最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,554

競馬の楽しみ方〜競馬業界を考察する (JRAも東京オリンピックの延期決定で大混乱) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. JRA、東京オリンピックの延期決定で全ての計画が水の泡

  2. 東京オリンピックの延期決定を受け、今年の夏競馬の日程を「五輪仕様」で組んでたJRAが思わぬ事態で大変らしい。

    オリンピックの馬術競技に獣医や馬運車を提供するため、JRAは通常3場開催の夏競馬を、今夏の五輪期間中は新潟、函館の2場に限定していた。

    さらにマラソン会場が札幌に変更されたことを受け、函館と札幌の開催時期を入れ替えたのだが、あれだけマラソンの札幌開催変更で連日ニュースで物議を醸していたにもかかわらず、コロナにより全ての企画が吹っ飛んだ

    思わぬオリンピックの影響に、JRAの施策は全く意味をなさぬものとなってしまった。
    コロナの影響で東京オリンピックの延期決定となりJRAも大変
     



  3. コロナ禍の思わぬ余波にJRAもどうする?

  4. JRA広報部は「オリンピックの延期が決まったばかりで、まだ何の検討の段階にも入っていない」としているが、それもそうだろう。

    コロナウィルスの影響で、毎週毎週開催が無事に行われるか否かに汲々としている状態において、夏の日程を見直す余裕が無いようだ。


    仮に見直したとしても、今のコロナがどこまで蔓延してるか、暗い見通ししかたたないし、こんな状態で夏までに現在の状況がどう変わっているか、全く想像がつかない

    そうは言っても時間は待ってくれないので見直しの企画は進めているのだろうけど「見直しの見直し」さえも想定しなくてはならない現状なら「これまで通りの日程で」というのが一番無難な落とし所になりそうではある。


    またローカル競馬といえば「競馬がやってくる」ことに意義があるもので、それを無観客で開催したとしても果たしてそこに有意義な競馬開催と言えるかは甚だ疑問でもある。



  5. いつ競馬が中止になってもおかしくない状況

  6. 現在の状況を顧みると、いつ競馬が中止になってもおかしくない状況だ。
    無観客開催となっている競馬場
     
    無観客開催とはいえ、正常に日程を消化できているのは世界から見ても日本くらいだそうである。
    無観客で競馬が行われている、誰もいない中山競馬場
     
    先日、格闘技団体の「K1」が強行開催をして物議を醸したが、JRAは農林水産大臣の監督を受けて日本国政府が資本金の全額を出資する特殊法人だ。

    いわゆる日本の競馬(JRA)は「国」が営業しているようなものなので、考えてみれば、よく今まで開催ができていたとも言える。景気後退が激化する中、この収入を失うのは大きな痛手とも考えられなくもないだろうから、競馬開催は「国」にとっては「税収のドル箱」とも言える競技なので今止めるわけにはいかない。

    混迷を極める新型コロナウィルス。
    人間は状況を見守るしかないのか…早く終わってほしい。


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競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。