

結果的には、3人気→4人気→10人気で決まり、荒れるには荒れたが、コレくらいの高配当が獲れないのにウマスタイルのことを激推ししている検証サイトは、まだ検証期間が短すぎるのではないだろうか。(「最低最悪ランキング」入りをしている運営社のサイトを、はじめから優良評価にしている検証サイトは、検証期間も怪しい
せめて、これくらいのワイドの片割れくらいは獲って欲しいものである。

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うま太郎の無料予想(無料情報)だが、
初回検証の11/12からはじまり、11/1311/1911/2011/2611/27と、これまでの7レース、全て全滅だ

今のところ無料情報は的中率0%回収率0%である。

うま太郎という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ うま太郎の無料予想(2022/11/27)

さて初回の「抜き打ち検証」だが、ジャパンCの無料予想を検証してみた。
結果はご存知の通り、6ヴェラアズール(3人気)→15シャフリヤール(1人気)→3ヴェルトライゼンデ(4人気)で決まったのだが、なんとなんとこの3頭が1頭も買い目に入っていないという事態に。

何故、芝に転向してから(3.0.2.0)と全て馬券圏内であり、前走でも京都大賞典を2馬身半差と完勝した上がり馬の6ヴェラアズール(3人気)を切ったのか。

何故、昨年のジャパンカップを3着と好走したダービー馬である15シャフリヤール(1人気)を切れるのか?
前走の天皇賞・秋は、明らかにジャパンカップへ向けての叩き台であった。

何故、日本ダービーでコントレイルの3着であり、オールカマーの勝ち馬ジェラルディーナ(のちのエリザベス女王勝ち)を、屈腱炎から1年4ヶ月ぶりの出走となった鳴尾記念で完封した3ヴェルトライゼンデ(4人気)を切ることができたのか???

兎にも角にも、うま太郎の買い目は不思議に思えるものであった。
責任者は目を通していなかったレベルだ。

うま太郎側が買い目に入れた馬は、
2[外]オネスト(6人気)→7着
7[外]テュネス(7人気)→9着
8デアリングタクト(5人気)→4着
14ダノンベルーガ(2人気)→5着
17ユーバーレーベン(10人気)→10着

と、ここ10年以上馬券に絡んだことがない外国馬2頭に、直線の最後に不利を受けたとはいえ東京コースが苦手な部類に入る川田騎手の乗る14ダノンベルーガ(2人気)。
牝馬3冠を獲って以来不安定な成績が続く8デアリングタクト(5人気)に、昨年のオークス制覇以降はパッとしない17ユーバーレーベン(10人気)という塩梅だ。

買い目から切った3頭とサイト側が買い目に入れた5頭では、臨戦態勢や調教評価が明らかに違っていたのだが、一体どこをどう見て判断したのだろうか。
素人としか思えない買い目である。
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順位 サイト名 金額
1位 一点予想屋本舗 ¥-52,882
2位 馬券コレクション(馬これ) ¥-47,985
3位 競馬チャンピオン ¥-36,286
4位 ビット競馬 ¥-27,414
5位 P4 ¥-25,781
6位 騏驎(麒麟) ¥-21,830
7位 勝ちウマ王国 ¥-21,488
8位 merit(メリット) ¥-18,650
9位 キャリーオーバー ¥-18,579
10位 やっぱり地下競馬 ¥-18,194
順位 サイト名 金額
1位 一点予想屋本舗 ¥106,909
2位 馬券コレクション(馬これ) ¥60,000
3位 キャロット ¥55,160
4位 勝ちウマ王国 ¥54,045
5位 競馬チャンピオン ¥44,143
6位 騏驎(麒麟) ¥40,000
7位 merit(メリット) ¥39,666
8位 P4 ¥35,000
9位 ビット競馬 ¥30,571
10位 的中タウン(的中TOWN) ¥30,000

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