最終更新日:2023年06月02日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:111,132

競馬の楽しみ方~騎手編 (今度こそデムーロ救済となるか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 今度こそデムーロ救済となるか?

    まわりの不興を買うデムーロ

    かつて「神」扱いされていたデムーロも、ルメールと共闘しJRAの通年免許を取得して以来落ち目が続いている

    だがそれは決してデムーロの腕が落ちぶれたわけでは無いし、2人に極端な実力差は感じられるわけでもない。ルメールがある意味営業上手なのだ。

    対してデムーロは、自分の思い通りにならないと感情をあらわにして、まわりの不興を買う。…ある意味デムーロのこのどツボにはまるパターンもなかなかのもので、学習能力が著しく低い。

    こんな流れが数年も続き、加えてD.レーンC.スミヨンO.マーフィーら、若手の登場でデムーロの乗る馬の質は下がる一方となっている。

    挙げ句の果てには今年の凱旋門賞実弟のC.デムーロに勝たれては「腐るな」というほうが無理だろう。



    今年は国内の外国人騎手が希少!

    本来なら今の時期は海外の実力派ジョッキー達が短期免許でこぞって来日している頃なのだが、今年はコロナの影響来日に難色を示す騎手が続出している。

    そのためなんと、現実として年内はルメールとデムーロしか外人騎手は存在しないという状況になっている。



    チャンス到来でも、デムーロは不運を招く

    本来ならデムーロにとって好機のハズなのに、やることなすこと滑りまくりだ。

    先日の菊花賞では連続で手綱を取ってきたアリストテレスに騎乗するチャンスはあったのだが、アリストテレスが4/6の抽選対象であったため、確実に出走できるマンオブスピリットを選択するも11着

    ルメールは騎乗馬がいなかったため「抽選対象でもいいか」と、ばかりにアリストテレスを選択して2着ならデムーロの引きの悪さは目も当てられない状況と言える。



    「サリオス」が空いている

    ノーザンファーム勢はスプリンターズSをグランアレグリアで勝ち、天皇賞(秋)をアーモンドアイで制したが、ともに鞍上はルメールだった。

    ノーザンファームの一番馬は必然的にルメールに回るため、ノーザンの勢いが増せばそのままルメールの勢いも増すという図式となっている。
    だが今年のマイルCSでは「抜けた馬」がいない状態だ。

    ルメールはノーザンファームとの関係もさることながら、関東の藤沢厩舎とも強固な信頼関係を築いているため、マイルCSは今年の安田記念、スプリンターズS勝ちのグランアレグリアに騎乗することとなったが、マイル今年のCSはかなりの混戦だ。

    昨年の覇者インディチャンプは福永、デムーロのかつてのお手馬アドマイヤマーズは川田に奪われてしまったが、この状況で鞍上がポッカリ空いたのが今年の皐月賞と、ダービーを連続2着したサリオス



    今度こそデムーロ救済か

    そう。
    ここにきてようやくコロナの風(?)がデムーロ救済に吹き始めている気配があるのだ。

    サリオス」を管理する堀厩舎は様々なところで「変人」と呼ばれている堀厩舎にとってはデムーロはかつてドゥラメンテを二冠に導いた「恩人」と言える。

    サリオスは秋緒戦の毎日王冠でいきなりの古馬相手に完勝し、ここまでのキャリア6戦でコントレイル以外には負けていない最強の3歳馬なのである。

    さらには今年の春にはダービーでなくNHKマイルC参戦も囁かれた程の馬でマイル適性はかなり高い


    人気の面でもおそらくグランアレグリアと一番人気を争いそうだ。

    デムーロにとっては絶好の好機なのだ。

    ただ、このチャンスをモノにできなければ…かなりヤバそうだ。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/05/27

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトのことをある検証サイトでは9戦9勝の、回収率は1358.1%と、満点評価のサイトだと推奨していたのだが、競馬検証.comでも1ヶ月かけて検証すると、8戦1勝の、回収率 9%という、全く別モノと言えるほど乖離した検証結果となった。

一体どうすればこうも検証結果が変わるのか

ブレイクホースレーシングという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ブレイクホースレーシングの無料予想(2023/05/27)

検証するのは土曜「京都11R 葵S(GIII」の無料予想の検証となり、ダービー週に行われる、3歳春のスプリント王を決めるレースだ。

目下4連勝中のビッグシーザーや、前走を5馬身差の完勝で決めたルガル、行きっぷりの良いモズメイメイ等、錚々たるメンバーが揃った。
ブレイクホースレーシングは、いつもの馬連5頭BOXで推奨してきたのだが、上記3頭の中で唯一買い目から切ったモズメイメイが1着となった。

2,1,3,6,5番人気と選んで、上位人気の中で唯一切った4番人気のモズメイメイが1着となるとは、運の無さに呆れてしまう
このレースの買い目を監修した予想担当のツキの無さに感心する。
こんな予想担当が有料情報も監修しているとしたら皆さんはどう思うだろう?

そもそも、この時期の3歳馬にはまだそれほどの能力個体差は無く、日頃の練習の成果や騎手の技量が成績に現れ易い。
3歳限定戦が無くなった後、夏を超える頃になると馬自身の能力差がハッキリしてくる。

この上位人気6頭の騎手メンバーにおいて、武豊を差し置いて角田和や団野騎手を選択するとは如何なものか?
しかも、前走唯一の桜花賞組であり(この時点でワンランク上だ)、京都内回り1200m戦で行きっぷりが良く鞍上が武豊騎手であれば、切る理由など見つからないはず

そのあたりを踏まえた上で、買い目の予想をしてもらいたいものである。

ブレイクホースレーシングのことを優良と評価している検証サイトがあるが、改めてこのような検証サイトと、競馬検証.com検証結果を見比べてもらいたい



2023/05/28

モーカルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

モーカル無料予想(無料情報)も、1ヶ月に及ぶ長期検証を行った。
検証結果は的中率30%の、回収率8%といった、
お世辞にも「まぁまぁ」とも言えない結果となった。

そんなモーカルだが、以下日曜「東京8R 青嵐賞」を検証するのだが、久々に「こりゃあ酷い」と思った買い目であった。

モーカルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ モーカルの無料予想(2023/05/28)

このレースは、メインのダービーと同じ距離で行われるレースであり、昔からこのレースを見てからダービーの馬券を買うというファンも多い。

レース前のオッズでは外枠の2頭に人気が集中しており、1番人気の◎9エイカイマッケンロに2番人気の〇11エクランドールという、面白くもない選択であった。

まあ▲以下の相手には、6番人気▲1ネイチャーシップ、9番人気△5ダノンターキッシュ、10番人気の穴7ホウオウユニコーン等が選ばれてはいたが、明らかにワイドの高配当を狙った適当なチョイスであることは明らかである。

レース結果は、1着には外枠でも1番人気との同枠である8ドリームインパクト(7人気)、2着には武豊を擁する6キャルレイ(3人気)、そして3着は3エクセレントタイム(4人気)が入り、モーカルが予想した5頭は1頭も馬券圏内に入らないという不測の事態となった。
いや、予想通りの事態というべきであろう。

モーカルが提供したレース

1番人気馬が飛んだ時に同枠が馬券になるなんてことは日常茶飯事だし、10頭前後の少頭数で武豊が騎乗する有力馬を切るなんてことは、ご法度だろ
武豊は下位人気だと馬券圏内には殆ど来ないが、上位人気となると尋常ではない力を発揮する。

実際にGI戦に限ったデータだと、1〜4番人気では1着は90勝あるが、5番人気以下だと0勝という記録がある。
そんなの「常識」なのだが、そんなことも知らないのだろうか。

それにしても、11頭中5頭(1,2人気在中)出して1頭も馬券圏内(3頭)に絡まないとは、どれほどの確率だろうか?
以前のモーカルなら、ここまでの醜態を晒すことはなかったと思うが、あまりに酷すぎてレースを間違えたのかとさえ思った。