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今度こそデムーロ救済となるか?
まわりの不興を買うデムーロ
かつては「神」扱いされていたデムーロも、ルメールと共闘しJRAの通年免許を取得して以来落ち目が続いている。
だがそれは決してデムーロの腕が落ちぶれたわけでは無いし、2人に極端な実力差は感じられるわけでもない。ルメールがある意味営業上手なのだ。
対してデムーロは、自分の思い通りにならないと感情をあらわにして、まわりの不興を買う。…ある意味デムーロのこのどツボにはまるパターンもなかなかのもので、学習能力が著しく低い。
こんな流れが数年も続き、加えてD.レーンやC.スミヨン、O.マーフィーら、若手の登場でデムーロの乗る馬の質は下がる一方となっている。
挙げ句の果てには今年の凱旋門賞を実弟のC.デムーロに勝たれては「腐るな」というほうが無理だろう。今年は国内の外国人騎手が希少!
本来なら今の時期は海外の実力派ジョッキー達が短期免許でこぞって来日している頃なのだが、今年はコロナの影響で来日に難色を示す騎手が続出している。
そのためなんと、現実として年内はルメールとデムーロしか外人騎手は存在しないという状況になっている。チャンス到来でも、デムーロは不運を招く
本来ならデムーロにとって好機のハズなのに、やることなすこと滑りまくりだ。
先日の菊花賞では連続で手綱を取ってきたアリストテレスに騎乗するチャンスはあったのだが、アリストテレスが4/6の抽選対象であったため、確実に出走できるマンオブスピリットを選択するも11着。
ルメールは騎乗馬がいなかったため「抽選対象でもいいか」と、ばかりにアリストテレスを選択して2着ならデムーロの引きの悪さは目も当てられない状況と言える。「サリオス」が空いている
ノーザンファーム勢はスプリンターズSをグランアレグリアで勝ち、天皇賞(秋)をアーモンドアイで制したが、ともに鞍上はルメールだった。
ノーザンファームの一番馬は必然的にルメールに回るため、ノーザンの勢いが増せばそのままルメールの勢いも増すという図式となっている。
だが今年のマイルCSでは「抜けた馬」がいない状態だ。
ルメールはノーザンファームとの関係もさることながら、関東の藤沢厩舎とも強固な信頼関係を築いているため、マイルCSは今年の安田記念、スプリンターズS勝ちのグランアレグリアに騎乗することとなったが、マイル今年のCSはかなりの混戦だ。
昨年の覇者インディチャンプは福永、デムーロのかつてのお手馬アドマイヤマーズは川田に奪われてしまったが、この状況で鞍上がポッカリ空いたのが今年の皐月賞と、ダービーを連続2着したサリオス。今度こそデムーロ救済か
そう。
ここにきてようやくコロナの風(?)がデムーロ救済に吹き始めている気配があるのだ。
「サリオス」を管理する堀厩舎は様々なところで「変人」と呼ばれているが堀厩舎にとってはデムーロはかつてドゥラメンテを二冠に導いた「恩人」と言える。
サリオスは秋緒戦の毎日王冠でいきなりの古馬相手に完勝し、ここまでのキャリア6戦でコントレイル以外には負けていない最強の3歳馬なのである。
さらには今年の春にはダービーでなくNHKマイルC参戦も囁かれた程の馬でマイル適性はかなり高い。
人気の面でもおそらくグランアレグリアと一番人気を争いそうだ。
デムーロにとっては絶好の好機なのだ。
ただ、このチャンスをモノにできなければ…かなりヤバそうだ。
最終更新日:2022年07月03日に更新しました。
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